御小屋山
2020年6月27日(土)
ルート:舟山十字路 → 御小屋山山頂 ⇔ ピストン
おはようございます。
みなさま、お目覚めはいかがでしたか?
さて、今日はこのあと畑仕事もあることですし、
近場のチョイ山に登りましょう。
ですので、近所の「御小屋山」にやってまいりました。
といっても、ここは「阿弥陀岳」の登山口。
御小屋山というのは、阿弥陀岳登頂のメインルート、
御小屋尾根の「途中にある山」です。
つまり、通常は阿弥陀岳に登る通過点でしかない山ですね。
遠方からわざわざやってきて、御小屋山で引き返すなんて、
正気の沙汰ではないわけです。
ですがここは地元民の強みを活かして、この御小屋山を目的地としましょう。
まずは「阿弥陀聖水」に立ち寄って、八ヶ岳の天然水をいただきます。
登山口より、少し先に進んだところにあります。
富士見高原別荘地のオーナーは、この水を愛飲している人も多いことでしょう。
そして引き返して登山口、船山十字路の駐車場ですが、
すでに車が溢れていまして、駐車できませんでした。
仕方がないので、少し(けっこう)下まで下って、
車の停められるスペースに駐車をして、歩いて登ってきました。
それにしてもこの賑わい、ちょっと意外でした。
というのも、
「赤岳頂上山荘」も「赤岳展望荘」も、「行者小屋」も「キレット小屋」も休業中ですから。
みなさん、阿弥陀岳日帰りコースですかね。
新緑の八ヶ岳、少々暑さも感じますが、気持ちのよいスタートです。
30分ほどは、林道(車の登れる道)を歩きます。
そしてここから、登山道に入っていきます。
ほどなくすると、「虎尾神社」の案内が。
もちろん、立ち寄りますよ。
こちらが虎尾神社。
全国で「虎尾神社」は、ここ一社しかないそうです。
祭神は「虎尾大明神」。出自も不明で謎の多い神社です。
長野県中条村の虫倉山(1378m)の麓にある虫倉神社と関係がある、
ということまでは分かっているようです。
傍らには、4m近くあるでしょうか、大きな石碑があります。
「大教正生力彦神」とあり、明治4年(1871)頃に建立されたもののようです。
気温は19℃ほどありますが、樹林帯の中なので、
それほど暑さは感じません。
お隣の西岳は、花が多くこの季節は目を奪われるものですが、
御小屋山というか、この阿弥陀岳のルートは花が少なめですね。
御小屋山の山頂に近づくにつれて、「山の気」が変わっていきます。
こちらは美濃戸口との分岐点。
阿弥陀岳〜中岳〜赤岳と縦走する場合はこちらから登ります。
御小屋山山頂に到着です。
御小屋山山頂にて、敬礼っ!
ハイキング気分で登れるので、この後の畑仕事にも響きません。
さて、山頂もそこそこに、下ることにしましょう。
それにしても、近所に山があるというのは、
東京都心に住んでいた時と比べると、贅沢な環境ですね。
都心に住まうということは、利便性とリスクを天秤にかけた時に、
リスクのほうが確実に大きくなっているのが今の現状かと思います。
コロナのような疫病だけでなく、直近で危ぶまれるのが首都直下型地震、
物流が滞れば、食料をはじめ物資は一瞬で枯渇します。
一極集中の極めて脆い楼閣といえるのが今の首都の実情でしょう。
IT関連をはじめとして、必ずしも都心に住居を置く必要のない職種の人々の、
田舎への移住が増えているというのも頷けますね。
そんな某も、3年前に田舎に移住しました。
田舎に拠点を構え2拠点生活を始めたのが5年前、
当時より都心の脆弱さを意識していたので、それなりに先見の明があったのではと。
そんな我々が、いまさら東京に戻るという選択肢は、金輪際無いでしょう。
仮に無償で住居を提供すると言われたとしても、お断りしますし、
さらに毎月別途手当を支給する、と言われたとしてもお断ります(笑
都会で人間らしい生活を営むのは、ハードルが高すぎますからね。
帰りに立ち寄ったホームセンターで売られていたバラの葉の上で、
のんびりとカエルが休んでいました。
そして山帰りにマイ畑に立ち寄り、ジャガイモを収穫しました。
そんなジャガイモは、早速コロッケになりましたよ(・∀・)
食べ放題〜 ♪ (ほとんどは冷凍になりますが)
おかげさまで毎日楽しく、豊かな生活を送っています ♪
今日もありがとうございました(๑╹ω╹๑ )