【登山靴】KAYLAND アペックス デュアル

キャラバンのC1からシリオの421に履き替えて３年、
夏も冬も421一本で押し通していたため、靴が傷み、
ソールもずいぶんと減ってしまいました。

さすがに冬山で限界を感じたため今年２月、石井スポーツに行った拍子に、
冬山用にアクのフィッツロイを購入しました。

そして今回、このシリオ421の代わりになる３シーズン用の靴を購入すべく、
好日山荘新宿東口店に向かいました。

普段は池袋西口店に行くことが多いのですが、
今回は靴の数が多いという噂を聞いて、新宿東口店に向かったのです。

実は以前、靴を何足が履いてみて、ガルモントのエルモを気に入りました。
硬いソールでありながら非常に軽量で動きやすく、
岩稜歩きなどテクニカルなコースにも向いているなぁと痛感。

ちなみに靴名の後ろについている「ＧＴＸ」は、
ゴアテックスの意味なので、ある程度以上の価格帯の靴は
たいていＧＴＸがついてます。

基本的にこれを購入する前提で、せっかくなので他の靴も履いてみようと、
履き始めたのが運の尽き、もう、どれがいいのか分からなくなってしまい、
困り果てました。

意識が朦朧としてきたそのとき、個人的には聞いたことないブランド
「KAYLAND（ケイランド）」の靴を半ばヤケで履いてみました。

すると、自分の足型にあっているのか、大変しっくりときて、
なおかつエルモで若干不安を感じた足首のホールド性も高く、
もうこれしか無いんじゃないの、と購入を決断。

なんといっても筆者の名前（けい）のランドというブランド名も気に入りました。

ソールはビブラム ムラツ。岩場を想定したハイグリップソールです。
ちなみにエルモも同じソールを採用しています。結構ムラツは多いですね。

そして、家に帰ってきてからじっくりを靴を眺めてみると、
靴名に「GTX」がないことに気づきました。

えっ！ ゴアテックスじゃないの？

慌てて見てみると、

「event」とあります。「イ、イベント？」

調べてみると、ゴアテックスよりも高い透湿性を持つ素材だそうです。

さらに調べてみると、ケイランドの2012年モデル以降は、
ゴアテックスを使用しているとのこと。

えっ！ というこはこれもっと前のモデル？
調べてみると、なんとこれは2011年モデルでした。

モデル落ちした靴を安く購入するのはやぶさかではないですが、
まるで現行モデルみたいな顔して展示されていたのですよ好日山荘さん！

アイヤー！ つかまされちゃったか！

そういえばフィッツロイのときも購入した翌週に石井スポーツに行ったら、
7,000円も値下がりしててビクッ！となった記憶が黄泉がえります。

一応、10％OFFとなっていましたが、
2011年モデルということは製造は2010年（2010の番号が入ってた）。

うーむ、さすがに３年経つと、
履いてなくても経年で劣化する部分もあるんじゃないの好日山荘さん！
と、ちょっぴりメランコリックな気分に浸っています。

でも、自分自身の足で履いて気に入った相棒なので、
多少古かろうが、大切に付き合っていきますよ！