八ヶ岳南麓在住。里山好きのおじさんのブログでありんす。

【登山メモ】白山

前々から登ってみたいと思っていた日本三霊山白山。ようやく登ってきましたよ。

白山(石川県・岐阜県)
2014年10月12日(日)〜13日(月祝)
ルート:
一日目:別当出合〜(観光新道)〜室堂
二日目:室堂〜▲白山山頂(御前峰)〜室堂〜(砂防新道)〜別当出合

前々から登ってみたいと思っていた日本三霊山白山。
東京から行こうと思うとなかなか便が悪く二の足を踏んでいましたが、
連休を利用して登ってまいりました。

白山

レンタカーを運転して、市ノ瀬ビジターセンターにやってまいりました。
さすがに混雑しています。この連休を最後に室堂の山小屋は小屋じまいをするのです。

白山

そんなことを思い浮かべている間にバスが出発してしまい、
結局、一ノ瀬で30分待ちぼうけを喰らいました。

白山

別当出合まではバスで10分程度です。

白山

こちらが登山口。ウキウキしますね。

白山

鳥居をくぐって白山に入山です。

白山

観光新道砂防新道のルートがあります。
砂防新道は階段が多いという事前情報があったので、
観光新道へ歩を進めました。

白山

登り始めですが、もうお昼です。

白山

麓がすでに紅葉の終わりのタイミングですね。

白山

それでも、森は美しい。とてもよい森です。

白山

腹が減っては登山ができぬ。
ということでバナナターイム!

数年間出番のなかったバナナですが、最近また見なおしています。

白山

白山

一部ですが、道が整備されています。

白山

綺麗な稜線です。歩いていて楽しいです。

白山

ちょうど中間地点へ到達しました。

白山

ああ、なんという岩でしたっけ。思い出せないけどステキな景色です。

白山

殿ヶ池避難小屋まであと100m。

白山

あらっ。ちょうど建て替え中でした。

白山

工事のひとたちの休憩所兼仮説避難小屋。

白山

発泡スチロールの座布団が、意外にも座り心地がよいものでした。

白山

もう2/3まできましたよ。思っていたより距離短いですね。

白山

振り返ると神々しい景色。

白山

楽しい道がずっと続くイメージです。いい山ですね、白山。

白山

振り返ると神々しい景色。

白山

砂防新道との合流点に着きました。

白山

ここには、黒ボコ岩という岩があるんですよ。

白山

黒ボコ岩の上で敬礼っ!

白山

黒ボコ岩の上から見た砂防新道。噂通り石の階段が延々と続いています。

白山

そして年甲斐もなくジャンプっ!

白山

ジャンプのあとは、しっとりと室堂へ向かいます。

白山

御嶽山。かなりの高さの噴煙が上がっています。

白山

室堂が近づくと、絵になる木道が現れます。

白山

白山

このあたりになると、高山らしくハイマツが幅を利かせています。

白山

室堂センター到着! ずいぶんと立派ですよ。

そして実は私ども、「白山雷鳥荘」の予約を取っておりました。
全室個室、6部屋のみの山小屋としてはとても贅沢なつくりになっています。

白山雷鳥荘

ご案内いただいた方に、他の人はまだ到着されてないのですか、と尋ねると、
6組22名の予約が入っていたのですが、5組20名が台風でキャンセルをされ、
本日はお客様2名で貸し切りです! ですって!

白山雷鳥荘のリビング

こちらはリビング。マッサージチェア完備。ここだけで充分です。

白山雷鳥荘のリビング

こちらは大型テレビ完備の休憩室。

そして個室は全部で6部屋。4.5畳と6畳が3室ずつです。

せっかくなので、部屋名をご紹介しましょう。
まずは四畳半の3部屋。

白山雷鳥荘「山鼬」

白山雷鳥荘「星鴉」

白山雷鳥荘「岩雲雀」

続いて6畳の3部屋。

白山雷鳥荘「熊鷹」

白山雷鳥荘「狗鷲」

白山雷鳥荘「氈鹿」

そしてこの味わい深い字を書いているのが、
書家の槻岡果加梨さん。一昨日来ていたそうですよ。

白山雷鳥荘 四畳半タイプ

こちらが四畳半のお部屋。

白山雷鳥荘 六畳タイプ

そしてこちらが六畳のお部屋。どちらも布団は羽布団です。

白山雷鳥荘

白山雷鳥荘の外観。これ、まるごと一棟を2人で借りることになりました。
ある意味、ラッキーでした。

白山雷鳥荘 シャワー室

なんと、シャワー室まで完備です。

白山雷鳥荘のシャワー室

こちらがシャワー室。ちなみにシャワーは3分半で500円です。

白山雷鳥荘 ウォシュレット

ウォシュレットもあります。

白山

しかもWi-Fiまで完備です。ある意味やりすぎですね。

そして今日、山頂を往復しようとも思ったのですが、
せっかく宿泊するので明日に回すことにしました。

白山室堂センター 食堂

こちらは食堂。今日の宿泊客は全部でたったの16名。
台風の影響で、百名以上がキャンセルをしたそうです。

白山の夕食

食事は登山者にうれしい高タンパク食。
これにご飯とお味噌汁、あと唐揚げがご自由にお取りくださいとなっていました。

そしてもちろん、ビールも忘れませんよ。
うれしい生ビール、1杯800円。美味しすぎて2杯飲んでしまいました。
いつもは1杯なんですよ。

─── 翌日。

午前中は持つと目論んていた天気ですが、
残念なことに朝から雨が降っていました。

朝ご飯を食べて、山頂経由お池巡りをしてから下ろうと思っていたのですが、
どうやら早めに下山したほうがよさそうです。

白山

ということで、起きたばかりですが朝食前に山頂を踏んでおきましょう。
鳥居をくぐります。正面の道は改修中で、ぐるりと巻き道を進みます。

白山

雨が降っていなければお池をめぐる予定でした。

白山

高天ヶ原。寝起きの身体に山登りは堪えます。

白山

高天ヶ原から見下ろす室堂。一瞬晴れてもすぐまた雲の中に隠れてしまいます。

白山

白山奥宮です。

白山奥宮

厳かな雰囲気の中、参拝します。

白山山頂で敬礼!

そして誰もいない白山山頂で敬礼っ!

白山

山頂からは、紺屋ヶ池と油ヶ池が見えています。
今日はお池めぐりはせずに戻りますよ。

白山

室堂センターに到着。
食堂には2人きり、最後の2人として朝食を摂ったら、出発です。

白山

雨は足場が悪くなるので、ルートも考慮しなくてはいけません。

白山

昨日登ってきたのは観光新道ですが、今日は風も強く足場も悪いので、
砂防新道から下ることにしました。

白山

石段の階段がつづら折りに続きます。
ピッチが悪くないので、思っていたよりは歩きにくくないですね。

白山延命水

白山延命水。
箱根大涌谷の黒たまごも結構食べているので、
ずいぶんと寿命が延びたことでしょう。

白山

雨はそれほどではありませんが、何しろ台風の影響で風が強いです。

白山

こちらは甚之介避難小屋。比較的新しいようです。

白山

昨日の殿ヶ池避難小屋も建て替えていましたし、白山は整備が行き届いていますね。

白山

おっとっと。風にあおられます。

白山 中飯場

こちらは中飯場。トイレと水場が完備されています。

白山

途中、下りと登り、一方通行になっています。多くの人々が行き交うのでしょう。

白山

こちらで合流します。登山口はもうすぐそこですよ。

白山

けっこうな吊り橋がかけられています。砂防新道の目印ですね。

白山

登山口到着! おつかれさまでした!

白山

と思ったらバスが発車直前!
山にきてまで駆け込み乗車になるとは思いませんでしたが無事出発。

白山

駐車場はもぬけの殻、みなさん昨日帰ったようです。

白山は早朝登り始めれば充分日帰りが可能なので、
前日入りして朝発というのもアリですね。また登りにきたいと思います。

 

■参考タイム(※食事休憩のぞく)
【一日目】3時間28分
別当出合 →(観光新道) →(3時間28分)→ 室堂
【二日目】3時間12分
室堂 →(36分)→ ▲白山山頂(御前峰) →(22分)→ 室堂 →(砂防新道) →(2時間14分)→ 別当出合
【トータル】6時間40分