戸屋山(山梨県)
2018年1月7日(日)
ルート:ゲート〜ヴィレッジ白州〜戸屋山 ⇔ピストン
時刻は午前10時。あ、家です今。
さて、いまから登りにいける山で、なおかつ未踏の山を登りたい。
そんな無理難題を自らに突きつけ、途方に暮れながら山と高原地図とにらめっこ。
あれ? この「戸屋山」って知らない。
そう、雨乞岳には登ったことがあるものの、その裏手にある戸屋山は未踏。
それもそのはず。破線ルートの上に、やけに短いルート。
ここだけ登りにくる人は、地元でもそうそう居ないでしょう。
ということで、ヴィレッジ白州を目指して車を走らせました。
えっ! 通行止です。
地図を確認すると、ヴィレッジ白州までは1kmほど。
ゲート脇に車を置いて、歩くことにしました。
山行が1.7kmしかないので、往復2kmほど加わってちょうどいいでしょう。
池はかなりの部分が凍っています。
ほどなくヴィレッジ白州へ到着。
実は、ここでヴィレッジ白州の施設のほうに下りていくのが正しいルートでした。
そんなことはつゆ知らず、雨乞岳の登山口へ向かいます。
こちら、雨乞岳の登山口。もちろん、登山客はいません。
雨乞岳でもいいかなぁなんて思いましたが、確か階段登りが1時間ほど続くんです。
そらたまらんということで、初志貫徹戸屋山へ。
雨乞岳登山口の向かいを、ヴィレッジ白州側へ下りていきます。
特に「戸屋山」などの道標はありません。
まぁ、破線ルートですから、案内などは無いのでしょうと勝手に解釈して登り始めます。
オフロード車であれば登れそうな均された道が続きます。
何か、作業用林道のような趣です。ただ、しばらくは使われていないようです。
道の真ん中に実生の松が生えていました。
ここまで成長しているということは、長らく放置されている証左でしょう。
お、かつて登山道として整備されていた道の作りになってますね。
階段も整備されています。
やや荒れはじめてていますが、以前は登られていた山のようです。
あっという間に山頂です。山頂標などはありませんが、三等三角点がありました。
山頂からは、樹林が視線を遮るものの、なかなかの景色ですね。
ということで、戸屋山山頂にて敬礼っ!
かなり久々にブーム復活、山頂でカップ麺。といってもまだ今年2度目ですが。
とはいえ昨年はただの1度も山頂カップ麺の機会がなかったので、ブーム再来といってよいでしょう。
ランチをすませ、風もそこそこ吹いているので早めに退散します。
アレ? 登りとは違う登山道らしき道がありますよ。
以前、それなりに整備されたものが経年によって荒れはじめている、といった趣です。
そうはいっても、歩きやすいですね。
なんと、ちゃんと案内も出ていました。
我々が登りに使った道は、おそらく旧作業道でしょう。迂闊でした。
戸屋山を登る方のために。
正しいルートはヴィレッジ白州の管理棟の前を通り、橋を渡って右に行くと戸屋山登山口があります。
雨乞岳登山口まで行くと行き過ぎですのでご注意ください。
ということで、ゲートに戻って参りました。
ゴールデンウィーク直前までは通行止となっていますので、
ヴィレッジ白州側から雨乞岳や戸屋山に登る場合は下道歩きが1kmほど追加されます。
おつかれさまでございます!