八ヶ岳南麓在住。里山好きのおじさんのブログでありんす。

【登山メモ】兜山

ずいぶんと前に登った兜山。久々に訪れたら、登山口までの道迷いという罠にはまってしまいました。

兜山
2021年11月13日(土)
ルート:兜山登山口駐車場→岩場コース入口→▲兜山→山腹コース入口→兜山登山口駐車場

兜山
(C)ヤマプラ by 山と高原地図

みなさま、ご機嫌いかがお過ごしでいらっしゃいますか。

ここ最近は里山一本槍で、里山おじさんと化しています。

ということで、ずいぶんと以前に登った山梨の里山「兜山」に、

久々に登ることにしました。

前回登ったのは2017年1月ですから、もう4年10ヶ月も前。

今日は前回の守屋山に参加した山梨組の3人のうちの1人が参加。

現地で待ち合わせることにしました。

ここから与太話になりますが、ちょうど車を車検に出してまして、

今日は代車でやってきたんです。

代車にはカーナビが付いてなかったので、

Googleマップカーナビ代わりに現地へと向かいました。

普段はGoogleマップをカーナビ代わりに使うことはないので、

過去に痛い目を見たことをうっかり忘れていたのです。

というものGoogleマップのカーナビ機能は、マップ上で、

デジタル的に計算された最短ルートを通ろうとするので、

え、車通れるの?という道を案内されることも少なくなく、

車を傷つけてしまったり、人に接触してしまったり、

あるいは谷底に落ちてしまったりなどなど、

無茶なルートを案内されて冷や汗以上のものをかいた、

という報告はSNSを検索すれば山と出てきます。

多分に漏れず、Google先生の言う通りに進んでいくと、

なんと、登山道を車で進む羽目に陥り、

弊車ジムニーなら余裕なところ代車のコルトだと軽くヤバい、

という状況にまで貶められてしまいました。

まぁGoogleマップは元々カーナビとして設計されたわけではなく、

さらには2019年3月には「ゼンリン」との契約が切れてしまったので、

地図の精度が明らかに落ちてしまったことも大きな要因でしょう。

そんなこんなで大変な目にあってしまったわけですが、

今どきですから、スマホのカーナビを使っている方もいるかと思います。

そこで、「スマホのカーナビを使って兜山を目指す方」に、

同じ轍を踏まない方法をお伝えします。

まず、「春日居ゴルフ倶楽部」を目的地に設定してください。

そして、目的地に向かっていく途中、

ゴルフ場手前に「兜山登山口」の道標が設置された分岐がありますので(写真参照)、

ここを右に入って進むと、兜山登山口駐車場に到達することができます。

兜山にスマホのカーナビでたどり着く方法
兜山
(この「兜山登山口 60分」道標の分岐を右に進んでください)

兜山登山口ゲート

しばらく進むと害獣除けのゲートがあるので、ここを開けてさらに車で進むと登山口です。

兜山

さてさて、約束の時間から遅れること27分、ようやく兜山登山口駐車場に到着。

駐車場は満車だったので、脇道に駐車。

兜山

気を取り直して、参りましょうか。

今回の山梨組の参加者は、ジョーズのザックのNZさんです。

兜山

沢沿いのなだらかな道を進みます。

落葉は進んでいますが、まだ葉は残っています。

兜山

山っていいですよね。

気分転換にもってこいですし、

歩くことで身体の歪みが正されバランスが整いますし、

自然の氣を摂り入れることで松果体の浄化もできます。

兜山

あら、のっけからなかなかハードな道ですね。

と思ったらルートから外れていました。

兜山

アルプス系の大きな山塊の重低音の効いた波動も素敵ですが、

ここ最近は、里山のワルツのようなのどかな波動が肌に合います。

兜山

前回訪れたときに比べて、道が荒れていてテクニカルになっています。

ここ数年の台風で、道が荒れたり、あるいは崩落してしまったりして、

ルートや様相の変わってしまった山が多いですね。

近場では瑞牆山、御座山、茂来山などは、ルート自体が変わってしまいました。

そしてこの岩場を登った先に、見事な富士山が姿を現しました。

兜山からの絶景富士山

笛吹の街が雲海で霞んでいて、幻想的で絵になる富士山です。

このあと、山頂から足を伸ばした展望台よりも、こちらのほうが眺望が良いです。

兜山

なだらかな稜線を進んでいくと、カエデが陽光を浴びて黄金色に輝いていました。

兜山

を、山頂が見えましたよ。そうそう、こじんまりとした山頂でした。

兜山

兜山山頂にて、敬礼っ!

せっかくなので、展望台まで足を伸ばしましょうか。

兜山

けっこう人が多くいますね。

ただ、眺めでいうと岩場コースの途中のほうがいいですよ。

ということで、そそくさと戻ります。

兜山

下りのルートは、山腹コースから周遊します。

兜山

いやー、のどかでいいですなぁ。

兜山

山腹コースの下のほうは植林地帯です。

植林地を歩いていると、東京在住時によく歩いた奥武蔵エリアを思い出します。

やっぱり、自然のままの雑木林が一番です。

兜山

林道を歓談しながら歩きます。林道には歓談が似合います。

兜山

ゲートに到着。ひとまずおつかれさまでした!

で、このあとは温泉に向かいますよ。

ひと山登ってひとっ風呂、最高ですよね。

今日は、恥ずかしながら(別に恥ずかしくはないか)、

はじめての「ほったらかし温泉」に行きます。

ほったらかし温泉

やってきました、ほったらかし温泉

腹が減っては温泉に入れぬ、ということでまずは腹ごしらえ。

ほったらかし温泉 伝説のカレー

気まぐれやの「伝説のカレー」をいただきますよ。

ビジュアル的には「鶏」がいいですね。

伝説のカレー(鶏)

こちらが「伝説のカレー(鶏)」でございます。

ホロホロに煮込まれた骨付きモモが丸1本のっています。

ルーは香辛味豊かでスパイシー、バジルソースがいい仕事をしていて、

とても美味しかったです。

温泉は「あっちの湯」「こっちの湯」と2つありましたが、

新湯の「あっちの湯」のほうを選びました。

眼前に富士山を望む景色は最高にいいですね。

特に都内からやって来た人たちにとっては、

非日常感を感じる場と癒やしの湯にご満足いただけるかと思います。

泉質は、まぁ普通です(笑)

さて、昔登った里山に、久々に登ると楽しいことを最近発見したので、

自分のブログを振り返って、また懐かしい里山に足を運びたいと思います。

あ、そういえば麦草峠が今週の木曜日から冬季通行止めになるので、

水曜日、天気がよかったら北八ヶ岳を歩こうかしら。

それではまた(◕ᴗ◕✿)♪