羅漢寺山(白砂山)
2018年1月14日(日)
ルート:(ロープウェイ)→ ▲羅漢寺山(パノラマ台)~▲白砂山~白山展望台 ⇔ピストン
ピアノリサイタルのチケットをいただきまして、そのリサイタル前にちょっと歩きたい。
そんなことから会場にわりと近い羅漢寺山(昇仙峡)を訪れました。
羅漢寺山という山は無くて、弥三郎岳とパノラマ台あたり一帯をひっくるめて、羅漢寺山というようです。
八ヶ岳という山が無いのと同じですね。
前回は2013年の12月に登っています。
ということで、昇仙峡のロープウェイ乗り場にやってまいりました。
夏季や紅葉のシーズンはかなり賑わっているのですが、この時期はガラガラです。
駐車場も目の前に余裕で停めることができました。
ロープウェイで5分。山頂のパノラマ台駅に到着です。
今日はのっけから富士山が見事に見えていますね。
さて、ここから山へと入っていきます。
一歩足を踏み入れると、上の喧騒(というほど人は居ませんでしたが)とは打って変わって、そこには里山の雰囲気が広がります。
植生としては松が多く、松ぼっくりもたくさん落ちています。
個人的には、カラ松の小ぶりに連なった松ぼっくりが好きです。
こちらは鞍掛岩。まさにイラスト通り、鞍掛というより猫の耳のようなかわいいカタチの岩ですね。
猫耳岩とかのほうが、キャッチーだと思います大きなお世話ですが。
こちらは白砂山方面の分岐点。まずはここを左に登っていきます。
幹周3.5mはあろいうかという立派な赤松。樹高も天を衝くほどの高さがあり見事です。
さて、白砂山山頂付近は、風化した花崗岩で白く覆われています。
文字通り、白砂山ですね。プチ日向山といった趣です。
このあたりから見られる奇石とのコラボレーションが楽しい景色を演出しています。
山頂は、もう少し先です。右に見える岩は「乳岩」です。いま勝手に名付けました。
白い花崗岩砂と松が、実に風情の溢れる情景を作り出しています。
ということで、白砂山山頂にて敬礼っ!
さて、一旦分岐点まで戻ったら、今度は展望台に向かいます。
この付近の地質の解説。
このあたり一帯の白砂利が花崗岩の風化によってできたことを説明しています。
そして展望台到着。白砂越しの南アルプスが素晴らしいです。
せっかくなので、南アルプスに敬礼っ!
性格と同じで、身体も歪んでいるのが分かります(笑
帰りしな、「熊出没痕あり」との札が木に括られていました。
確かに、熊の爪痕のようです。こんな寒い時期に寝ずに活動しているのでしょうか。
パノラマ台に戻ってきました。
前回はここから弥三郎岳を往復しましたが、今日はこのあとピアノリサイタルの予定があるので、
次のロープウェイで下りましょう。
おつかれさまでございます!