破風山(山梨県笛吹市/1674m)
2013年3月17日(日)
ルート:水ヶ沢林道ゲート~すずらん峠~▲破風山~▲中藤山~大石峠(折り返し)
あわよくば新道峠からの縦走を目論んだのですが、新道峠へ向かう水ヶ沢林道は冬季閉鎖中です。
今年は4月25日に開通予定とのこと。
ということですずらん峠から破風山を目指すことにしました。
私事で恐縮ですが、登山靴を新調したので足慣らしを兼ねた山行です。
いまのいままで、冬山も含めてシリオの421で登り続けてきたのですが、
さすがに限界を感じていたある冬の週末です。
【AKU フィッツロイGTX】という今までで一番高級(定価ベース)な登山靴なので、
来年の冬山は安心して登れることでしょう。
水ヶ沢林道にはまだ雪が残っていて、所々凍結しています。
日向は雪が溶けています。林道全体の半分程度は雪がない状態ですね。
10分とかからずに、すずらん峠の登り口です。
神様も私たちを称えてくれています(ただの逆光)。
ほぼ雪はありません。山梨らしい雑木の道をすすみます。
と思ったら結構怖い箇所がカッチカッチやぞ!
ここは面倒がらずに軽アイゼンを装着することにしました。
備えあれば嬉しいな。
こういう場面で無理をすると、下手したら天国に逝ってしまいます。
人によっては地獄に逝ってしまうこともあるでしょう。
うひょーっ!ツララですよ! おっしゃるとおり、充分、凶器になりますね。
すずらん峠到着! 水ヶ沢林道のゲートから50分です。
ここから大石峠まで縦走して、戻ってくる予定です。
よし、雪もないようのなで軽アイゼンをもたもたとはずします。
あれっ、雪がけっこうありますね。でもアイゼン履くほどではありません。
破風山山頂! すずらん峠より18分。山頂感は薄いけれど、富士山がキレイ。
そして破風山から10分ほどすすんだところにある富士山の絶景ポイント。
河口湖大橋もきれいに見えて、
まるで絵葉書になりそうな景色(実際になってますが)を見ることができます。
絶景ポイントから12分で新道峠に到着。
実はこの新道峠に歩いてたったの5分でアクセスできるのが、
出発地点でゲートが閉ざされていた水ヶ沢林道。
その証拠にチラリと看板を見ると「登山口」と書いてありますよ!
1時間半かけて歩いてきたのに「登山口」とはガックシですね。
木々の隙間からアルプスを眺められるのもこの季節ならでは。
左に富士山、右に南アルプスといった布陣です。
次の目的地、中藤山を目指します。
中藤山(なかっとうやま)到着! 新道峠より28分。
山の名前のつくところは基本的に富士山が見えることになっています。
次の目的地は稜線続きで不逢山。
ちょっとした岩場もあったりします。
不逢山(あわずやま)山頂! 中藤山から45分です。
ここまでくれば、大石峠はあとちょっと。
じゃん!大石峠! 不逢山から7分、すぐですね。広めの原っぱで気持ちいいです。
目の前は富士山なんですが、雲が上がり霞がかって眺望はいまひとつ。
ここでランチタイム。
ちなみに先々週の大石峠。2週間で一気に雪が無くなりましたよ。
日なたとはいえ、28.3度。そら溶けますがな雪。
出発時点の気温が6.5度だったので気温差21.8度。身体おかしなります。
夏バテのようなダルさを抱えつつ、帰路へ。
間端折って新道峠。大石峠から1時間18分。
どうにも身体がダルいので、このまま水ヶ沢林道を徒歩で降りることにしました。
ガチで凍っているので、再び軽アイゼン装着!
面倒くさがっていたら、ツルッと滑ってあの世いきです。
5分もかからずに駐車場(登り口)です。ここからは車道歩き。
けっこう凍っていますね。先ほど装着したアイゼンが役に立っています。
半ばを過ぎて雪がはけたので、脱アイゼン。
ゲート到着! 上の駐車場から30分で降りてきたので、かなりのショートカット。
お疲れ様でした!
■参考タイム(※食事時間のぞく)
【登り】2時間50分
水ヶ沢林道ゲート →(50分)→ すずらん峠 →(18分)→ 破風山 →(22分)→ 新道峠 →(28分)→ 中藤山 →(45分)→ 不逢山 →(7分)→ 大石峠
【下り】1時間53分
大石峠→(1時間18分)→ 新道峠 →(5分)→ 駐車場 →(30分)→ 水ヶ沢林道ゲート
【トータル】4時間43分