【登山メモ】編笠山

編笠山
2019年10月15日（火）
ルート：観音平 〜 雲海 〜 押手川 〜 ▲編笠山 ⇔ピストン

(C)ヤマプラ by 山と高原地図

１ヶ月ぶりの山行は、１年ぶりの編笠山です。

編笠山の登山口でもある観音平駐車場。

土日ともなれば、停められない車が路肩にあふれるという、
八ヶ岳をはじめ人気のエリアではよく見られる光景なんですが。

今日は火曜日、平日のうえに天気もいまひとつ。

さらには、台風１９号の影響で、
中央高速が大月〜八王子間が通行止め、
特急あずさも月内は運行休止ということで、
東京方面からのアクセスが遮断されてしまっているのです。

被災された方々にはお見舞い申し上げます。

実は筆者も仕事で定期的に東京に足を運ぶのですが、
この状況で閉じ込められてしまい、困っております。

そんな状況ですから、駐車場には車が８台。

山行に限ればの話ですが、静かな山行を楽しめそうです。

さっそく参りましょう。

前回編笠山に登ったのは去年の８月だったので、
１年２ヶ月ぶりですね。

今回の台風で木が折れてしまっています。

山では、少しづつ紅葉もはじまっています。

おなじみのピエロ岩は健在です。

世紀単位で森を見守ってきたことでしょう。

まだ紅葉ははじまったばかりですが、きれいですね。

「雲海」に到着です。

とはいえ、ここから雲海を望めたことは過去に一度しかありません。

このエリアではおなじみの、カラ松と笹のコンビネーション。

押手川が近づくと、苔生した岩が増えてきます。

もののけ姫の世界ですね。

こちらの紅葉も美しい。

台風によって浄化されたのか、今日の森は一段と神気が高いです。

押手川に到着しました。

ここまで、誰とも会っていません。

時折雲のすき間から、陽光がふりそそぎます。

今日は肌寒いコンディションなので、陽の光はうれしいですね。

瑞牆山でしたら、この梯子を登ると山頂はすぐそこなんですが、

編笠山は、ここからもうちょい登る必要があります。

山頂直前がストローク大きめの岩場になるので、ペースを乱されがちです。

振り返ると、紅葉がはじまっているのがわかりますね。

おなじみ、青年小屋の看板。台風にもめげずに残っていました。

山頂にて、ようやく人に遭遇。女性の２人組でした。

編笠山山頂にて、敬礼っ！

風が強いので、山頂から離れたところで風を避けながら休憩。

青年小屋周りのルートは、けっこう水が出ていそうなので、
ピストンでもどります。

下り始めると、徐々に天候が回復してきました。

苔生した岩座を抱くように樹が生えています。

登りではあまり気づかないのですが、下りではよく目につきます。
実にいい雰囲気ですね。

押手川に到着するころには、陽射しがあふれるほどに天候が回復しました。

うーん、もうちょい後ろに登るべきだったか。

山の天気は分かりませんね。

雲海に到着。陽は出ているものの、雲が晴れないので眺望はありません。

駐車場に到着。結局、スタート時と車の台数は変わらず。
静かな山行を楽しむことができました。

ただ、これだけ山行の頻度が落ちると、
明らかに筋肉も落ちているのがわかります。

冬に向けて、もうちょいこまめに歩けるようにしたいですね。