高登谷山
2022年11月27日(日)
ルート:高登谷山登山口→▲高登谷山山頂→▲南峰→天狗岩→高登谷山登山口
登山をするのに一番気を使いたくないのが、駐車場の心配です。
人気の八ヶ岳エリアですと、シーズン中の週末ともなれば、
駐車場に停められない車が路肩に延々連なるなんて光景も、珍しくないわけでして。
となると、やっぱりマイナーな山がいい。
私の座右の銘が「鳴かず飛ばず」なので、マイナー好みなんです。
ということで、とてもマイナーな山「高登谷山(たかとやさん)」にやってまいりました。
日曜日なのに先行車はゼロ。写真の軽バンはうちのアトレーワゴンです。
日常使いには軽バンが最高に便利ですね。4人の人間と荷物をタップリ積めます。
後部座席を畳めば、コンパネが積めます。
しかも取り回しは軽なので抜群にいいです。
田舎は、軽専門の駐車スペースも少なくないので、色んな意味で軽バンはマストですね。
ただし、田舎で乗るには4WDが必須です。なぜなら軽バンの2WDはFRで後輪駆動になるため、
冬場で積雪や凍結があると、スタッドレスを履いてもまともに走れません。
あとはターボ。車重が重いので、ターボでなければまともに走りません。
つまり、四駆でターボの軽バンが寒冷地の田舎では最高です。
そんな話をしながら別荘地を10分ほど歩くと、登山口です。
さっそく、登ってまいりましょうか。
それにしても、「高登谷山」って面白い名前ですよね。
高く登る谷の山です。山は凸、谷は凹ですから、高く登る谷とはいかに。
ま、でも深く考えずに登りましょうか。
葉はすっかりと落ちきっていて、冬の様相です。
ちなみに前回、2ヶ月前に登った時は、まだ緑が豊富でした。
↑こちらが9月26日に登った時の登山口の様子です。
ちょうど紅葉の時期を逃してしまったようです。
まぁ、紅葉のベストの時期は非常に短いので、狙いを定めないとダメですね。
そうこうしているうちに、山頂が見えました。
駐車場から山頂まで、ちょうど1時間。お手軽ですね。
高登谷山山頂にて、敬礼っ!
八ヶ岳も雪化粧。今日は眺望最高ですね!
さて、南峰へと向かいましょうか。標高的には、南峰のほうが高いのです。
おっと、富士山に瑞牆山、そして金峰山が美しい。
まもなく、南峰に到着ですよ。
南峰に到着です。
それにしてもこの高登谷山、以前は陰陽でいうと「陰」の山だったんですよ。
なもんで、2018年に登ったっきり、ずいぶんと登っていなかったのです。
ところが久々に2011年の11月、3年半ぶりに登ったところ、
なんと「陽」の山に転換していたんですね。
ここからは完全に妄想の世界なので、読み飛ばしていただければ幸いですが、
高登谷山の神様は、いわゆる山頂に奥宮や祠が祀られているような、
山岳信仰の山とは違って、昔ながらの地着きの神様の氣を感じます。
ところが、何らかの理由でこの神様が封印されていたのです。
この封印が、高登谷山に登らなかった3年半の間のどこかで解かれた、
そんな気がするんですね。
麓の高登谷高原別荘地も、当時感じた陰氣は感じず陽の氣を称えていました。
そんな妄想話を話しながらブランチ。おなじみのホットサンドです。
黒っぽいのは焦げているのではなく、五穀食パンで元々黒いんですよ。
そういえば気がつけば11月も末ですが、今年1度もカップ麺食ってないことに気付きました。
こりゃいかん(笑)
いや、無理に食べるべきものでは無いのですが、やっぱり年に一度は山頂カップ麺、
やっておかないといけませんよね。
ということで、次回はカップ麺を持参したいと思いました。
山頂ブランチを終えて、下るとしましょう。
我々、登りは好きなのですが、下りは苦手なんですよ。
登りと下りのタイムがさほど変わらないという下り下手です。
ちょっとした岩場もあって、楽しめるルートです。
「高登谷高原野外ステージ」とあります。
このステージで、いったいどんなイベントが開催されていたのでしょうか。
落ち葉が積もりに積もって、もはやルートが分かりません。
別荘地まで下りてきました。
右手は別荘地には珍しい、瓦屋根の日本家屋。
白ひげの渋いオジサマが、割る前の極太の薪を運んでいました。
いつまでも健康でいたいものです。
駐車場に戻ってきました。
本日、高登谷山に登ったのは我々のみだったようです。
こういうマイナーな山、いいですね。
そういえば、幾度となく前は通っているものの、一度も立ち寄ったことのなかった野辺山駅。
初めて、立ち寄ってみました。
JRの普通鉄道の駅としては日本一高い地点に位置する、最高峰の駅です。
ちなみにJRの高所駅ベスト5はすべて、このJR小海線に集結しています。
まぁ、鉄道ファンでない限りは、これといって見どころはありません(笑)
帰りに地元の直売所に立ち寄りました。
八ヶ岳南麓で育まれた、自然栽培(無農薬・無施肥)のイセヒカリの玄米を入手。
うちは家では玄米100%なので、無農薬は最低条件、可能な限り自然栽培のものを購入します。
今回購入した自然栽培のイセヒカリは900円/Kgとリーズナブル。
もちろん、慣行栽培米に比べればかなりお高いですが、
キロ1,000円超が当たり前の自然栽培米ですから、いい買い物ができました。
それではまた!(人 •͈ᴗ•͈)♪