八ヶ岳南麓在住。里山好きのおじさんのブログでありんす。

【登山メモ】鳳凰山(薬師岳・観音岳)

鳳凰三山は薬師岳・観音岳・地蔵岳の三座の総称です。今回は夜叉神の森からのマイカー登山のため、地蔵は踏まずに二山で戻ります。

鳳凰山(薬師岳・観音岳)
2016年10月22日(土)23日(日)
ルート:夜叉神の森駐車場 〜 夜叉神峠 〜 苺平 〜 南御室小屋【泊】 〜 ▲薬師岳 〜 ▲観音岳 ⇔ピストン

鳳凰三山は薬師岳・観音岳・地蔵岳の三座の総称です。
今回は夜叉神の森からのマイカー登山のため、地蔵は踏まずに二座で戻ります。

というか、前回登ったとき(昨年5月)も同じ行程でしたが。

鳳凰山

今日は、某社ハイキング部からの選抜メンバー、筆者以外は全員女子の5人パーティです。

鳳凰山

念のため、軽アイゼンを持ってきたのですが、まったくもって必要のない予感がします。

登り口では、まだまだ葉を残した木樹が、秋の訪れが遅れてきたことを教えてくれています。

鳳凰山

夜叉神峠に到着です。

先週に引き続き、今週も天候に恵まれました。
もちろん、曇りや雨にもそれぞれ風情はありますが、やっぱり晴れていると嬉しいですよね。

鳳凰山

背の高いカラマツは、すでにだいぶ落葉しています。

紅葉(こうよう)は温度差が大きいほど鮮やかに色づきますが、
今年は暖かったせいか、目の覚めるような色づきはまだないようです。

鳳凰山

とはいえ、標高を上げてくると、それなりに紅葉しています。

みんな、喜々としてシャッターを切っています。

鳳凰山

苺平に到着。名前がいいですよね、苺平。

そうそう苺といえば、よく、タンクローリーの後ろに「毒」とかマークついてるじゃないですか。

鳳凰山

あれ、「苺」だったら夢が広がりますよね。

タンクいっぱいの苺。

鳳凰山

そんなことを妄想しながら、南御室小屋に到着です。

今日は個室を確保してあるので、安心です。

ビールとワインと日本酒をのんで、ご飯を食べて、また日本酒を飲んでビールを飲んで、

おやすみなさい Zzz…

鳳凰山

翌朝。

一日でさらに紅葉の進んだ木樹を朝日が照らし、実に鮮やかな色彩を描いています。

おはようございます!

山小屋の朝食を摂って準備をして、6時過ぎに出発です。

鳳凰山

いやぁ、今日も清々しい、実に気持ちのよい朝ですね。

雲海に浮かぶ幻想的な富士に、みなテンションを高めています。

鳳凰山

こちらは富士の次に高い、日本で2番目の標高を誇る北岳をはじめとする白峰三山。

その筋肉質な美しさは、ギリシャ彫刻のそれに通ずるものがあります。

鳳凰山

そしてふたたび富士。

太陽と雲海と紅葉のフレームが、美しい調和を生み出しています。

いま、脳内に流れたBGMは何故か、「部屋とYシャツと私」です。

鳳凰山

この白砂の地に大きな岩々がそびえる景色、薬師岳の醍醐味です。
薬師岳の手前のこのあたり、砂払岳という、名は体を表す名前がついています。

樹林帯を抜けて眺望がひらけると、一気にテンションが上がります。

鳳凰山

うひょー、まるで山頂を中心に結界がはられているかのような、不思議な雲です。

鳳凰山

薬師小屋は建替え中でした。

味があるものの、だいぶ建物も古くなっていましたものね。

きっちりとした基礎工事が入っているところを見ると、かなり立派な小屋が建ちそうです。
再来年に営業再開とのこと、是非とも泊まってみたいです。

鳳凰山

そんなわけで、薬師岳山頂です。

敬礼っ!

鳳凰山

薬師岳から観音岳の稜線も、また素敵な面持ちです。

鳳凰山

振り返って、富士。

今日は、どこから見ても絵になります。

ワイワイ、キャピキャピ、鳳凰三山最高峰の観音岳を目指します。

鳳凰山

観音岳山頂到着! みんなで記念撮影です。

敬礼っ!

このあと、登ってきた道を夜叉神の森まで戻りますよ。

みなさん、(まだ下りてないけど)おつかれさまでした!