3月は一度も山に登れていませんでした。そんな時こそ多峯主山ということでのんびりハイクに行ってきましたよ。

多峯主山(埼玉県飯能市)
2015年3月22日(日)
ルート:飯能市民会館駐車場〜▲天覧山〜多峯主山〜能仁寺(庭園拝観)

3月はなんだかんだ忙しく、週末の楽しみと心の浄化でもある山歩きができず仕舞い。

定期的に山に、山とは限らずとも自然の中に身をおくというのは、
都会で生活するものとしては必須なんだなと最近、確信めいて感じています。

そして、こんな時に手軽に行けるのが埼玉は飯能の多峯主山。
ヤマノススメで知名度が上がった山でもありますね。

筆者も遡ること6年ほど前、この多峯主山をキッカケとして登山を始めたので、
ある意味原点といってもよい想い出の山でもあります。

多峯主山

以前は池袋近辺に住んでいたので、多峯主山を登るときは
レッドアローで飯能まで行っていました。

今は池袋から少し離れてしまったので、車で行くことにしています。
していますといっても車で訪れるのは今日で2度目ですけど。

そんな、車で多峯主山を訪れたい方は、飯能市民会館(向かいの)駐車場が便利です。
ただ、あんまり早く着いてしまうと閉鎖されていて入れないこともあるのでご注意下さい。

多峯主山

道すがらまずはお膝元の能仁寺を通り抜けます。曹洞宗のお寺です。

多峯主山

隅々まで心が行き届いていて、凛とした清々しさの中に温もりも感じる、素敵な空間です。

多峯主山

なんとも穏やかな表情をたずさえています。

多峯主山

駐車場に植えられている河津桜がすでに満開です。

多峯主山

メジロが花の密を求めてやってきました。

多峯主山

そんなメジロを撮影するおじさんを撮影する筆者(おじさん)。
みんなすごい望遠着けてきています。本気(まじ)です。

多峯主山

能仁寺を抜け、まずは天覧山の中段を目指します。

多峯主山

あっという間に中段です。文字通り、ここで天覧山の中間地点ぐらい。
地元の人が犬の散歩コースにしているような、小さな里山です。

多峯主山

道がふた手に分かれていますが、ここは岩場を経由する左から登りましょう。

多峯主山

十六羅漢像が安置されています。
当時の住職が五代将軍綱吉の病を治した報恩として寄進されたものだそうです。

多峯主山

ちょっとした岩場を抜けます。
この岩場が切れ落ちた部分で、たまにロープワークなどの岩場訓練が行われています。

多峯主山

たいした岩場ではありませんが、それっぽく写真を撮ることもできます。

多峯主山

天覧山到着!
195Mの表記が、いかに低山かを物語っています。

多峯主山

こちらは天覧山展望台。低標高なわりに、いい景色ですよ。
朝8時に駐車をして出てくるくらいのタイミングだと、人もまばらです。

多峯主山

小梅ちゃんのゴミ発見。見つけたゴミは拾って帰ります。

多峯主山

天覧山からは一旦、下りに入ります。

多峯主山

見事なアカメヤナギです。そしてそのふもとにある小さな沼には、

多峯主山

卵からカエったばかりのオタマジャクシ。

多峯主山

すこし進むと、地元の小学生が田植えをする水田が。
子どもの頃に、自然と戯れながら学べるのはよい環境ですね。

多峯主山

見返り坂を登ります。
この見返り坂の由来は、源義経の母常盤御前に由るとのことで、
歴史の長さを物語るエピソードです。

多峯主山

埼玉は奥武蔵エリアは植林が多いのですが、
ここ多峯主山は比較的雑木の割合が高いので、季節感を楽しめます。

次は、雨乞池を目ざします。

多峯主山

さすがにツバキはもう終わりですね。春のおとずれを感じます。

多峯主山

雨乞池到着です。
古の時を超えて、いまだかつて水が枯れたことがのない池です。

多峯主山

池には鯉がたくさん泳いでいます。と思いきやこれ全部、金魚なんですよ。

小さな器に入れておくと、小さくしか育たない金魚も、
大きな器に入れておくと、大きく育つんです。

人間も、小さな器に閉じこもらずに、大きな器で大きく育ちたいものです(自戒)。

多峯主山

せっかくなので、黒田直邦の墓を訪ねましょう。

多峯主山

こちらが黒田直邦の墓です。清々しい風が吹き抜けます。

多峯主山

その墓の上に、岩が祀られていました。いわくを知りたいところです。

多峯主山

ビロードツリアブが編隊を組んでします。まるで戦闘機のような面持ちです。

多峯主山

そして多峯主山山頂到着! 敬礼っ!

多峯主山

ちなみにこの多峯主山、271mと低い山です。
そのくせくのなどと、大変偉そうな名前がついています。

理由は分かりませんが、山頂の経塚の下には、
経文を書いた河原石が約1万2千個も埋められているそうで、
当時から信仰の山だったことが伺えます。

多峯主山

せっかくなので、御岳八幡神社も参拝していきましょう。

多峯主山

こちらです。扉には日めくりカレンダーがつけられていました。
毎日必ず、誰かが訪れるということなのでしょう。

あなたが訪れたとき、前日の日付になっていたら、ぜひめくってあげてください。

多峯主山

ふたたび、雨乞池に戻りました。ここを経由して能仁寺へ戻ります。

多峯主山

途中にある湧き水。水量が少なく、飲めるほどではありません。

多峯主山

しかしながらこの多峯主山、小さな里山なのに、
あらためて良い山であるあることを認識させられます。

特に人のまばらな早朝はおすすめですね。

多峯主山

帰りは登りとは違うルートを通ります。このベンチも、当時のままの配置です。

多峯主山

飯能駅への近道です。今日は能仁寺に立ち寄ろうと思っているので、天覧山の中段を目指します。

多峯主山

天覧山中段に戻りました。

そして、能仁寺の裏庭園と本堂を拝観していこうと思います。
実は多峯主山はかなりの回数来ていますが、内部の拝観ははじめてです。

多峯主山

拝観料300円を払って、靴を脱いで本堂の脇から入ります。
いきなり廊下が見事ですね。

多峯主山

回廊を歩いて裏庭を見学します。裏側も掃除が行き届いています。

多峯主山

窓から見える景色もまた、いいですね。

多峯主山

こちらは長嶋茂雄終身名誉監督と芸大の先生の合作「新世紀生命富士」

まさしく生命力溢れる、迫力のある力強い作品です。

多峯主山

窓の格子を透けて差し込む陽光が、廊下にアクセントとなっています。

多峯主山

こちらは裏庭園。裏とはいえ一切の抜かりはなく、地形を巧みに活用した見事な庭園となっています。

多峯主山

こちらは本堂。ご本尊の毘盧遮那仏が光り輝いています。結界が張られています。

多峯主山

名残惜しいですが、能仁寺をあとにします。

多峯主山

帰りはに、北斗の拳好きの筆者として気になっていたラーメン店、
「百列軒」に立ち寄りました。

しかも筆者が好きなオロチョンがあったので迷わず発注。美味しかったですよ!

これだけのんびり堪能しても、自宅には13時半に戻りました。
リフレッリュするには最高のコースですね。