編笠山
2022年9月11日(土)
ルート:観音平→雲海展望台→押手川→▲編笠山→青年小屋→押手川→雲海→展望台→観音平
今日(きょう)は、信州山友Tさんと、山梨女子3名、自分と相方の、
計6名のパーティで「編笠山」に登ります。
観音平の駐車場で待ち合わせをしたのですが、
超満車で路肩に溢れた車が富士見平付近まで続くという混雑ぶり。
数年前とくらべても、登山に限らずアウトドア人口がずいぶんと増えた印象があります。
キャンプ場の予約とかも、全然とれなくてプラチナチケット状態だったり。
こんな時代ですから、自然を求める人が増えているのでしょう。
ということで、我々とTさんは富士見平近辺に注射じゃなくて駐車して、
観音平を目指します。
確かに八ヶ岳はどこも人気ではありますが、正直、ここまで混んでいるとは思いませんでした。
ちなみに前回は2019年10月に登っていますが、天候不順ということもあって、
観音平はごらんの有り様でしたよ。
まぁ、ともあれ無事にみんなとランデブーできたので、出発しましょうか。
それにしても特に今年は、ぜんぜん山に登っていなくて、
前回は7月16日に登った「中山・にゅう」、
その前は4月2日に登った「雪頭ヶ岳・鬼ヶ岳」と、
ほぼ毎週山に登っていた東京在住時とくらべて、
もう信じられないくらい登山から遠ざかっていまして。
身体は鈍りきって、まるで鉛着ているような状態です。
思ったよりも気温も高く、相方は腰の調子がいまひとつ、
バテ要素が複数あるので、無理をせずのんびりと登りましょう。
ピエロ岩はもちろん健在ですが、なぜか紙垂(しで)が張られていました。
それにしても、暑いですね。もう、バテてきましたよ(笑)
雲海に到着。汗を拭き、日陰を求めて移動します。
今回は、要所要所できちんと小休止を取りながら進みます。
笹ヤブとカラマツの組み合わせは、八ヶ岳らしい植生です。
もののけの森的な苔生した岩としっとりした空気感もまた、八ヶ岳のそれです。
これからの季節、きのこが増えてきますね。雨上がりの杜は、きのこを楽しむには最適です。
押手川に到着。ここでもしっかりと小休止。
ツルヤのトレイルミックスで補給タイム。
アーモンド、カシューナッツ、ピスタチオにクランベリーが入っています。
さて、ひと息ついたところで、気分も新たに、山頂を目指しますよ。
編笠山を登るのは久しぶりですが、いい山ですね。
鉄梯子を登ります。瑞牆山でしたら、この先はすぐ山頂なのですが、
編笠山はそうはいきません。
おなじみ、青年小屋の看板です。
「山頂まで、本当にホントにあとちょっと!」
とありますが、微妙に長かったりするんだよね、という前フリをしておくと、
思ったより短く感じることができるので、そうしています。
山頂が近づくにつれて、岩のサイズが大きくなっていきます。
振り返ると素晴らしい眺望。
今日は、富士山もやや雲がかりながらも、その姿を見せてくれています。
お、山頂が見えましたよ。さすがに人が多いですね。
編笠山山頂到着!
登頂時間は3時間10分でした。
日常的に山に登っていた頃の編笠山の平均タイムは2時間35分くらいだったので、
いやはや、過去の自分ってそんなに登れたの!と感心してしまいました(笑)
編笠山山頂にて、敬礼っ!
お昼にちょうどいい時間なので、山頂ランチ。
本日のランチはチーたま(チーズと卵)のホットサンドです。
そういえば、前回はなかった「山梨百名山」の山頂標が設置されていました。
バックに富士山が見える位置に配置されているので、
昔からある山頂標より、こちらのほうが「映える」かもしれませんね。
のんびりとランチも済ませたので、青年小屋にくだりましょうか。
青年小屋までの道は、狭い上に岩が大きいので、歩きにくいです。
青年小屋が見えました。眼前にはギボシと、雲に隠れた権現岳。
青年小屋に下るまでの岩場は、普段岩を歩き慣れない人は苦労するようです。
天気がいいと、小屋周りの岩場の上に、多数の布団が干してあることがあります。
青年小屋に到着。せっかくなので、何か飲み物でも買いましょうか。
C.C.レモンを購入しました。ガッチリとは冷えていませんが、山上ではありがたい。
せっかくなので、ブランコにも乗ってみました。
さて、腰に根が張らないうちに出発しましょう。
紫色と緑色の共演がかわいらしい。ムラサキ何とかキノコ。
こちらのルートは水が出るので、特に雨上がりは注意が必要です。
そういえば、ヒカリゴケを探すのを忘れていました。
一時、雲がかって眺望が失われていましたが、いいタイミングで開けてくれました。
押手川に到着。青年小屋ルートから下りたのは久しぶりです。
そして雲海。ここの分岐を右に下ります。
観音平と富士見平の分岐点。ここで、各々の駐車位置に近い方に分かれました。
このルートは初めてでしたが、賑わう編笠山にしては、あまり踏まれていませんね。
富士見平到着! おつかれさまでした!
余談ですが、膝が昔から弱いんですよ自分。
定期的に山に登っていると筋肉がつくので、筋肉が膝を守ってくれるんですが、
筋肉が落ちちゃうと膝をヤッちゃうんです。そして今日は膝をヤッちゃいました(笑)
そんな膝を癒やすためには、やはり温泉でしょう。
※写真はオフィシャルサイトよりお借りしました
ということでパノラマの湯にやって参りました。
湯力はそれほどでもないのですが、眺望が良いので天気がよい日はおすすめです!
それではまた(人 •͈ᴗ•͈)