蓼科山
2019年1月27日(日)
ルート:女神茶屋登山口〜幸徳平〜▲蓼科山 ⇔ピストン
蓼科山は今回で19回目。
前回は同じルートを昨年12月16日に登っています。
一般的には多いほうでしょうが、100回以上登っている人もいますし、
男体山なんか1,200回以上登っている田名綱忠吉さんみたいな人もいますし、
そういう意味ではヒヨコ中のヒヨコレベルで自慢できるほどではありません。
さて、来週の2月2日〜3日に甲府に一泊で、
信州の山友軽井沢の山ボーイtatsuyaさんとTさんのお二人と、
宴会を兼ねた山梨遠征の予定があります。
というか筆者の場合は山梨県民ですから遠征というほどでもありませんが、
その打ち合わせをMessengerで昨日していました。
で、tatsuyaさんからそういえば明日はどこか山登ります?
みたいな質問があったので、蓼科山に登る予定ですよと伝えたら、
実はボクも明日蓼科山登ろうと思っていたんです!
せっかくですからぜひご一緒にということで、ご一緒することに。
女神茶屋の駐車場で待ち合わせをしました。
比較的混雑することの多い人気の駐車場ですが、
無事に並んで駐車することができました。
で、どうもどうもと挨拶をしたらtatsuyaさん、
「実はやらかしちゃいまして…」と。
なんと、ザックを忘れてきてしまったとのこと!
えっ、登山をするのにザック忘れてきたらジ・エンドじゃね?
と思ったのですが、登山靴もアイゼンもストックもピッケルも、
グローブも雨具も全部持っていると。
これらは先に車に積んであって、
ザックには、行動食と小物、あとはバーナーとコッフェル程度で、
主要装備は手元にあるので登りますということで。
カモシカスポーツの会員になるともらえる
簡易のアタックバック(見せると5%割引になる)が車に積んであったので、
これで登ることになりました。
それがこちら。
残念なことに、蓼科山山域では割引になるところはありません。
それから、せっかく買ってきた「鍋焼きうどん」も、
バーナーとコッフェルが無いのでお預けとなってしまいました。
それがこちら。
鍋焼きうどんといえば、竜ヶ岳にご一緒した時に起きた
「鍋焼きうどん事件」が今でも笑い話として語り草になっています。
さて、本日は最近巷で人気の「テムレス」を初めて実践投入してみました。
詳しいレポートはこちらをどうそ。
そうそう、みんなが「女神茶屋」と呼んでいるここですが、
「女乃神茶屋」が正式な名称です。
さて、参りましょう。
昨日一昨日と雪が降ったこともあり、
適度に雪が積もっていながら絶好の天気。
まさに、冬山日和となりました。
美しいですね。もうすでに来たかいがあったと皆で喜んでいます。
そういえば今シーズンで初めて、雪山らしい雪山に登りました。
今シーズンはとにかく、雪が少なかったですからね。
唐松に纏う雪、そして蓼科ブルーの青空。
最高ですね。
見上げればクリスタル。
雪山に登ったことがない人は、人生を損しているかもしれませんよ。
いやぁ、それにしても今日はアタリでしたねぇ、なんて話をしながら。
振り返っても眺望バッチリ。
縁起のいい名前の幸徳平に到着。
振り返ればヤツ。
八ヶ岳のことを「ヤツ」と呼ぶのは登山者であれば常識ですが、
登山に縁の無い人が聴くと「奴」みたいでウケるらしいです。
急登ではアイゼンもなかなか効きません。
時々滑りながらもハの字で登っていきます。
それにしても今日、このエリアを選択したのは正解でした。
まさに絶好の雪山日和。
雪のエビフライも美しくて美味しそう。
大人数のパーティも登っており、なかなかの人気ぶりです。
森林限界を抜けると、風が強まってきます。
そして振り返った景色は、もはや神々しさすら感じます。
おなじみ、蓼科山頂ヒュッテが見えてきました。
ランチを食べるのにお借りすることのあるデッキも、
今日は雪で埋もれています。
大パーティと一緒に、山頂に到着しました。
tatsuyaさんと一緒に、敬礼っ!
さて、蓼科神社の奥宮に参拝に行きましょう。
トレースが無いので、今日はまだ誰も行っていないようです。
せっかく蓼科山に登ったのですから、参拝しないと勿体ないですよ。
雪のつき具合を見ると、やはり今年は少ないですね。
脱帽、そして柏手を打つために素手になります。
なかなかキツイ、ある意味荒行ですね(笑
せっかくなので、北アルプスも鑑賞しに行きましょう。
ヤッホーッ!
まさに雪の壁といった面持ちです。
八ヶ岳も美しいですね。
さて、気温がマイナス10℃近く、風も強いのでそろそろ退散しましょう。
昼を回った下りの時間でも、まだまだ眺望は健在でした。
今日は最後まで、樹林帯も美しく我々を楽しませてくれました。
いやぁ、来てよかった(・∀・)
おつかれさまでした!