八ヶ岳南麓在住。里山好きのおじさんのブログでありんす。

【登山メモ】日向山(山梨県)

ひさびさに日向山に登りましたが、甲斐駒ヶ岳は一切見えませんでした。

日向山(山梨県)
2016年4月2日(土)
ルート:矢立登山口(の少し手前) 〜 錦滝 〜 雁ヶ原 〜 ▲日向山 〜 矢立登山口

前回、2012年の11月25日に登ったのが2度目、
今日は3年半ぶり3度目の日向山です。

気軽に登れて眺望も楽しめ、山頂は独特な白砂に覆われており、
密かに人気のある山です。

蓼科山

冬季通行止、なのは分かるのですが、
この位置で通行止めにしている意味が分かりません。

この先、折り返すとすぐに、登山口があり、
その前がそれなりの台数が停められる駐車場になっているんです。

雪もまったくないし、
林道は廃道になって登山口から先の車の通過もできないため、
こんな中途半端なところで通行止にする必要は、
まったくもって、ないんじゃないでしょうか。

と思いながら、他の車がターンできる余力を残して、
自車を転回して、道路脇に駐車をしました。

でも、せっかく空けておいたこの車2台分の余力のスペースに、
きっと後からやってきた(心ない)人は停めちゃうんでしょう。

蓼科山

さすがにこの荒れた林道、
よほどのオフロード車でも通行はためらうことでしょう。

ですから、あんな直前で通行止にする意味が、分からないのです。
停められない車が、右往左往する姿を想像しているのでしょうか。

そんな林道を、錦滝まですすみます。

天気が良ければ甲斐駒ヶ岳が拝めるのですが、
残念ながら本日は、雲の中です。

蓼科山

錦滝からの登山道、ずいぶんと荒れていますね。
前回とずいぶん印象が違います。

ただ、荒れている分テクニカルな面白さが増して、
楽しみながら登ることができました。

人生も登山道も、あまりに平坦であるより、
多少は波風立つほうが面白いでしょう。

ただ、多少でいいです(笑

蓼科山

そんな日向山名物、白砂の山頂エリアに差しかかりました。

周囲の山から見ても、その特徴的な山頂は一目見て分かります。
一応、登りの一方通行ということになっています。

蓼科山

今日は、天候的には残念気味ではありますが、
しかしながら、ガスっている時ならではの幻想的な空気感に、
あたりが包まれています。

これはこれで、楽しいですね。

蓼科山

まるで、どこかの海辺かと見紛うような景色。

蓼科山

そんな日向山山頂で、敬礼っ!

蓼科山

下りは整備された、穏やかなルートです。
唐松林は、紅葉の時期には見事な黄金色に染まることでしょう。

蓼科山

やっぱり。

筆者の停めた後のスペースに、しっかり2台停まってました。
これ、この後きた人、延々バックしないとターンできませんよ。

ただ、元を正せば、
こんな登山口直前をわざわざ通行止にしなければいいのに、
というお話しですね。