八ヶ岳南麓在住。里山好きのおじさんのブログでありんす。

【登山メモ】編笠山

久々の編笠山。前回登ったのが2019年の10月ですから、2021年は登らなかったんですね。およそ2年ぶりとなります。

編笠山
2022年9月11日(土)
ルート:観音平→雲海展望台→押手川→▲編笠山→青年小屋→押手川→雲海→展望台→観音平

編笠山
(C)ヤマプラ by 山と高原地図

今日(きょう)は、信州山友Tさんと、山梨女子3名、自分と相方の、
計6名のパーティで「編笠山」に登ります。

観音平の駐車場で待ち合わせをしたのですが、
超満車で路肩に溢れた車が富士見平付近まで続くという混雑ぶり。

数年前とくらべても、登山に限らずアウトドア人口がずいぶんと増えた印象があります。
キャンプ場の予約とかも、全然とれなくてプラチナチケット状態だったり。

こんな時代ですから、自然を求める人が増えているのでしょう。

ということで、我々とTさんは富士見平近辺に注射じゃなくて駐車して、
観音平を目指します。

編笠山

確かに八ヶ岳はどこも人気ではありますが、正直、ここまで混んでいるとは思いませんでした。

ちなみに前回は2019年10月に登っていますが、天候不順ということもあって、
観音平はごらんの有り様でしたよ。

2019年の編笠山

まぁ、ともあれ無事にみんなとランデブーできたので、出発しましょうか。

編笠山

それにしても特に今年は、ぜんぜん山に登っていなくて、

前回は7月16日に登った「中山・にゅう」、
その前は4月2日に登った「雪頭ヶ岳・鬼ヶ岳」と、

ほぼ毎週山に登っていた東京在住時とくらべて、
もう信じられないくらい登山から遠ざかっていまして。

身体は鈍りきって、まるで鉛着ているような状態です。

編笠山

思ったよりも気温も高く、相方は腰の調子がいまひとつ、

バテ要素が複数あるので、無理をせずのんびりと登りましょう。

編笠山

ピエロ岩はもちろん健在ですが、なぜか紙垂(しで)が張られていました。

編笠山

それにしても、暑いですね。もう、バテてきましたよ(笑)

編笠山

雲海に到着。汗を拭き、日陰を求めて移動します。

今回は、要所要所できちんと小休止を取りながら進みます。

編笠山

笹ヤブとカラマツの組み合わせは、八ヶ岳らしい植生です。

編笠山

もののけの森的な苔生した岩としっとりした空気感もまた、八ヶ岳のそれです。

編笠山

これからの季節、きのこが増えてきますね。雨上がりの杜は、きのこを楽しむには最適です。

編笠山

押手川に到着。ここでもしっかりと小休止。

ツルヤのトレイルミックスで補給タイム。
アーモンド、カシューナッツ、ピスタチオにクランベリーが入っています。

編笠山

さて、ひと息ついたところで、気分も新たに、山頂を目指しますよ。

編笠山

編笠山を登るのは久しぶりですが、いい山ですね。

編笠山

鉄梯子を登ります。瑞牆山でしたら、この先はすぐ山頂なのですが、

編笠山はそうはいきません。

編笠山

おなじみ、青年小屋の看板です。

「山頂まで、本当にホントにあとちょっと!」

とありますが、微妙に長かったりするんだよね、という前フリをしておくと、
思ったより短く感じることができるので、そうしています。

編笠山

山頂が近づくにつれて、岩のサイズが大きくなっていきます。

編笠山

振り返ると素晴らしい眺望。

今日は、富士山もやや雲がかりながらも、その姿を見せてくれています。

編笠山

お、山頂が見えましたよ。さすがに人が多いですね。

編笠山

編笠山山頂到着!

登頂時間は3時間10分でした。

日常的に山に登っていた頃の編笠山の平均タイムは2時間35分くらいだったので、

いやはや、過去の自分ってそんなに登れたの!と感心してしまいました(笑)

編笠山

編笠山山頂にて、敬礼っ!

編笠山

お昼にちょうどいい時間なので、山頂ランチ。

本日のランチはチーたま(チーズと卵)のホットサンドです。

編笠山

そういえば、前回はなかった「山梨百名山」の山頂標が設置されていました。

バックに富士山が見える位置に配置されているので、

昔からある山頂標より、こちらのほうが「映える」かもしれませんね。

編笠山

のんびりとランチも済ませたので、青年小屋にくだりましょうか。

編笠山

青年小屋までの道は、狭い上に岩が大きいので、歩きにくいです。

編笠山

青年小屋が見えました。眼前にはギボシと、雲に隠れた権現岳。

編笠山

青年小屋に下るまでの岩場は、普段岩を歩き慣れない人は苦労するようです。

天気がいいと、小屋周りの岩場の上に、多数の布団が干してあることがあります。

編笠山

青年小屋に到着。せっかくなので、何か飲み物でも買いましょうか。

編笠山

C.C.レモンを購入しました。ガッチリとは冷えていませんが、山上ではありがたい。

編笠山

せっかくなので、ブランコにも乗ってみました。

編笠山

さて、腰に根が張らないうちに出発しましょう。

編笠山

紫色と緑色の共演がかわいらしい。ムラサキ何とかキノコ。

編笠山

こちらのルートは水が出るので、特に雨上がりは注意が必要です。

編笠山

そういえば、ヒカリゴケを探すのを忘れていました。

編笠山

一時、雲がかって眺望が失われていましたが、いいタイミングで開けてくれました。

編笠山

押手川に到着。青年小屋ルートから下りたのは久しぶりです。

編笠山

そして雲海。ここの分岐を右に下ります。

編笠山

観音平と富士見平の分岐点。ここで、各々の駐車位置に近い方に分かれました。

編笠山

このルートは初めてでしたが、賑わう編笠山にしては、あまり踏まれていませんね。

編笠山

富士見平到着! おつかれさまでした!

余談ですが、膝が昔から弱いんですよ自分。

定期的に山に登っていると筋肉がつくので、筋肉が膝を守ってくれるんですが、
筋肉が落ちちゃうと膝をヤッちゃうんです。そして今日は膝をヤッちゃいました(笑)

そんな膝を癒やすためには、やはり温泉でしょう。

編笠山
※写真はオフィシャルサイトよりお借りしました

ということでパノラマの湯にやって参りました。

湯力はそれほどでもないのですが、眺望が良いので天気がよい日はおすすめです!

それではまた(人 •͈ᴗ•͈)