霧訪山
2022年10月15日(月)
ルート:駐車場→霧訪山登山口→分岐→▲霧訪山山頂 ⇔ピストン
最近、里山のレパートリーがマンネリ化しているので、
新たな里山を求めて「霧訪山(きりとうやま)」に登りました。
「霧訪山」は「山と高原地図」の収録範囲外なので、
いままでまったくのノーマークでした。
地名にありがちな特殊な読み方。「訪」の字を「とう」と読むのですね。
諏訪だと「わ」だし。
ちょっと迷いながら、整備された登山口駐車場に到着。
すでに先行車が10台います。人気の山なのですね。
駐車場入り口には「霧訪山登山絵図」が掲げられています。
大きくは3つの登山ルートがあります。
興味のある方は、塩尻市観光協会のHPをご覧ください。
我々もこちらを参考にさせていただきました。
駐車場から山頂まで、100m毎に「あと●●m」と標示があります。
これは、良し悪しですね(笑)
駐車場から100mほどで、霧訪山登山口。
コースタイムで登り1時間10分と、手軽な里山です。
まずは整備された階段を257~258段登ります。
階段は好きではありませんが、かなりの急登なので、
斜面直登だとアキレス腱に支障を来すかもしれません。
階段は思ったより短かったです。
霧訪山はなんというか、静かな神社の境内のような、
凛とした地氣を感じます。
こちらは「御嶽山大権現碑」。
木曽御嶽信仰による御嶽講が文化八年(1811年)に建立したそうです。
高圧線の脇を通ります。
電気という非効率なエネルギーから、新たなエネルギーにシフトする必要が、
人類には必要な時期かもしれません。
ここはかつて「かっとり城」という城があったそうです。
いまでは跡形もありませんが。
あと800m。駐車場から距離的には、ちょうど中間地点です。
分岐点。右は新登山道となっていて、YAMAPのコースタイムでここから山頂までは1時間20分です。
我々は、というかほとんどの人は左から登ります。
テント型のかわいらしい避難小屋が設置されています。
急登が続きます。
登りはキライではないので、急登で時間を稼げるルートは好みです。
ちょっとした展望ポイント。
ところどころにベンチが設置されているので、
ゆっくりとしたペースで登りたい人にもおすすめです。
おっと、山頂まであと100m。けっこうあっという間でしたね。
さて、本日の眺望はいかがでしょうか。
山頂到着!
登山口から49分。思ったよりも早く着いてしまいました。
山頂の中心には小野神社の境外社の會地社。祭神はイザナギ・イザナミです。
霧訪山山頂にて、敬礼っ!
暑かったので途中から帽子脱いでました。
やや雲がかってはいるものの、素晴らしい眺望。
気持ちのいい山頂ですね。
山頂でお話しをした地元のおばさま二人組。
「霧訪山が長野の里山ナンバー1に選ばれて人気になっちゃったのよ」
と仰っていました。うっすら予備知識としては入っていましたが、
家に帰ってから、改めて詳細を確認してみることにしました。
すると、長野県山岳総合センターというところが実施した、
『長野県里山・総選挙!「冬山編」』で1位に選ばれたようです。
第1位の霧訪山の得票数は「29票」。宿儺っ!
興味のある方は、こちらから投票結果をご覧ください。
そんな霧訪山の山頂に設置された「夢叶う霧訪の鐘」。
なかなかいい音がしました。あ、特に願い事はしませんでした(笑)
さてさて、眺望も堪能したので、サクッと下りましょうか。
それにしても今日は、10月の半ばとは思えない陽気です。
階段を下って、
登山口に到着。ひとまずおつかれさまです!
駐車場に戻ると、出発時の倍の22台に車が増えていました。
霧訪山。いい山ですが、こちらからのルートはちょっと短いかな。
ドアtoマウンテンでちょうど1時間なので、里山ルーティンに入れたいところですが。
「高速」を使って1時間なので、次は冬山の時期を狙って訪れたいと思います。
帰りに「タイガー食堂」に立ち寄ろうと思っていたものの、
開店までまだ30分以上あったのであきらめました。次回ですね。
それではまた!(人 •͈ᴗ•͈)