夕日アタリ
2024年10月13日(日)
ルート:信州峠~石ッコツの途中まで~▲夕日アタリ~信州峠
久々の山歩き。
今年は未踏の山を積極的に登るというミッションをなんとなく課しており、
そういえば「信州峠」の反対側に、石ッコツと夕日アタリという山があるのを思い出しました。
こういうマイナーな山のルートは、YAMAPに限りますでしょう。
ということで検索をしてみたんです、ええ。

アイヤー! 載ってないっすよ、ルート。
しかしながら、旧ヤマレコであるらくル~トには載っていたので、アプリのGPSを頼りに登ることにしました。

ということで、やってきました信州峠。
駐車場は溢れており停められず。さすがは3連休の中日といったとことですな。
もちろん、皆さんの目的地は横尾山。石ッコツとか夕日アタリ目指す人は、
ひとりもいないことでしょう。
例えるなら、馬越峠に車を停めて天狗山や男山に登らずに、御陵山を目指すようなものでしょう。
いや、その例え分かる人ほぼいないでしょうし、御陵山目指す人よりも少ないと思います。
石ッコツとか夕日アタリ目指す人は。
そんなわけでして、まず、登山口がまったく不明です。
横尾山には何度も登っていますが、信州峠の反対側に登山道があるのを見たことがありません。
とりあえず、道のない笹薮の中を進んでみます。

一応、GPSではちょっとズレてるけどほぼオンルート。
いや、ここは素人が来ちゃ駄目な山でしょう。もちろんオイラも素人です。

なんとなく、踏まれた跡があります。基本的にはGPSとにらめっこしながら進みます。

山自体はとてもきれいです。人がほぼ入っていないので、手つかずの雰囲気。

ただ、そういう山って山神様の威圧するような、ちょっと怖い氣の山が多いんですけど、
ここはとってものどか。「ほーほっほっほ」という翁の声が聴こえてきそうなのどかな氣。

登山道なのか獣道なのかよくわからない不明瞭な道。
GPS上では間違っていないようです。

お、今日始めてのリボンに遭遇。ホッとひと安心。

開けた場所に出ました。ここから先もGPS頼りです。
ところが…

ものすごい藪というか、もう枝になっちゃてて進むのが相当難儀。
GPSではこちらに進むことになってるんすよ。

いや、そこまでして進むモチベーションもないので、途中ですが撤退することに。
石ッコツは踏むことができませんでした。

なんとか、名前のあるところは踏んでおきたいので、引き返して夕日アタリに向かいます。

こちらはらくル~トでもバリエーションとなっていますが、石ッコツよりも道が明瞭です。

お、おそらくあれが夕日アタリでありましょう。

山頂標はありませんでしたが、立派な三等三角点がありました。
夕日アタリで敬礼っ!

それにしてもとてもキレイな山です。のどかな雰囲気もいい。

帰りは、踏まれた跡をたどることができました。

いやぁ、それにしてもどこに取り付く場所があるのだろう。

ここかー!
いや、降りて振り返ってみたけど、それでも全然分からんかった(笑)

無事、信州峠に戻ってまいりましたよ。車はさらに台数が増えていました。

帰りは、レストラン最高地点で蕎麦でもすすりましょうか。
いや、なんか今日はカレーの気分で、メニューにカツカレーもあるんすよ。
でも、せっかくの手打ち蕎麦だし。やっぱ蕎麦屋に来たら蕎麦だよなぁ。
でも、まだギリギリ新蕎麦じゃないし。蕎麦以外の選択肢の余地もある。

ということで、折衷案のカレー蕎麦をオーダーしました。
カレーの香りって、食欲をそそるというか、美味しそうなパワーがあるじゃないですか。
となりに座っていた三世代家族の孫少年が、「カレー蕎麦食べたい!」とわめいています。
どうやら親が勝手に天盛りを発注していた模様。
「カレーは辛いから子どもには無理よ」などとなだめていましたが、
少年は何度も食べたい!食べたい!とこちらを睨んでいました(笑)
そうそう、山頂で他人が食べているカップ麺の香りにそそられるのも、
カップヌードルのカレーが一番なんですよね。
新蕎麦が提供されたら、シンプルにもり蕎麦を大盛りでいただきましょうか。
それではまた!(๑•̀ㅂ•́)و✧