太刀岡山(山梨県)
2018年3月25日(日)
ルート:登山口駐車場 〜 ▲太刀岡山 〜 越道峠 〜 平見城入口 〜 登山口駐車場
太刀岡山。東京在住時はわざわざ登りに行くイメージもなく、未登の山となっていました。
鬼頬山や黒富士は登っているのですが。
今日は久々に、初登の山に向かいます。
こちらは登山口より少し先にある駐車場。まぁまぁ賑わっています。
登山道への案内板がこれでもかというほど掲出されています。
民家の脇から取り付くので、間違える人が多かったのかもしれません。
ここが登山道への入り口。民家の脇を抜けていきます。
「熊出没注意!」の看板。熊が生きられるということは、森が豊かな証でもあります。
登り始めから、わりと急登が続きます。
こちらはロッククライミングができる岩場。
2組のカップルが、クライミングを楽しんでいました。
岩場に何やら祠が彫り込まれていました。
茅ヶ岳・金ヶ岳がよく見えます。
ご存知、日本百名山の父「深田久弥」氏終焉の地でもあります。
そんな深田久弥氏の眠るこの地において、
ソーラーパネル設置のための開拓工事が急ピッチで行われています。
自然エネルギーを得るために自然を破壊するというジレンマですね。
氏も天国で嘆いているかもしれません。
目印となるリボンは多く、迷う心配はないでしょう。
樹々も新芽を蓄えて、春に向けての準備は万端なようです。
あら、もう山頂についてしまいました。登山口から1時間ですね。
ということで、初登の太刀岡山山頂にて、敬礼っ!
祠の上では蝶が羽を広げ、からだをあたためています。
最近恒例となった、山頂カップ麺。本日は中華三昧の「担々麺」。
山ではスープを捨てるわけにはいかず飲み干さないといけないので、
細型のカップ麺を選ぶ必要があります。
最近、この細型のカップ麺のバリエーションが増えてきている感があり、
スーパーで次の山行を想像しながらカップ麺選びをするのは楽しいですね。
山頂を独占してのんびりと昼食を楽しむことができました。
下りですが、下道歩きが長そうなのでピストンも考えましたが、
せっかく初登の山なので、周遊してみることにしました。
穏やかで明るい、きれいな雑木のよい稜線です。
おっと、北斜面側はまだそれなりに雪が残っていますね。
気温が高くグズグズに溶けているので、歩きにくいです。
気を抜くと滑って転んでしまいますよ。
越道(こえど)峠まで下りてきました。
おおなるほど、ここから鬼頬山を経由して黒富士までいけるのですね。
オフ車なら、ここまで車で入ることも可能ですね。
舗装路に出ました。右には牛舎があり、牛が飼われていました。
このあたり一帯は平見城畜産団地と呼ばれ、畜産業者が集まっているようです。
道を歩いていると「黒富士農場」の看板があり、大きな鶏舎がいくつもありました。
しかも平飼いで、風通しのよい鶏舎では鶏たちが気持ちよさそうに日向ぼっこをしていました。
うーん、こういう環境で育てられた鶏の卵はうまいでしょうな。
そんな黒富士農場の下に立てられていた碑が「共存共栄」。
まさに、これからの時代のキーワードといっても過言ではないでしょう。
それにしても、やっぱり舗装路は長く感じますね(笑
舗装路を歩くこと45分。ようやく駐車場に到着しました。
おつかれさまでございます!