蓼科山(長野県)
2016年12月24日(土)
ルート:七合目登山口〜天狗の露地〜将軍平(蓼科荘)〜▲蓼科山 ⇔ピストン
今年の登り初めは1月2日の蓼科山。
そして今年の登り納めとなるかはまだ分かりませんが、通算12度目の蓼科山です。
好きな山は何度でも登りたくなりますね。
7合目登山口。
巷では女神茶屋からのルートが人気です。
南斜面で登りやすいことと、駐車場からすぐ登り始めることができる点も人気の理由でしょう。
こちらの7合目登山口からのルートは、北斜面ということで雪も多く、
踏み跡が無いと要ラッセルということもあって、年末はあまり人気がありません。
春先になると、トレースもしっかりついて、登る人が増える印象があります。
冬季はゴンドラで山頂駅まで登ってから、ここ登山口まで歩くのですが、
今日はなぜかゲートが開いていたので車で登山口まで来てしまいました。
2台ほど先行者がいました。
というより通常の積雪だと年末は物理的に車で登れるような状況ではないのですが、
今年は圧倒的に雪が少なく、路面もここまでほぼドライコンディションでした。
冬季はここが、クロカンのコースになるのです。
ゲレンデも圧倒的に雪が少なく、メインコースの両脇にも芝が露出していましたよ。
スノーシューはおろか、アイゼンすら装着せずに登れる状況です。
年末のこの時期は何度も登っていますが、ここまで積雪が少ないのは初めてです。
雪が多い時は、この「将軍平へ」の看板が遠く感じるものです。
スノーシューで苦労しながら登るのが例年なのですが、まさかの丸腰で楽に登れます。
今日は天候はいまひとつではありますが、景色の良い「天狗の露地」に立ち寄ります。
うーん、残念。今日は何も見えません。
ようやく雪が増えてきました。
とりあえず将軍平までは、アイゼンを着けずに登ってみましょう。
将軍平到着です。いやぁ、雪少ないですね。
ちなみに、一昨年の様子はこんな感じ。
小屋が雪に埋もれてしまっています。
将軍平からはアイゼンを装着して登ります。
所々岩が露出していますが、例年ですとここはみっちりと雪が積もっていて、
尻スキーで一気に降下できる塩梅なのです。
薄曇の中に日輪が輝いています。
風も穏やかで、雪に彩られた樹氷が際立ちます。
蓼科山頂ヒュッテの屋根も、雪がほとんど積もっていません。
女神茶屋からは、結構な人数の人が登ってきます。
蓼科山山頂にて、敬礼っ!
蓼科神社奥宮にも参拝します。
今年も一年間、無事に登山を楽しむことができました。ありがとうございます。
お参りをしたら突如、雲がはれて青空が顔をのぞかせましたよ!
一瞬でしたが、嬉しい晴れ間でした。
将軍平に降りてきたタイミングで、また空が青澄みましたよ。
無事、登山口まで戻りました。今年もありがとうございました。