阿梨山
2024年1月8日(月祝)
ルート:幸澗寺~▲阿梨山 ⇔ピストン
今日はちょいと甲府にヤボ用がありまして。
せっかっくなので用事前にちょっと山を歩いておこうかと。
なもんで、わりと街から近い里山を探してみたところ、
「阿梨山(あなしやま)」という山が目に留まりました。
ということでやってまいりました、阿梨山登山口にあたります「幸澗院」。
曹洞宗の禅寺のようです。
参拝者向けの駐車場がありますが、雰囲気は寂れています。
まずは参拝いたしましょう。
左手のカリンの木の下に像がありました。
なかなか素敵な像ですが、特に由来は書いてありませんでした。
登山口は、お墓を抜けた先にあるようです。
あ、ありました。害獣避けのゲートがありますね。
ここを抜けるとすぐに森へと誘われます。
松を中心にした雑木林。独特の趣がありますね。
立派な松の切り株。
マツクイムシ対策で切られたようです。
あちこちの松が切られていたので、ちゃんと手入れが入っているようです。
それにしてもなかなかの急登が続きます。
ところどころ道が不明瞭ですが、目印のリボンは多いので、
注意をして登れば迷うことはないかと思います。
それにしてもここまで松が優勢な雑木林の里山は、あまり記憶がありません。
まぁ、単に忘れっぽいと言われてしまうとぐうの音も出ませんけれど。
岩を喰らう松。植物のたくましさを感じます。
落葉で埋もれていますが、中腹は白い砂地のエリアが続きます。
日向山を想起させますね。
葉が落ちた枝の隙間から富士山が見えました。
基本的には、眺望はあまりない山です。
突如あらわれるヒノキ林。かつての植林地帯でしょうか。
この先、左側にリボンの巻かれた道がありますが、どうやら植樹用の作業林道だったようです。
道が下っていったので途中で引き返しました。
右側の、登りのルートが正解です。右はリボンが見えにくいので注意が必要です。
高圧線の鉄塔脇を抜けていきます。
「リスの隠れ家」とありますが、うーん、といった感じ。
こちらは「ベンガル坂」。何かと名前をつけるのが好きな担当者がいるようです。
お、あれは山頂標のようですね。無事山頂に到着しました。
阿梨山山頂にて、敬礼っ!
山頂に眺望はありません。でもよくあるじゃないですか。
山頂は眺望ないけど、ちょっと行くと展望ポイントがあるみたいな。
情報はまったく無いですが、ちょっと先に進んで見ることにしました。
あら、「中之岳(阿吽三山)」というピークがありましたよ。
ただ、展望ポイントはなさそうなので、戻ることにしました。
あとで調べたら、今回登った「阿梨山」「中之岳」ともうひとつ、
「吽梨山」というのがあって、あわせて阿吽三山というようです。
ということで、充分堪能したので下るとしましょう。
眺望という意味では見どころはないですが、とても静かな里山で、
なおかつ甲府の街からも近いので、甲府ついでに里山を歩きたいという向きには、
静かにおすすめしたいと思います。
コフキサルノコシカケの3連コンボ。
とても静かで、とてものどかです。
幸澗寺に近いほうが、森の雰囲気がいいですね。
松食い虫のくん蒸作業中。
こうした松が積まれたブロックがたくさんありました。
登山口到着。おつかれさまでした!
さて、ヤボ用を済ませて向かった先は温泉。
温泉は月に15回くらいは行くのですが、
行きつけの近場の温泉は源泉かけ流しではありません。
実は甲府には、源泉かけ流しの日帰り温泉施設がけっこうな数あるんですよ。
やはり月に1度は源泉かけ流しの温泉で心身リフレッシュをすると、
よい状態を保つことができると思うので、特に都会の方にはおすすめです。
外観だけ見たら絶対に入らない(笑)というか、
実際に地元の知人が子どもの頃から見かけてたけど一度も入ろうと思わなかった、
という昭和レトロな外観が知る人以外は寄せ付けない「竜王ラドン温泉」。
湯治として訪れる人が多いというかメインの、知る人ぞ知る名湯です。
ニフティ温泉ランキング2023において、
「お湯がいい部門」全国第一位獲得ほか、健康増進部門でとても人気の温泉。
この温泉は体調が悪い人ほど効果を実感するので、調子の悪い方はぜひ(笑)
調子が悪くない人でも、ボディリフレッシュができるのでオススメです。
それではまた!(๑•̀ㅂ•́)و✧