岩殿山(山梨県大月市)
2016年12月23日(金祝)
ルート:岩殿山公園市営駐車場〜▲天神山〜稚児落し〜▲岩殿山〜市営駐車場
前回登ったのは2015年3月なので、1年9ヶ月ぶりの岩殿山です。
大月あたりの山に登ろうかと思って、
はじめは雁ヶ腹摺山と姥子山と考えたのですが、
よく考えたら「大峠」までの林道は冬季閉鎖中で通行不可なので、
じゃぁ岩殿山で、という流れで決めました。
しばらく登っていなかったので、久々の岩殿山です。
岩殿山は岩殿城の跡地を公園として整備したもので、
山というよりは公園といったほうがイメージに近いと思います。
なので、この岩殿山の山頂だけ登るとなると、登山ではありません。
公園散歩、といった趣でしょう。
ご覧のとおり、よく整備された公園です。
公園といえば思い浮かべるであろう遊具。懐かしいですね。
見上げる先には、岩殿山の雄姿が見えます。
そんな岩殿山山頂は後回しにして、
まずは今日の目的地である「稚児落し」を目指します。
公園の道から外れると、いかにも里山らしい山道となります。
すぐ下には高速が走っているのですが、
そんな波動は感じさせない、なかなか自然の趣豊かな、いい山ですね。
途中、クサリ場と巻道に分かれます。
せっかくなので、登りはクサリ場、下りに巻道を使うこととしましょう。
ただ、巻道も結構崩落しているので、油断は禁物ですよ。
クサリ場の経験がない人でも、頑張って登れるくらいのクサリ場です。
普段登らない人なんかは、アクロバティックで楽しいと思います。
そしてこんなトラバースも、なかなかスリリングで楽しめるのではないでしょうか。
何箇所かあるクサリ場を越え、また、里山らしい道を進みます。
途中、「天神山」の標識があります。
ですが全然山頂感はなく、むしろ道の途中、といった趣です。
まぁ、里山にはよくあるパターンです。
奥には、送電線用のおおきな鉄塔が建てられています。
天神山から少し進むと、いよいよ「稚児落し」。
かなり迫力のある、切れ落ちた絶壁です。
せっかくのなので、ピークまで行ってみましょう。
稚児落しのピークで敬礼!
写真だと、まったくもって迫力が伝わりませんね。
少し戻って、ちょうど人がいたので撮影しました。
真ん中の樹の下に2人いるのですが、
もうこのサイズの写真だと人間を認識できないほどの大きさです。
かなりの絶壁であることが、お分かりいただけますでしょうか。
もちろん、帰りには岩殿山山頂にも立ち寄りますよ。敬礼。
山頂の高さは標高634m。
あのスカイツリーと同じ高さなんです。
あのスカイツリー、という話ですが、東京都民である筆者は未だ、
スカイツリーに登ってません。
まわりに話聞いても、都民に限って登頂率が低いです。
まぁ、そんなものです(笑
そんな岩殿山から見下ろす大月の街並み。
このあと、駅前のラーメン屋でラーメン食いました。
おつかれさまでございます!