八ヶ岳南麓在住。里山好きのおじさんのブログでありんす。

【登山メモ】高登谷山

高登谷山、久々に登りました。登山口に「通行禁止」の案内があってビビりますけど、自己責任で登ることは問題ないんですよ。告知されてませんけど。

高登谷山
2025年11月27日(木)
ルート:高登谷山登山口→天狗岩→▲南峰→▲高登谷山山頂→高登谷山登山口

高登谷山ルートマップ
(C)YamaReco らくル~ト

高登谷山。かなりマイナーな山です。
どれくらいマイナーかというと、YAMAPではついにルート掲載を外されてしまいました(笑)

らくルートでは、かろうじてルートが残っています。

高登谷山

そんなマイナーな山に、しかも平日ですから、先客がいるはずもありません。もちろん後客も。

高登谷山

そもそも、登山口が封鎖されてしまっていますから。誰も登らないでしょう。

高登谷山

「通行禁止」の案内も。よほどの荒くれ者じゃないと、わざわざ登りませんよね。
ただ実は、自己責任で登るのは問題ないんです。

過日、川上村役場に問い合わせの電話をしました。
すると、登山道が通行禁止になっていること自体を把握していなかったとのこと。

きちんと調べて、後日に回答をいただくことができました。

ちょっと複雑ですが、高登谷山の登山道は長野県川上村が管理しています。
ところが、こちらのルートの登山道入口近辺は、埼玉県蕨市の所有地で、管理も蕨市が行っています。

蕨市管理の土地に3本の木製の橋があるのですが、このうちの2本が老朽化で崩落の危険があるのです。
現在橋を修復する予算も無いので、通行止めにしているとのことでした。

蕨市も川上村も、万が一事故が起こっても一切の責任は負えないとのこと。
それでもよいのであれば、自己責任において登るのは咎めないと、お墨付きをいただきました。

高登谷山自体が登山禁止ということはないそうです。

高登谷山

ぶっちゃけ、それほど危なくはないんですけれど、万が一に備えてのことでしょうね。

ただでさえ登山者の少ない高登谷山。
今年は、果たしてこちらのルートから何人が登ったことでしょうか。ちょっと寂しいですね。

高登谷山

しかしながら、新しい虎ロープが整備されていたりと、
ほとんど登山者のいないルートでも、川上村が整備をしてくれているようです。

高登谷山

ぜんぜん人が入っていない感満載で、落葉もありルートも不明瞭。
実質バリエーションルートですね。

高登谷山

岩場を抜けると、ひたすらの急登が続きます。

高登谷山

そして再びの岩場が現れると、天狗岩が近い合図です。

高登谷山

途中にある眺望ポイント。八ヶ岳が雲の上に頭を出しています。

高登谷山

天狗岩に到着。好天であれば、ここから富士山が拝めるんですよ。

高登谷山

北斜面には、うっすらと雪がつもっていました。

高登谷山

南峰の山頂が見えましたよ。

高登谷山

アイタタタ。山頂標が倒れてしまっています。本当に人が入っていないのでしょう。

高登谷山

応急処置ですが、立て直しておきました。風で倒れちゃうでしょうが。

高登谷山

さて、本峰に向かうとしましょう。我々の前はいつ人が通ったのでしょうか。

高登谷山

凍結はしていませんが、雪が残っています。踏み跡はありません。

高登谷山

クコクコと、いい新雪の踏み音がします。

前回の北八ヶ岳の時にアイスバーンは踏んでいますが、
新雪を踏む登山は今シーズン初です。

高登谷山

本峰山頂が見えました!

高登谷山

高登谷山本峰にて、敬礼っ!

高登谷山

高登谷山から見る八ヶ岳は美しいですね。今日は龍雲は出ていないようです。

高登谷山

さて、ランチは下山後の予定なので、そこそこにくだりましょう。

高登谷山

こちらのルートはひたすら急登の反対、急下。
それほど面白味のあるルートではありません(笑)

高登谷山

長いロープ。登山者が少ない山の割に、それなりに整備されています。

高登谷山

別荘地内の登山口に降りてきました。ここから駐車場までは、別荘地歩きになります。

高登谷山

駐車場到着! おつかれさまです(๑•̀ㅂ•́)و✧

さて、このあとはお待ちかねのランチタイムですよ。

高登谷山

帰路の途中にある「レストラン最高地点」で、新蕎麦をいただきます。

高登谷山

大盛りは+200円で、東京の洒落た蕎麦屋の4枚分くらいの量が出てきますよ。
写真だと伝わりにくいですが、かなり深めの皿にしっかりと盛られています。

今年の最高地点の新蕎麦は出来がいいですね。去年より美味しい(笑)
今年はどこで食べても新蕎麦がうまい。蕎麦当たり年かもしれません。

それではまた!(๑•̀ㅂ•́)و✧