いわゆる中華(メーカー)製の格安ワイヤレスマイク。
国産ものでもMADE IN CHINAは当たり前ですが、
ハンドリング by JAPANの品質と比較すると不安の残るところ。
果たして買って失敗しないのかと心配な諸兄も多いことでしょう。
ということで中華製の格安ワイヤレスマイクである、
「AlvoxconのUHFワイヤレスマイク」を買ってみました。
まずは、こちらのレビュー動画をどうぞご覧ください。
結論から言えば「買い」なわけですが、
動画では触れられなかった点についていくつか。
たまにセミナーの撮影とか頼まれるんですけど、
そんな時はワイヤレスマイクはレンタルするんです。
こんなんですね。
こちらはSONY UWP-D21ですが、実売価格6万5千円ほどです。
レンタルすると3,000円/dayです。
これは免許のいらない、800MhzのいわゆるUHFのB帯なんですが、
これと同じUHFのB帯を使っているのが、
このAlvoxconのUHFワイヤレスマイクシステムなんですね。
2.4Ghzのものと比べて電波干渉の心配が少ないこと、
また電波の回折性も高いので音声が途切れる心配も少ないんです。
中華製のワイヤレスマイクの多くは、送信機とマイクが一体型になっています。
配線の手間が省ける一方、マイクのキャラクターが好みでない場合、
どうしようもないのが実情です。
ところがこの「AlvoxconのUHFワイヤレスマイク」なんですが、
マイクと送信機が別々になっていて、
送信機にはプラグインパワー対応の3.5mmミニジャックがついています。
つまり同梱のマイク以外にも、手持ちのピンマイクや、
あるいはハンドマイクなども接続できるんですね。
モノラルなので、ステレオマイクなどはモノラルに変換されますが、
音声収録の目的であれば、ステレオで収録することは少ないでしょう。
送信機1個に対して受信機が2個のセットがあるんです。
これを使うと、例えばセミナーや講演会といったシーンで、
1台はカメラの音声入力に接続、
もう1台を会場のPA卓に接続することで、
ワイヤレス拡声マイク兼カメラマイクとして使えます。
長時間使用に対する信頼性がどこまであるのか、
実際の利用における検証はこれからになりますが、
本気(まじ)で使えるとなると、これはもう手放せませんね。
キャパ70名ほどのセミナールームで、実質録画時間2時間半の撮影に使用しました。
途中での音切れもなく、バッテリーも最後まで持ってくれたので、
実践的な利用にもバッチリです(*´ω`*)