最近、諸般の事情から、なかなか思うように山に行けないわけでして。
ブログのメインのネタである登山メモが更新できない今日このごろ。
そんな最中(さなか)、実はメインで履いていた3シーズン用の登山靴が、今年の2月頃なんですけど、逝っちゃってたんです。
そのメインで履いていた靴は「KAYLAND アペックスデュアル」という靴で、ブログ記事を見ると2013年7月の購入となっていました。
もう、5年7ヶ月も履いていたんですね。そら逝きますわ。
同じ2013年には、厳冬期用のAKU(アク)フィッツロイGTXも購入してまして、まぁ厳冬期はアイゼン付けることが多いのでソールはそれほど減らないのですが、こちらはまだまだ履けそう。なかなか物持ちがいいようです。
また近年は特に低山が多いので、低山で愛用しているGARMONT(ガルモント)のベッタばかり履いていて、まぁこれはこれで実にいい靴でして、ミッドカットながら適度に硬いソール(シャンク)のおかげで岩場も歩きやすく、もう、厳冬期以外はこれでいんじゃね?的シューズです。コバもあるのでアイゼンもつきますし。
ただ、これも履きすぎちゃって、だいぶソールが怪しくなってきたんですよね。
「低山用(ガルモント)」「3シーズン(ケイランド)」「厳冬期用(AKU)」と3足を履き分けてきたのですが、メインで履いていた「3シーズン」が逝き、「低山用」もソールが怪しくなり、となると、山を愛する漢(おとこ)としては、さすがに新調しないわけにはいきません。
なぜ、2月に逝っちゃってから6月になる今まで新調してなかったかのかといえば、ガルモントで事足りてたことも、お金が無いことももちろんありますが、実は田舎暮らしならではの事情が大きいですね。
東京に住んでいた頃は、本気(マジ)で靴選びをしようと思ったら、茶水(御茶ノ水)界隈に足を運べば、そらもう選び放題だったわけです。
ところが、八ヶ岳山麓に移住した人間としては、山は選び放題なんですけど、登山靴を選ぼうとすると、もう選択肢がほぼ無いんですよね。
地元には八ヶ岳アウトレットがあるのですが、小規模ですし、ガチの登山靴はハッキリいって選択肢がありません。
そんなこんなで、登山靴を新調しなきゃと思いつつ、なかなかその機会に恵まれずに今日に至ってしまったわけなんです。
で、今日はTシャツでも買おうかと八ヶ岳アウトレットに足を運んだのですが、なんとモンチュラのショップが新規オープンしているではないですか。
モンチュラといえば、クライミングをやる人にはお馴染みのブランドですが、登山用品も質が高いものが多いのです。値段も高いのですが。
そんなモンチュラのショップがオープンしたので、もしかしてガチの登山靴もあるんじゃねと、期待にあちこちを膨らませながら入店しました。
ありました、ありましたよ。
ガチの登山靴があるじゃないですか。いやいや、いままでの八ヶ岳アウトレットにはなかった光景がそこには広がっていました。
ここで買わなかったら漢(おとこ)が廃るというもの、というようりむしろありがとうございます、地元でガチの登山靴を買える場を新たに作っていただいて。
ということで、地元八ヶ岳で購入した新しい相棒がこちら。
「MONTURA VERTIGO GTX」です\(^o^)/
ナイスですね(・∀・)
モンチュラは製造元がスポルティバと同じで、ちょっと足型が細いイメージを勝手に持っていたのですが、実際に履いてみるとフィッティングがとても良く、むしろやや甲高の印象すら受けました。
日本人は幅広甲高の足型の人が多いので、モンチュラはイタリアブランドの中では日本人向けではないかと思います。
これは意外な発見で、ガルモントのほうがよほどタイトです。
ガルモントはUK9.5のサイズを履いているのですが、モンチュラはUK8.5でピッタリでした。
そんなモンチュラのVERTIGO GTX、定価49,680円(税込)と3シーズン用としては高価なのですが、そこはアウトレットの面目躍如、40%OFFの29,808円(税込)で購入することができました。肉、八百屋、というのも縁起が良い。
何より地元八ヶ岳でガチの登山靴に出会えたのは、嬉しかったですね。
ちょうど会計をしている時に、顔見知りのマウンテンハードウェアの店長がお店に入ってきて、「あ、どーもこんにちわ」と挨拶。
この後、マウンテンにも買い物にいったのですが、「もしかして、ブログやってます?」と聴かれまして。敬礼おじさんの。
いやいや、こんなにもマイナーなブログを発見していただけるとは至極恐縮した次第です。
移住してそろそろ丸2年。地元八ヶ岳がさらに盛り上がってほしいと思う今日このごろです。