【登山メモ】王岳

王岳
2021年2月7日（日）
ルート：根場いやしの里駐車場～王岳登山口～▲王岳～▲鍵掛～鍵掛峠～根場いやしの里駐車場

(C)ヤマプラ by 山と高原地図

前回、王岳に登ったのは2019年2月2日。

2年ぶりの王岳ですが、まだ2年しか経っていなかったのか。

今日は地元八ヶ岳エリアは風が強く、てんくらの予報も軒並みＢ。

この季節、高山でＢ予報というのはキツいですからね。

ということで、風が穏やかそうな御坂山塊に行こうと出発しました。

これはうちの地元から撮った富士山。

これから、あのお膝元に向かうわけです。

高速料金も片道640円（軽・休日料金）とお手頃なので、

ちょっと足を伸ばして別の雰囲氣を味わうには、いいエリアです。

ということで、根場いやしの里の駐車場にやってまいりました。

先客は１台のみ。

前回は鍵掛峠側から登りましたので、今回は逆まわりで行きます。

それでは、早速まいりましょう。

右に行けば、鍵掛峠側からの登りになります。

前回はけっこう雪がついていたこともあり、

あまり感じなかったのですが、いわゆる林道が長いですね。

治山事業のために整備されたのでしょう。

数多くの堰堤が作られているところから、水が多く出たものと思われます。

40分近く歩いて、ようやく「登山口」に到着です。

しばらく登ると、登山道が凍結してきました。

当然土も凍っており、ストックもまったく刺さりません。

さすがに危なくなってきたので、チェンスパを装着。

思ったよりも凍結箇所が多いです。

チェンスパ無しでは登るのは難しいコンディション。

こういった、雪が少なく凍結が多い時期は、

チェンスパは実に頼りになりますね。

そういえば、今年はフルアイゼンは１度しか装着していません。

稜線に出ると笹ヤブです。

このあたりの山塊にはよくある風景です。

お、山頂のにおいがしてきましたよ。

王岳山頂到着。

2年前はずいぶんと雪があって、プチラッセルで登ったので、

ほぼ同時期なのに、今回はずいぶんと印象が違いました。

王岳山頂にて、敬礼っ！

今日は富士が霞み気味です。暖かいのでしょう。

さて、鍵掛峠に向かいましょうか。

それにしても、雪が少ないですね。

ちなみに2019年はこんな様子でした。

こういう、新雪のプチラッセルって、楽しいんですよね。

今日は気温も高く、目の前の富士も霞んで見えます。

まぁ、そんな日もあるでしょう。

鍵掛峠に到着。

鍵掛峠からのくだりは打って変わって、凍結もほぼなくのどかです。

こちらの斜面のほうが、植生が豊かでいい雰囲氣ですね。

落ち葉を踏みしめながら雑木林を歩く。

好きなシチュエーションのひとつです。

植林をしたようですが、根付かずに倒れてしまっています。

こちら側にも、立派な堰堤が複数ありました。

麓が近くなると、檜の植林が増えますね。

登山を始めた頃によく登っていた、埼玉の奥武蔵を思い出します。

根場いやしの里まで下りてきました。

いまは首都圏の緊急事態宣言を受けて臨時休業中。

実は里の中には入ったことがないので、

営業再開の暁には、登山帰りに立ち寄ってみたいと思います。

今日もおつかれさまでした(◕ᴗ◕✿)♪