三味線滝
2023年1月29日(日)
ルート:三ツ頭登山口~八ヶ岳神社~三味線滝~三ツ頭登山口
今日は天気はいいものの、やや風が強く。吹きっ曝しの稜線をあるのはいささか憚られる天候です。
そこで、風の影響を受けにくい山腹を歩いて、雪の感触を楽しみましょう。
やってきたのは地元も地元。10分足らずで登山口です。
権現岳の前衛である三ツ頭への登山口。
ここから三味線滝を目指し、山腹をクルリと周るプチコースを歩きます。
念のため、フルアイゼンを装着。今季初装着です。
冬季はゲートが閉まっていますが、通常は登山口手前まで車で入れます。
まずは舗装された林道を歩いて、小泉登山口を目指します。
雪の帽子をかぶった編笠山。あいかわらずいい形、してますね。
こちらが小泉登山口。ここから登山道へと入っていきます。
それにしても、想定よりも雪がずいぶんと少ないです。
少し登ると、木製のベンチが現れます。
たまにお弁当を持って、このベンチに食べに来るんです。
というのも、南アルプスの眺望が素晴らしいのですよ。
ベンチ側から見ると、ご覧の通り。
小泉登山口からは10分足らずなので、ゲートの開いている時期には、
お弁当を食べるためだけでも、気軽に来ることができます。
それにしても、フルアイゼンでは歩きにくいくらい薄い雪です。
八ヶ岳神社に到着。
そういえば、今年の初詣となりました。
先週、守屋山に登った時には、神社にお参りをしなかったもので。
お供えの日本酒が凍るほどの、過酷な環境であることが分かります。
分岐点。
直進すれば、三ツ頭を経由して権現岳。
左は編笠山の登山口として人気の観音平。
右に行くと、三味線滝を経て、天女山まで歩くことができます。
今日の目的地は三味線滝なので、右へすすみます。
それにしても雪が少ないですね。
例年ですと、階段の上に雪が積もって、平らな斜道になるんですが、
階段の段を確認できる程度にしか雪がありません。
深雪に足を取られるようなこともなく、三味線滝手前の分岐点に到着。
この先を少し下れば、目的地の三味線滝です。
ビョービョーと風の音は聴こえるものの、山腹には影響はあまりありません。
いいまごろ稜線を歩いている人は、風と格闘していることでしょう。
無事、三味線滝に到着しました。せっかくなので、滝前まですすみます。
カッチカチです。ようやく、フルアイゼンの面目躍如といった場面。
こちらが三味線滝。
自然が創り出した氷の芸術作品。とても美しいです。写真では伝わりにくいですが。
帰りはピストンではなく、別ルートからの周回コースを下ります。
沢の横を歩いていくのですが、沢の水は枯れてしまっているようです。
もしかすると、雪の下を静かに流れているかもしれませんが。
雪が薄く、小石がゴロゴロと多い道なので、早めにアイゼンを外しました。
こちらのルートも、眼前に広がる南アルプスの眺望を楽しむことができます。
後半は、舗装路を歩いて登山口を目指します。
アイゼンの踏み跡が、まるで化石のようです。
ゲート前、三ツ頭登山口に到着。
今年の雪の少なさを再認識する山行となりました。
それではまた!(人 •͈ᴗ•͈) ♪