小楢山(山梨県)
2018年4月1日(日)
ルート:
【登り】父恋し路登山口~▲大沢ノ頭~小楢峠~▲小楢山
【下り】▲小楢山~(一杯水経由)小楢峠~(母恋し路経由)母恋し路登山口
「大菩薩嶺登りましょう!」
という約束を、元某社ハイキング部のメンバーと交わし、甲斐大和駅で待ち合わせをしました。
東京から電車で来るメンバーを、我々の車でピックして上日川峠へ向かう算段です。
少し早めに着いた甲斐大和駅。大菩薩嶺へ登る登山客で賑わっているかと思いきや、
まるで静か。駅も無人です。
うーん、まぁとりあえずナビセットしておこうかなとナビを見てみると、
「えっ!上日川峠までの道路、冬季閉鎖中ですよ\(^o^)/」
それにしても、いい大人が6人も揃って、誰一人この事実に気づかないとは。
冬山だったら遭難している大人たちです。
ということで、急遽別の山へ登ることになりました。
うーん、ここから近場で既登で手頃な山、
ということで、4年前に登った「小楢山」に白羽の矢を立てました。
前回登った時の教訓を活かして、母恋し路と父恋し路の間に車を停めます。
それにしてもいい天気。のどかです。
そうそう、今日は何度も一緒に山に登っている元ハイキング部のメンバーと、
初参加の女子大生を加えた6名での山行です。
こちらは案内板。
父恋し路から小楢山へ登り、一杯水経由で母恋し路から下る8の字ルート。
4年前と同じルートで登ります。
こちらが、父恋し路の登山口。
こちらは4年前の写真。4年前は6月だったので、新緑が眩しいですね。
石仏がちょいちょい配されています。霊山だったようですよ。
だったというとアレですが。
あちこち、そちこちに石仏。みなさん、いい表情しています。
ずいぶんと登山道から奥にも配されていました。
そしてこちらは「姫百合地蔵」。うーん、わりと微妙。
こちらは水場、「白雲の滝」。
ここの水は相変わらず美味しかったです。
甘みが少ないクリアな味。隠れた名水といってよいでしょう。
そんな白雲の滝の上を登っていきますよ。
春の訪れを感じさせる芽吹き。
コバイケイソウかなと思いましたが、どうやら違うようです。
こういう時、植物に詳しいオジさんがいるとありがたいのですが。
「蛙石」。よくありますよね、蛙石。生物を模した石では全国で一番多いのでは。
看板も朽ちかけていますし、どうせ大したことはないでしょう。
と思いきや、まぁまぁ蛙、してますね。
こちらは「羅漢岩」。人の横顔に、見えますよね。
そんなこんなで、四等三角点のある「大沢の頭」に到着です。
ここ、富士山が見えるはずなんですよね。
ちなみに4年前の写真がこちら。
大沢の頭から、一旦下りに入ります。
一度登ったのに下りになると、ちょっぴりガッカリします。
それにしても、実にのどかな空気感です。
そういえば小学生の頃、「のどか」ちゃんという女の子がいたのですが、
かなりのおてんば娘で、名は体を現さないんだなぁと思いました。
亀井静香先生もしかりですが。
小楢峠からは右回りで、山頂をめざします。
ヤッホーJAPAN!
広い山頂に到着しました。我々で貸切ですよ。
あー、もうちょっと見えたらよかったんですけど、
いやいや、でもなかなかの景色じゃないですか、的な会話がなされています。
ということで、久々の小楢山山頂にて、敬礼っ!
ちなみに小楢山からは、これらの山々を見ることができます。
ランチカップ麺は、中華三昧の「酸辣湯麺」。
この明星の細カップの中華三昧シリーズはなかなか気に入っています。
のんびりと1時間ほど山頂で過ごしました。
みんなで記念撮影です(・∀・)
おお、やはり霊山でしたか。「霊山古那羅山」という表記がありました。
そういえば、↑4年前にこの看板の後ろにカラマツがあったのですが、
どうやら切り倒されてしまったようです。松くい虫にやられたのでしょうか。
さてさて、下りは一杯水経由で母恋し路からいきますよ。
落葉がまるで秋のような様相を呈しています。
わずかではありますが、まだ雪も残っていました。
小楢峠。下りは「母恋し路」を使います。こちらのほうが距離が短いですね。
のどかです。
まだ新緑には遠いですが、緑に包まれる時期にも再度訪れたくなる美しい雑木林です。
スタート地点にあった重機が見えました。
これだけの開発をして、何か施設でも作るのでしょうか。
下りはアッという間です。おつかれさまでございます!
この後、「はやぶさ温泉」に立ち寄り、さらに「恵林寺」にて満開の桜を楽しみました。
なかなかに充実した山行、大菩薩嶺には行きそびれましたが、
結果的に楽しい一日を過ごすことが出来ました。