御陵山
2024年11月30日(土)
ルート:馬越峠 ~ ▲御陵山 ⇔ピストン
さて、今日はどこの山に登りましょうか。
例年、麦草峠の通行止め前に北八ヶ岳に登りにいくのですが、今年はタイミングが合わず。
ということで、もうひとつ通行止め間近の「馬越峠(まごいとうげ)」に向かいます。
11月9日にもここ馬越峠に訪れており、天狗山・男山に登りました。
ですから今日は、反対側の御陵山(おみはかやま)に登りましょうよ。
御陵(ごりょう)といえば皇室の墓ですが、皇室と縁(ゆかり)があるのでしょうか。
8時よりも前に、馬越峠に到着。一番手でしたが、すぐにもう1台、出発するタイミングでもう1台駐車しました。
馬越峠のある川上村~南相木村の林道は、12月4日から冬期通行止めになるんです。
つまり、今週は最後の終末じゃなくて週末なんですね。
霧氷が見られるかなと淡い期待を抱いてきたのですが、霧氷の霧の字もありませんでした(笑)
7年前に男山に登った時には、本当にきれいな霧氷が見られたのですが、
当時と比べても、最近の冬は暖かいですものね。
さて、御陵山の取り付きですが、いきなりの急登です。
天狗山もいきなり急登ですが、こちらの御陵山も負けず劣らず。
落葉が積もっていて、すべること請け合いです。
稜線に出てしまえば、あとは比較的緩やか。のんびりと歩くことができます。
ちょっとした岩場もあります。こういうのがあると、楽しめますよね。
すっかり落葉していますが、それでも表情豊かな御陵山。
前回はちょうど1年前に登りに来ましたが、山の氣がすっかり変わっていました。
当時は人があまり入らない山特有の、ちょっと気難しそうな山神様的な氣があったんです。
でも今日は、すっかりあっけらかんとした、清々しい氣。
地球全体の波動が上昇しているんでしょうね、きっと。
それにしても今日は、思っていたほど寒くないです。
明日から12月ですが、現在の気温は4℃。道路の凍結もありませんでした。
実は御陵山、シャクナゲがかなり群生しているんです。
天狗山・男山にもシャクナゲがありますが、比較にならないくらい多いんですよ。
隠れた石楠花名山なので、シャクナゲの季節に訪れよう、と心に誓ってから、
早5年が経過してしまいました(笑)
巨大な鉄塔の脇を抜けていきます。
新しいエネルギー技術が公開されれば、無用の長物となることでしょう。
少し風が上がってきましたが、冬晴れに清々しい空気の登山日和。
あら、もう山頂についてしまいました。もう少し、長いとうれしいかも。
御陵山山頂にて、敬礼っ!
小祠はすっかり廃れてしまっています。南相木村は財政に余裕があるので、再建したらどうかしら。
山岳信仰として17世紀後半より雨乞いの神事が挙行されたとのこと。
発見された「薙鎌」「剣型」「刀型」などの鉄製品は833点余と、
長い年月にわたってこの行がとり行われてきたことを伺わせると。
そんな歴史ある山岳信仰の山なわけですから、せめて小祠は再建してあげてください(笑)
御陵山から見た天狗山。奥には小さく男山。
天狗山は岩岩しい山ですが、こちらがわから見ると、優しい表情が見て取れます。
さて、小祠にご挨拶もしたので、そろそろ下るとしましょう。
巨大な鉄塔の脇を抜けていきます。
新しいエネルギー技術が公開されれば、無用の長物となることでしょう。
それにしても明日から師走ですよ。山の様子からはまるで実感が湧きません。
落ち葉の上の急下り、いつすっ転んでもおかしくないですって。
なんとか無事、登山口にたどり着きましたよ。とりあずおつかれさまです!
歩き足りない人は、天狗山とセットで登れば満足できると思います。
この後は、馬越峠に来たのであればお馴染みの日帰り温泉「滝見の湯」に立ち寄ります。
釣りキチ三平が出迎えてくれます。作者の矢口高雄先生と何か縁があるのかしら。
そしてランチなんですが、定食、蕎麦、丼もの、カツカレーなど過去に色々食べていますが、
唯一手を出していないジャンルが、「ラーメン」なんです。
ラーメンってやっぱり専門店じゃないと、残念なケースが多いじゃないですか。
しかしながら、もしアタリだったらこれはめっけもん。
ということで今日は果敢に豚骨醤油ラーメンをチョイスしました。
ジャン!
まぁ、それなりにはおいしかったですが、やっぱり餅は餅屋、ラーメンはラーメン屋ですね(笑)
次回は天丼か、カツカレーか、ソースカツ丼か、いずれにしてもご飯物をたのむとしましょう。
それではまた!(๑•̀ㅂ•́)و✧