(※よろしければ動画を再生しながら記事をお読みください)
「ソルフェジオ周波数」ってご存知ですか?
いわゆるそっち系の嗜好がある方であれば、ご存知かと思います。
これ、意外と最近なんですよね、広まったの。
2012年に刊行された「ジョン・レノンを殺した凶気の調律A=440Hz」という、
レオナルド・G・ホロウィッツ氏の著書がきっかけで日本でも広がりました。
まだ広がりはじめてからようやく10年そこそこで、
そういえば528Hzの音叉なんて10年前は売ってませんでしたもん。
私もこの本、当時読んだのですが、訳者の音楽的知識不足からくる文言の違和感と、
いまひとつ裏付けに欠ける論調から、すぐにブックオフ行きになってしまいました(笑)
しかしながら、これを支持するスピリチュアル系の人々の手により、
ソルフェジオ周波数は日本のみならず、世界でも広がりを見せたのです。
実際、この世界はすべて「波動」によって作り出されていますし、
特定の周波数が生体や細胞に何らかの影響を与えることは、疑う余地はないでしょう。
また、単なるトンデモ説であるのであれば、これほどの広がりは見せなかったでしょう。
つまり、ソルフェジオ周波数はそれなりの効果がある、というのが私の認識です。
そんなソルフェジオ周波数の中でも中心的な周波数が「528Hz」。
「奇跡の周波数」「愛の周波数」などと呼ばれ、DNAの修復を促すということになっています。
かたや440Hzはデビルズトーンと呼ばれ、攻撃的な感情やストレスを生む、
などと言われています。
ここで、ソルフェジオ周波数の一覧をおさらいしておきましょう。
この一覧を見ながら、A=440Hz(悪魔の周波数)で純正律の調律をした場合の周波数を確認してください。
ご覧のとおり、愛の周波数であるソルフェジオ周波数が2つも含まれているのです。
悪魔と愛が同居しているという意味では、まるでこの地球のようです。
補足しますと、純正律とは和声の響きを重視した調律で、
現代の一般的な音楽は平均律で作られています。
そこでホロウィッツはA=444Hzで調律することでC=528Hzを得られることを主張。
ですが、細かく見ると528.008Hzと純正律のようにジャスト528Hzにはなりません。
もちろんここでは、ホロウィッツの説にケチをつけることが目的ではありません。
個人的には当該書籍については諸々含みはありますが、
私はソルフェジオ周波数自体は効果があるという立場を取っています。
実際にYouTubeには多くのソルフェジオ音源がアップされており、
人気の音源は数百万再生というものあります。
もし偽物であれば、これほどの再生回数はあり得ないでしょう。
今回私がオリジナルでソルフェジオ音源を作ってみた理由は、
シンプルに特定の周波数のみを鳴らしている音源が、
YouTubeにアップされている音源では、意外と少なかったからです。
ちなみに、音叉ですら気温によって1Hz程度のズレは起こります。
すなわち、狙った周波数を正確に発音するためには、
デジタルサンプリングされた音源を元にするのがもっとも確実です。
今回の音源は、デジタルサンプリングによるシンギングボウルの音源を使用。
528Hzと396Hzのソルフェジオ周波数を基調に、
297Hzをエッセンスとして加えています。
297Hzはソルフェジオ周波数には含まれていませんが、
「氣付きを促す」周波数だと言われています。
ちなみに、言っているのは「私」なんですが(笑)
とどのつまり、ソルフェジオ周波数と呼ばれる9種類の周波数以外にも、
さまざまな効果を持つ周波数が、今後発見されていくと思います。
また、誰がなんと言おうと「自分が心地よく感じる」音こそが、
あなたにとって最高の癒やしを与える周波数です。
さらに周波数だけでなく、音色やそこに含まれる倍音成分やゆらぎなど、
様々な要素が絡み合って「音」は作られています。
それは、小川のせせらぎや小鳥のさえずり、秋の虫の鳴き声、
波の音や風の音などの自然界の音であったり、
あ、ちなみに秋の虫の鳴き声は欧米人にはノイズに聴こえるそう。
大好きな音楽や歌声であったり、愛犬や愛猫の鳴き声であったり、
あるいは静寂であったり。
要するに、単純に周波数だけでは語れないわけです。
同じ528Hzでも、混じりけのない正弦波では癒やされるどころか、
不快に感じる人も少なくないでしょう。
なんだか話が長くなってきてしまいましたが(笑)、
人を癒やすことのできる音(楽)は、これからますます求められると思います。
実はその昔、ヒーリング(風)ミュージックを作っていたこともあったし、
この分野、少し深堀りしてみると面白そうだなと思ったので、
これをキッカケに、音源制作もふくめて色々とやってみよっかな、
てこと(◕ᴗ◕✿)♪