茶臼山・縞枯山
2025年8月8日(月祝)
ルート:麦草峠公共駐車場~大石峠~▲茶臼山~縞枯山展望台~茶臼山展望台~麦草峠公共駐車場
北八ヶ岳登山の要衝、メルヘン街道の麦草峠。
例年、11月の第2木曜日16:00にゲートが閉まり、冬季通行止めとなります。
ところが今年は昨今の気象事情を鑑みてか、11月の第3木曜日10:00より通行止めと、いつもより後ろ倒しになりました。
ということで天気もいいし、駆け込みで北八ヶ岳に登りに行こうと麦草峠公共駐車場にやってまいりました。

今日は日曜日。到着時刻は8時40分。シーズン中であれば朝7時前には埋まってしまいますが。
紅葉も終わり、かといって積雪があるわけではない中途半端な時期ということもあり、ガラガラです。

ヤッホーイ! 今日は天気もイイし、気分もイイ!

さっそく、まいります。右に行くと「天池」です。しばらく行ってないなぁ天池。

この北八ヶ岳の苔生した森がとても好きなんです。
白駒池から高見石小屋を経て、中山~にゅうを周回というコースが人気ですが、
個人的には茶臼山~縞枯山のマイナーなコースのほうが好きですね。

今日は、苔がいつもよりドライで、しっとりとした苔とはまたちがった面持ちです。

麦草峠公共駐車場が埋まっていると、白駒池駐車場に車を停めるわけですが、
それでもあえて、この茶臼・縞枯ルートを選ぶことが多いです。

を、中小場が見えました。

ワーイ! 八ヶ岳ブルー! 風はそこそこ穏やかです。

さて、茶臼山に向かいましょうか。

茶臼山に向けては急登になります。年々、岩場がガレてきているような気が。

雪と縞枯れのコラボ。
今シーズンの八ヶ岳エリアの雪は少ないとの情報。昨シーズンは多かったんです。

それにしても苔生した森というのは、得も言われぬ美しさがありますね。

茶臼山山頂に到着です。山頂標が朽ちているので、ここが山頂と気づかない人もいるとか。

さて、茶臼山展望台は後回しにして、まずは縞枯山展望台を目指します。

途中、けっこうバーンってる場所がありまして。

出し惜しみはせず、すぐにチェンスパを着用しました。

縞枯れた白色の樹が、蒼い空に映えます。この場所好きなんです。

結局バーンってたのはごく一部で、すぐにチェンスパは脱ぎました。

霧氷によって白く化粧をされた樹が、とても美しい。

そんな霧氷をまとった樹々が、われわれを出迎えてくれました。ここから展望台に向かいます。

岩場もところどころ凍結しているので、慎重にすすみますよ。

縞枯山展望台にて、敬礼っ!
いつもは茶臼山展望台で敬礼なので、たまには縞枯山で。


素晴らしい眺望を、しばし堪能。ほかに人もおらず、静かな時間を楽しみます。

さて、縞枯山山頂は何も無いので、ここで折り返します。
そのまま縞枯山にすすんで、雨池峠から天池を経由して戻るルートもおすすめです。

今日は、いや今日も、本当に美しい森です。北八ヶ岳ならではの森。

霧氷をまとった樹が陽光に照らされて、キラキラと煌めいています。

茶臼山山頂を経由して、おなじみの展望台にいきましょう。


ここもいつ来てもいいですね。ただ、いつきてもだいたい風が強いですが(笑)

寒いのでそそくさと戻ります。ランチは風の抜けない山頂でいただきましょう。

本日の山頂カップ麺は札幌濃厚味噌。
ただこの季節になると、気圧が低く湯温が上がりきらないのに加えて、
寒いものですから、2,400m級の山では、悠長にカップ麺喰ってられなくなりますね(笑)

腹ごしらえも済んだので、麦草峠に戻るとしましょうか。

中小場を経て。ここもとても眺望がいいのですが、風が抜けるのでランチ場所には向かないかも。

今日の苔は非常にドライ。ウェットなほうが雰囲気出ますが、これはこれで風情があります。

北八ヶ岳の苔生した森は、どこを切り取っても絵になりますね。

茶水の池まで戻ってきました。水はほぼ枯れています。

次回、ここに訪れるのはゲートの開く来年の4月16日以降ですね。いまから楽しみです。

駐車場到着。満車ではありませんが、そこそこ賑わっています。
おつかれさまでした!(๑•̀ㅂ•́)و✧