岩殿山(山梨県大月市)
2015年3月28日(土)
ルート:岩殿山公園市営駐車場〜▲岩殿山〜稚児落し〜浅利〜市営駐車場
634mという低山の里山でありながら、鎖場や切り立つ岸壁など変化に富んだコースが楽しめる岩殿山。
午前中に東京で病院に行ってからでも登りに来れるアクセスの良さもポイントです。
岩殿山公園市営駐車場。
この時間だともう一杯だったので、道路脇の路肩へ駐車します。
この季節の全国の風物詩、さくら祭りが開催されているようです。
こちらの「岩殿城跡入口」から登ります。登るといっても階段ですが。
今日は富士山もよく見えますね。山梨の山は立地柄富士の展望がよい山が多いです。
あちらが岩殿山(いわどのさん)。
中央高速を走っていると目につきます。気になっている人はぜひ登って見てください。
整備されているので、登山というよりは公園散策のようなイメージです。
自然石を利用して城門が築かれていた場所。
史跡は当時を思い起こすと、いろいろと楽しめます。
そしてアッという間に岩殿山山頂到着。
標高634mは、東京スカイツリーと同じ高さになります。
それにしても今日は汗ばむ陽気。さすがは甲府、気温は26.9度を指しています。
一旦、来た道をもどり、分岐点から稚児落しを目指します。
分岐から入ると、途端に雑木林の山道です。打って変わって登山気分を楽しめます。
クサリ場と巻き道との分岐点。
難度の高くないクサリ場なので、初心者の方もぜひクサリ場のほうから登ってください。
クサリ場は一人ずつ登るので、軽く渋滞ができています。
クサリ場はこんな感じ。
それほど斜度がきつくないので、慣れている人はクサリ無しでもいけるでしょう。
岩場のトラバース。こういう場所こそ慎重にすすみます。
ハシゴも打ち込まれていて、登りやすいですよ。
季節外れの紅葉かと思いきや、枯れかかっている木ででした。
下り斜面はサレていて歩きにくいです。クサリ場より危ないです(笑
雑木林は新緑の時期が最高ですが、この時期もサビの趣がありますね。
天神山。あまり「山頂」の感じはありません。
天神山から少しすすむと、稚児落しがその姿を現します。
切り立つ絶壁は大迫力。上に人が居るのが見えるでしょうか。
拡大するとこんな感じ。足を滑らせたら一巻の終わりです。
そんな稚児落しでランチターイム。
みんなで崖下を眺めながらこれまでの人生を振り返ります。
市営駐車場に車を停めると、この稚児落しからピストンで戻る人が多いようです。
筆者も前回はピストンで戻りましたが、今日は久々なので浅利まで下りて、
車道を歩いて駐車場まで戻ってみようと思いました。
この一気通貫ルートを歩くのは5年ぶりくらいだと思います。
アラッ、こんなに近かったかしらと思うほどアッという間に民家まで下りてきてしまいました。
途中にある廃屋。ここは5年(以上)前から変わっていません。
川を渡ります。岩殿山はこちら側を抜けないと水がないのです。
ここを鋭角に折り返すように曲がり、大月駅へと向かいます。
途中、「花咲山」との道標が。気になる名前なので今度登ってみようと思います。
中央高速の高架下をくぐります。
岩と共存しながら生活している村。
背丈ほどの小さな桜の木が満開の花を咲かせていました。
町中から見た岩殿山。里山ながらも堂々とした風格を漂わせています。
駐車場に戻りました。登山口から45分の車道歩き。おつかれさまでした!
そして今日は甲府に宿泊予定なので、サドヤワイナリーでワインを購入。
地下セラーの見学ツアーもやっていますよ。
ちょうど桜がよい時期なので、甲府城(舞鶴城公園)にも足を運びました。
山梨は肌に合うので、移住するなら山梨がいいですね。