多峯主山(埼玉県飯能市)
2016年10月29日(土)
ルート:飯能市民会館駐車場〜▲天覧山〜▲多峯主山 ⇔ 往復
2009年5月。別に山に登ろうと思ってないのにいきなり訪れた多峯主山(とうのすやま)。
もちろん山歩き前提ではないので、手ぶらで、ちょっと歩きやすい靴は履いていたけれど。
そんな、なんの予兆も無い状況で、午後、突然登った多峯主山。
GT Mountain.
すべてはここから始まった、ある意味、原点の山(GT Mountain.)が多峯主山です。
あれから、7年半が経とうとしています。
歩き始めから4年間くらいは、年間52週末のうち48週末は山に登りました(笑
5年目からは、少し落ち着きましたが、それでも、
最も少なかった昨年度でも、38山行ほどは行っているようで、
なんだかんだ、山が好きなんですね、きっと。
そんな、山歩きを始めるキッカケとなったのが、この多峯主山。
標高はわずか271mと、まさに里山といった趣で、
地元の人が犬の散歩に訪れる程度の、あるいは小学校の遠足で登られる程度の、
そんな山です。
でも、自分にとっては、まさにここが原点なので、
年に1度は初心に帰る意味も含めて、登るように心がけています。
市民会館前の駐車場は、まさかの満車でした。もうすぐお昼なのに、です。
駐車場が空くのを待つこと15分、散策から戻った車が出庫したので、
入れ替わりで車を収めて出発。
まずは、定番の能仁寺を訪れました。
相も変わらず、素敵な作りの庭ですね。300円で、庭園と本堂を拝観することができます。
お時間が許すようでしたら、ぜひ拝観をオススメします。
こちらは天覧山の中段。トイレも完備されいます。
こちらは、十六羅漢。
徳川五代将軍綱吉の病気平癒のお礼に、生母桂昌院が十六羅漢の石仏を奉納したそうです。
天覧山到着。
そこそこ、賑わっています。
ここで引き返しちゃう人もいるみたいです。
天覧山から下ったところ。
以前からですが、まむしに注意です。
今回、まむしには会いませんでしたが、ハリガネムシには会いました。
宿主の脳に司令を出し、自殺までさせてしまうという恐ろしい寄生獣ハリガネムシ。
このハリガネムシ、人間にも寄生することがあるようです。恐ろしいですね。
こちらは見返り坂。
源義経の母・常盤御前が、あまりの景色の良さに振り返り振り返り上ったとされる坂です。
歴史を感じます。
そしてこちらは、いまだかつて枯れたことのないと言い伝えられる「雨乞池」。
鯉と見紛うほどの、大きな金魚がトレードマークです。
金魚は、小さな鉢に収めると大きくならないのですが、
大きな水槽や池で育てると、とても大きくなるのです。
人間もきっと同じで、小さな水槽に閉じ込められると、大きく育たないことでしょう。
ある意味、いまの日本を象徴しているかのようです。
以前にはなかった、立派なバイオトイレが完備されていました。
多峯主山山頂に到着です。
老人会のような団体様が記念撮影をしていました。
みなさん、お元気ですね。
GT Mountainである到着山頂にて、
敬礼っ!
思い出のコーナーベンチ。
多峯主山の、個人的象徴です。
そして、下山後に立ち寄ったのが、ラーメン屋の「百列軒」。
数年前にたまたま立ち寄ったのをキッカケに、
多峯主山とセットで訪れるようになりました。
ここの「オロチョン」がおすすめです。
北海道出身の友人が、「いやぁ、地元と同じ味がする」と、
家族で定期的に通うほど。北海道にゆかりのある方にはオススメです。
おつかれさまでした!