【登山メモ】御座山

御座山（長野県南佐久郡）
2017年2月26日（日）
ルート：栗生登山口〜不動の滝〜▲御座山 ⇔ピストン

級友の高橋が、御座山を「ごさやま」と読んでいましたが、
ござやまではございません。

まぁ、地名の類は知らないと読めないものも多いわけで、
御座山と書いて「おぐらさん」と読みます。

そんな御座山、日本二百名山にも選ばれていて、
地味めながらも、なかなか良い山です。

まぁ、なにをもってして「良い」のかは人それぞれですが、
要するに、個人的に好きな山です。

前回は昨年の4月に登っており、
初登頂は一昨年の4月、今回で３度目の登頂となります。

粟生登山口の駐車場には先行車は２台。
相変わらず、静かな山行が期待できそうです。

思っていたよりは暖かく、春が近づいてきていることが感じられる気がします。

時間は8時過ぎ、粟生登山口から登り始めます。

唐松林を抜けていきます。

今日も青空が広がっており、気持ちのよい山行が期待できそうです。

アイゼンはいらないかなぁと思っていましたが、
ちょいちょい凍結箇所があり、なかなか気が抜けない場面も増えてきました。

とはいえ、陽射しも暖かく、思わず気が緩んでしまう場面もあります。

ということで、大事を取ってチェーンアイゼンを装着！

やはり、アイゼンを履くと安心感が違いますね。

しばらく進むと、

「不動の滝」に到着！

まさに文字通り「不動の滝」の如く、見事に氷あがっています。

素晴しいので、思わず滝の前で敬礼。

それにしても今日は、ポカポカ陽気です。

わりと急登が続くので、身体も暖まって、汗ばむほど。

それにしても、いい森です。

人気も感じず、静かな山行を心ゆくまで堪能します。

山頂まで、500mの標識。

この先、鎖場が待っていますよ。

鎖場は、ものの見事にカッチカチやぞ！

結構な急斜面にこの凍結、チェーンアイゼンだと噛みが甘く、
ちょっと怖い場面もありました。

やはり、フルアイゼンにはかないませんね。

そんな鎖場を上がりホッとすると、目の前に眺望がひらけます。

雪を踏みしめながら森の中を抜け、

御岳山神社の小さな石祠にご挨拶。

空に聳える岩場が見えてくると、もう山頂までは８分くらいです。

避難小屋の先は展望が一気に開け、その先が山頂ですよ。

避難小屋を抜けると、眼前に現れるのは八ヶ岳連峰。

山頂エリアは360度のナイスビューです。
いやぁ、何度来ても素晴しい。といってもまだ３度目ですが。

そんな御座山山頂にて、敬礼っ！

浅間山はちょっと雲がかっていますね。

山頂で景色を楽しみながら、「あわたまオニオンスープ」をいただきます。

下りでの分岐点。金沢山のコル。

「北相木村」方面は、山と高原地図では破線ルートとなっています。
雪の溶けたころ、こちらの北相木村から登る「山口コース」も登ってみたいですね。

きっと、静かなことでしょう。

おつかれさまでございます！