御座山(長野県南佐久郡)
2016年4月9日(土)
ルート:栗生登山口〜不動の滝〜▲御座山 ⇔ピストン
「ござやま」ではございません。「おぐらさん」です。
ちょうど昨年の4月に同じルートを登りました。
最近、初めての山に登ることが減ってきていまして、
まぁなんとなく毎週山に登るようになって5月で丸7年ですから、
東京圏から日帰りで行けるめぼしい山は1回くらい登っていても
不思議ではありません。
とはいってももちろん未踏の山も数多くあるわけでして、
今後は意識して未踏の山を登ってみるのも面白いかもしれないと思いました。
そんな御座山の登山口。
筆者のジムニーと先客の1台のみ。
いい山なんですが、人気無いんでしょうか。
反対側の、長者の森のほうが、人気があるかもしれませんが。
とても静かな山です。
下のほうは水が枯れており、
水音もしません。
冬季は静寂に包まれる山が多いですが、
この季節にこの静寂な感じは、なかなか貴重です。
こちらは「不動の滝」です。
まだ、滝下には雪というかシャーベット状になった氷が残っていますね。
滝の水を手ですくって飲んでみましたが、とても柔らかい美味しい水でした。
ちょっとした鎖場もあり、登る楽しみも味わえます。
岩場の感じとか、群馬が近いせいか、
西上州の山の香りが漂います。
しばらく西上州方面は繰り出していないので、
久しぶりにまた登りにいきたいですね。
山の上のほうに登るにつれ、
常緑種やシャクナゲなど、葉をつけた植生が豊かになってきました。
また、山の「気」が急に上がったように感じました。
不動明王が祀られた祠。
なるほど、山の気が上がったのはこのお陰かもしれません。
日本には昔から崇められたり祀られたりしている山が多いためか、
「気」の高い山が多いと思います。
というほど海外の山に登ってはいませんが(笑
おっと、気をつけないと、まだ凍結が残っています。
念のためチェーンアイゼンは持ってきましたが、
ただ、これを装着するほどではないですね。
まだ花はつけていませんが、イワカガミです。
6月ごろには、シャクナゲと併せて楽しめそうですね。
避難小屋となっている、御座山荘。なかなかキレイな避難小屋です。
ここまでくると、山頂はもう、すぐそこです。
うひょー!
今日は眺望が素晴しいですよ!
八ヶ岳はもちろん、奥の南アルプスも今日はバッチリ見えます。
御座山山頂にて、敬礼っ!
帰りに寄り道。
奥に映るのは甲斐駒ヶ岳。
その勇壮な姿に、さくらが文字通り華を添えていました。