【登山メモ】編笠山

編笠山（八ヶ岳）
2018年8月6日（土）
ルート：観音平 〜 雲海 〜 押手川 〜 ▲編笠山 ⇔ピストン

今年の夏は実に暑いですね。

あまりの暑さや台風などの影響で、７月は１度も山に登らなかったんです。

東京に住んでいた時は、澱んだ氣の流れを元に戻す意味も含めて
可能な限り週末に山に足を運んでいたものですが、

標高1,200m超の、なかば山の中みたいなところに住んでいると、
常に自然の氣に満たされて生活しているわけでして。

この暑いさなかに熱射病も辞さずに山に登りに行こうという、
今夏のような熱い情熱は冷めております（笑

あ、でももちろん山は好きですよ、とっても。

ということで、やってまいりました観音平。

ドア to 登山口で20分弱と、朝の天気を見て気が向いたらサクッと来られるのは、
田舎暮らしならではの特権といったところかもしれません。

さて、ブランク１ヶ月のうえにすでに暑くなり始めている気温、
今日はのんびりと行きましょう。

普段、編笠山は2時間30分ほどで登るので、
2時間40分ほどを目指しましょうか。

オバマ元大統領の横顔風石。ピエロに見えなくもないですが。

いやぁ、すでに暑くなってきました。

あまり汗をかきすぎないよう、ペースを抑えますよ。

雲海に到着。

雲海からは雲しか見えません。夏ですから。

鹿除けの不織布が巻かれています。

ご存知のとおり、樹は外皮で生きているので、
鹿に外皮を食べられてしまうと枯れてしまうのです。

押手川に到着しました。

ここから青年小屋に廻るルートもありますし、
下りで青年小屋経由というルートもあります。

我々は普段は、編笠山直行のピストンルートを行くことが多いです。

押手川をすぎると、苔生した岩が急に増えて、
もののけ姫の森っぽい雰囲気になるんですよね。

もののけ姫といえば、
宮崎駿監督の別荘が八ヶ岳西麓の富士見町にあり（あった？）、
地名からキャラクター名の着想を得ているそうです。

乙事主様も富士見町の「乙事（おっこと）」そのままです。

この鉄梯子、瑞牆山の場合はこれを登るともう山頂はすぐなんですが、
編笠山の場合はそうは問屋が卸さないのです。

青年小屋の看板が出ると、ようやく山頂が近い印象になるのですが、
そこまでが意外と長いんですね。

振り返って南アルプス。

今日は、夏のわりには良く見えているほうだと思います。

出ました、青年小屋の看板です。

いつから設置されているのか分かりませんが、だいぶ、年季が入ってきています。

見えました、山頂です！

いい空ですね。

編笠山山頂にて、敬礼っ！

気がついてみると、2時間18分で登ってきてしまいました。
いままでで一番早かったかもしれません（笑

あまり早く登った印象はなかったのですが、
何かが噛み合ったのでしょう。

今日はなかなかの眺望が楽しめます。

麦茶を飲みながら、しばし景色を楽しみます。

さてさて、下りましょう。

美しい森を抜け、

押手川を抜け、

雲海を抜けて、

駐車場に到着です。

やはり駐車場は満車、路肩には車が溢れていました。
来週は、もっと混むでしょうね。

おつかれさまでした！