高ドッキョウ
2021年3月20日(土)
ルート:樽峠登山口~樽峠~高ドッキョウ ⇔ピストン
今週の土曜日、どこか山歩きしたいけどどこに行こう。
なんて考えていたら、信州の山友tatsuyaさんから連絡がありまして。
「高ドッキョウ」と「貫ヶ岳」行きませんかと。
どちらも山梨百名山だそうです。
tatsuyaさんは我々とはちがって相当の山男で、
日本百名山完登、信州百名山完登、日本二百名山90座踏破、
さらに現在山梨百名山81座踏破という猛者。
本日のルートは全工程で14.8kmとのこと。
うーん… 長い(笑) ということで、
片方の「高ドッキョウ」のみご一緒することにしました。
道の駅とみざわで待ち合わせ、約2年ぶりの再開です。
合流して、2台で登山口に向かいました。
樽峠駐車場。問題なく駐車できました。
このエリアはヒルが多いそうで、安心登山適期は11月~3月、
今日は気温も高く、ある意味ギリギリのタイミングです。
さてさて、まいりましょうか。
登山口からしばらくは、植林が多いです。
適度に間伐されていて、薄暗い印象はありません。
樽峠まではすぐ到着すると思っていましたが、
なかなか到着しません。
樽峠に到着です。
ここを左に進むと「貫ヶ岳(かんがたけ)」、右に進むと「高ドッキョウ」です。
我々は高ドッキョウのみ登るので、ここは右に進みます。
登り始めは植林の多さにやや不安を感じましたが、
樽峠からは雑木も増え、植生も豊かになります。
高ドッキョウのある山梨県南部町は静岡県に隣接しており、
この尾根の左側は静岡県清水区になります。
つまり高ドッキョウは山梨県最南端の山、ということになります。
静岡に近いせいか、山の植生はどことなく伊豆の香りがします。
ヒメシャラも散在していて、いい雰囲氣の山ですね。
展望ポイント。
今日は雲が多いですが、駿河湾を見ることができました。
山梨に住んでいるとなかなか美味しい魚にありつけないので、
このエリアの山に絡めて、清水港まで魚を食べに遠征するのも楽しそうです。
大きな岩座がありました。
鬼滅の刃の炭治郎が修行で両断した大岩くらいのサイズでしょうか。
それにしても山頂手前の急登、なかなかのものですね。
のどかな里山でありながら、結構な急登が現れるというのは、
マイナーな里山ほどよくあるような気がします。
お、山頂に到着ですか。と思ったらまだでした。
すこし進むと、標柱らしきものが見えました。
あそこが山頂ですね。
「高ドッキョウ」山頂に到着。かわいい山頂標です。
山梨百名山の多くは、オリジナルの山頂標とは別に、
独自の「山梨百名山」山頂標が立てられています。
これが立派なものなので、こちらで写真を撮る人が多いですね。
tatsuyaさんと一緒に、高ドッキョウ山頂にて敬礼っ!
残念ながら富士山は見えませんが、曇りのわりには明るい天気。
山頂でしばしお喋りタイム。
そういえばウチは20年ほど前から1日2食(以下)が基本ですが、
tatsuyaさんも1週間ほど前から1日2食に切り替えたそうです。
過食は万病の元、1日2食以下にするのが健康の秘訣かと思います。
これについては拙記事「一日何食が健康によいのか」もご参照ください(笑)
さてさて、tatsuyaさんはもう一座残っていますので、
身体が冷えてしまう前に下りましょう。
下りの時の「あるある」、こんなに登ってきたのか!
苔生した標柱の上に置かれた石を、苔が包み込みはじめています。
何年か後には、丸い苔玉になっているかもしれません。
左は山梨県、右は静岡県。
やはり右側の静岡県の植生のほうが、伊豆っぽいですね(笑)
樽峠に到着しました。
tatsuyaさんとはここでお別れ。再開を約束します。
あ、そういえば来月も会う約束をしてました(笑)
我々はひと足先に下って、ランチ&温泉です。
最近は、里山を登って下りてランチ&温泉、
というのがワンセットになっているので、ますます軟弱になっています(笑)
植林の木々の間に、ミツマタが可憐な花を咲かせていました。
樽峠登山口到着です。
おつかれさまでした! おもしろい山でした。
さてさて、ランチと温泉とまいりましょう。
これをしないと、本日のミッションが完遂とはなりませんので(笑)
やってきたのは「なんぶの湯」。
食事処のついた温泉施設というのが好きなんです。
そして、かなりの確率でオーダーするのが「カツカレー」。
ちなみに自分は牛肉は一切食べないのと、家では豚肉も食べないので、
たまの外食では、豚肉料理をオーダーすることが多いです。
最近は、ベジタリアンの人も増えてきていますし、
肉食を減らす人も増えてきていますし、時代の流れかもしれませんね。
それではまた!(◕ᴗ◕✿)