八ヶ岳南麓在住。里山好きのおじさんのブログでありんす。

【登山メモ】飯盛山(めしもりやま)

飯盛山(めしもりやま)と読みます。白虎隊自刃の地で有名な飯盛山(いいもりやま)ではありません。

飯盛山(長野県)
2016年6月18日(土)
ルート:平沢峠駐車場 〜 ▲平沢山 〜 ▲飯盛山 〜 平沢峠駐車場
※ルート地図はヤマレコからお借りしました。

最近、「畑」を始めたりしたもので、登山が疎かになっています(笑

6月は法事や所用も重なり、山行はこの飯盛山(と平沢山)のみ、
山を歩き始めて今年の5月で8年目に入りましたが、
もっとも山の歩行距離の短い月になりました。

山に登り始めかてら2年くらいは、52週中50週は山に行ってましたから(笑
少し落ち着いてきて、ちょうどいい感じになってきたのかもしれません。

ただ、登山も畑も、自然と触れ愛ながら心を無にできる瞬間があり、
そして、地球そして宇宙のすべてが循環していることを体感できる、
という点においては、実は共通するものがあります。

土に触れ、草と戯れ、じっくりと虫を観察するという体験は、
山とはまた違った醍醐味があり、面白いですね。

飯盛山

飯盛山は3度目なのですが、三度目の正直、ようやく晴れ渡ってくれました。
前回前々回は残雪期だったので、ピーカン無雪期は初めてです。

八ヶ岳の全容を一番よい角度から眺められるのは、実はこの平沢峠かもしれません。

飯盛山

美しい新緑のなか、のんびりとすすみます。
個人的には雨上がりの新緑が好きなのですが、もちろん晴れていても気持ちがいいです。

飯盛山

この道標を直進すると、「平沢山」に登ることができます。
平沢山への案内がないのはちょっと不親切ですね。

実は初めて飯盛山に登ったときは、気づきませんでした平沢山(笑

でも、峠の名前は「平沢峠」ですし、本来はメインを張れる山だと思います。

飯盛山

太陽とヤマツツジの祝福を受けながら、平沢山の山頂はもう目前です。

「太陽と◯◯◯」といえば、思い出すのは「太陽とシスコムーン」です。

飯盛山

そして平沢山山頂

眺めは素晴しいですし、飯盛山のように山頂(の立ち入り可能区域)が狭くないですし、
もし、お弁当を食べる腹積もりであれば、飯盛山よりも平沢山のほうがオススメです。

飯盛山

そんな平沢山からみた飯盛山。カタチが素敵ですね。

まさに飯を盛ったかのような、食べたくなるような山容です。
いま、孤独のグルメのテーマ曲が頭の中で流れています。
奥には富士山も見えています。

飯盛山

個人的に雑木林の樹林帯とか好きなんですが、抜けるような眺望もまたいいですね。

そういえば飲み屋で近くの席に座っていたオヤジが山登りが趣味みたいで、

「山登りって何が面白いんですか? キツイだけじゃないですか」

という若者に対して、

「いやー、登ってる時はキツイんだけどさぁ、いや、正直ヤメようかと思うんだけど(笑
山頂に着いた時に目の前に広がる景色、
このご褒美があるから山はヤめられないんだよね」

と答えていましたが、もちろん人それぞれ楽しみ方があるのでアレですが、
山頂の景色だけがご褒美であとはキツイというのに、よく続きますね。

天候が悪かったり、眺望の無い山だったりしたら、それこそガックシでしょう。

筆者の場合、登っている課程が楽しくてしょうがなくて、
山頂はその結果の「オマケ」程度なので、天候が悪かろうが眺望がなかろうが、
ほぼ全工程が楽しいので、こうして山を歩くわけです。

飯盛山

そんな飯盛山山頂で敬礼っ!

さっき、飲み屋の近くの席のオヤジが、と言いましたが、
ハゲてたからオヤジっぽかたっけど、たぶん年齢は同じか下手したら年下です。

飯盛山

抜けるような青空です。ケムトレイルも出ていません。

飯盛山

そうそう、行きに平沢山に登りそびれた場合、
ここからゲートを右に入ると平沢山に登ることができます。

ぜひ、お立ち寄りください。

往復で90分というハイキングコースではありますが、
素敵な眺望を手軽に楽しむことのできるよい山です。

おつかれさまでした!