蓼科山
2021年11月13日(土)
ルート:ゴンドラ山頂駅~七合目登山口~将軍平~蓼科山 ⇔ピストン
昨日、大量の薪運びや粗大ごみの解体など、
肉体労働で身体を酷使したため、七割方満身創痍。
8時半に眠りに落ちてしまいました。
そして翌日。
身体は痛いけど、せっかくなので軽くスノーハイクでも
楽しみたいなぁと。
軽いスノーハイクで近場で最高にオススメなのが、
「八子ヶ峰」なんですよ、ご主人。
手軽でありながら、終始開放感あふれるハイクが楽しめます。
ただ、1点だけ難点がありまして、それが駐車場の確保。
「八子ヶ峰」自体は、実はそれほど人気は無いんです。
でも、冬の百名山として大人気の「蓼科山」の、
メインルートの登山口と、八子ヶ峰の駐車場が同じなんですよ。
ですから、蓼科山に登る人たちで駐車場はごった返し、
登山口からはるか遠く離れた駐車場まで満車なんてことが、
特に連休なんかですとザラなんです。
しかも、八子ヶ峰はチャラっと登れてしまうので、
当然ながら蓼科山班よりも出発時間は遅くてOK。
ということで、八子ヶ峰目当てで登山口に向かっても、
連休なんかは大概駐車できないんですが、
ダメ元で現地に向かってみました。
やっぱり、ダメでした(笑)
ということで、うーん、どうしようかと考えて、
こちらとは反対側の蓼科山のルート、
七合目から北斜面を登ることにしました。
前回同じルートで登ったのが、2020年10月14日なので、
2021年度は登らなかったのですね、蓼科山。
東京に住んでいた頃は、年に2度は登りにきたものですが、
近くに移住してからは、あまり登らなくなってしまいました。
前置きが長くなりましたが(笑)、
実はこの北斜面のルートがとてもオススメなんです。
実際私どもも、今日で22回目の蓼科山なのですが、
22回中18回は北斜面から登っています。
ただ、冬期は登山口までの車道が通行止めになるので、
スキー場のゴンドラを利用することになります。
ゴンドラ代は往復1,600円です。
また、このルートは冬期の入山者が少なく、
北斜面ということもあり雪が多く残り、
積雪直後ともなると、ラッセル祭りになることもあります。
実際私どもも、2度ほど途中で力尽きて敗退しています。
この点、人気のスズラン峠からのルートは南斜面で雪少なく、
入山者が多いのでルートがきっちり踏まれており、
登りやすいということで人気があるのでしょう。
ただし今日は3連休の最終日、
さすがにこちらのルートも「そこそこ」踏まれているでしょう。
ということで前置きが長くなりましたが(笑)、
ゴンドラで山頂駅までやってきました。
幸せの鐘の前で、スノーシューを装着します。
御柱の上に日輪がおりてきています。
そういえば今年は、7年に1度の御柱祭が開催される予定です。
さて、まずは七合目登山口を目指します。
ぼちぼち踏まれてはいますが、アイゼンだと場所によっては踏み抜きそうです。
七合目登山口到着。
登山口でご挨拶をしてから、山頂を目指しますよ。
それにしても今日は、山がとても穏やかです。
昨日の肉体労働の疲れが残っており身体は重いですが、心は軽やかです。
「将軍平へ」の案内標識。ここからしばらく登ると「天狗の露地」です。
雪が水分を多く含み、まるで春先の雪のようです。
身体が重いうえに、雪も重い。なかなかバテますね。
もちろん、天狗の露地に立ち寄りますよ。
天気がよければ、最高の眺望を楽しむことができます。
ヒャッハーっ! 抜けるような冬の青空ですね。
さて、なかなかの斜度を登っていきます。もうすぐ将軍平ですね。
ようやく、将軍平に到着しました。
蓼科荘の雪はこのくらい。
多い年だと屋根まで埋もれてますから、今年は雪が少なめですね。
しかし、前日の肉体労働の余波がここまで響くとは思いませんでした。
「ここで引き返す?」なんて悪戯な妖精が囁いてきたほどです。
やはり、年波相応に、無理をしてはいけませんね。
ただ、やっぱりあの山頂を見ると、登らないわけにはいかんでしょう。
ナッツとドライフルーツ、温かいお茶を飲んで気分をリセットします。
さて、もうひと踏ん張り、頑張っていきましょう。
この斜面に取り付くと、蓼科山に来た!って感慨を持ちますね。
最後のこの斜面は、写真で見るよりも急登なんですよ。
ようやく、急登を登りきりました。
フーッ、ここまでくれば、山頂はもうすぐそこです。
蓼科山山頂にて、敬礼っ!
そして蓼科神社奥社にご挨拶。
今日は山頂でも風速2~3m程度と、非常に穏やかです。
天候にも恵まれ、久々の蓼科山に無事に登れてよかったです。
エビフライ。あ、エビってわけでもないか。
さてさて、久々に蓼科山山頂で360度の眺望を満喫できました。
そろそろ、下るとしましょうか。
下りは絶景が正面に広がっているのですが、
なにしろ斜度がキツいので、景色を楽しむ余裕がありません(笑)
スノーシューだと踏ん張りが効かない場面もあって、やや気を使います。
将軍平に到着。
春に道路が開通したら、また大河原峠からも登ってみたいですね。
今日は終始天候にも恵まれました。ありがたいですね。
道がなだらかになり、サクサクと歩を進ませます。
七合目登山口到着。
ゴンドラ乗り場まで氣を抜かずにまいりましょう。
最後の直線は、ビクトリー・ロードにふさわしい趣です。
ゴンドラ乗り場到着! おつかれさまです!
いやー、本当につかれた(笑)
振り返って御柱と蓼科山をパチリ。
さて、来週は今日行けなかった八子ヶ峰に行こうかしら。
それではまた(◕ᴗ◕✿)♪