国師ヶ岳・金峰山
2018年10月13日(土)
ルート:大弛峠→▲国師ヶ岳→▲北奥千丈岳→ ●大弛峠(ランデブー)→朝日岳→金峰山(五丈石)⇔ピストン
某社ハイキング部のメンバーを中心に、
10名のパーティで金峰山に登ることになりました。
ただ、すでに某社の現役社員は一人もいないという有様なので、
某社ハイキング部で知り合った面々ということになります。
企画をしたのは晴れ女のM子さん。
M子さんが参加するツアーは間違いなく晴れるので、
計画自体は長期予報の範囲外に立てられましたが、
もはや天気の心配をする必要はありません。
東京組の参加は7名。甲信組からは3名。
東京組は塩山駅から乗り合いタクシーで大弛峠に登ってくるので、
我々、甲信組の3名はひと足先に川上牧丘林道を長野側から大弛峠に入り、
国師ヶ岳と北奥千丈岳に登っておこうという算段です。
この川上牧丘林道の長野側は例年、
11月から冬季閉鎖になるので10月は通行できるのですが、
万が一のこともあるので、川上村のホームページを確認してみました。
えっ!
大弛峠まで通行止めじゃないですか。
そんなご無体な、ということですかさず川上村役場に電話をしました。
すると、台風の影響のため念のため通行止めにしているとのこと。
ただ、ゲートをどかして通れますよと。
村役場のお墨付きをもらったので、
当日、安心して長野のTさんとの待ち合わせ場所、
廻り目平手前の駐車場に向かいます。
すると現地ではすでに通行止めのゲートは取り払われていました。
ホームページはそのままですが、村役場の対応に感謝です。
さて、7時過ぎに大弛峠に到着しましたが、すでに駐車場は満車。
川上村側に少し下った路肩に駐車をします。
それにしても、晴れ女のM子さんが参加するというのに、
どうにも天気が冴えません。オカシイなぁ。
冷やし中華はじめました、はよく見かけますが、
ソフトクリームはじめました、はなかなか珍しいです。
なんて話をしながら、まずは国師ヶ岳を目指しましょう。
登りは、夢の庭園を経由していきましょう。
前回、国師ヶ岳に登ったのは5年以上前。
そのさらに2年くらい前に、ここでお弁当を食べました。
その時はピーカンでしたよ。写真が残っていませんが。
ここは整備が行き届いていて、
登山が初めての人でも気軽に2,500m峰を楽しめるのがいいですね。
なんて話をしていると件の晴れ女M子さんから電話が入りました。
電車に乗り間違えてしまい、乗合バスの発車時刻には間に合わないとのこと。
なるほど!
だから天気が悪かったのですね。
M子さんが間に合わないのであれば、
元ハイキング部部長のE子さんの出番です。
私が間に合わないのでみんなを取りまとめてね、
とのM子さんからのメッセージに、元部長、
私も乗り間違えました!
ということで、東京組は2名脱落決定です(´・ω・`)
前国師岳を通過して、
国師ヶ岳へ向かいます。
しっとりとした森の道も、悪くはないですね。
ということで、5年ぶりの国師ヶ岳にて敬礼っ!
帰りには、北奥千丈岳も踏んで行きましょう。
奥秩父連峰最高峰の、標高2,601mです。
はい、北奥千丈岳で敬礼っ!
それにしても、寒いですね。このあとたまらず上着を着ます。
さてさて大弛峠に戻って、みんなを待ちますよ。
大弛峠に戻ってまいりました。
ソフトクリームのディスプレイが寒さに拍車をかけます。
おお、流石に混んできました。この天候でもこれだけ混むのですね。
そして乗り合いタクシーが次々に到着、大弛峠には人が溢れかえります。
東京組の面々とも、無事ランデブーを果たしました。
さて、2人脱落してしまったものの、気を取り直して参りましょうか。
前には、クラブツーリズムの初心者ツアー27名のパーティが隊列を組んでいます。
なかなか、遅いですね 笑
少し道が広くなったところで、道を譲ってもらいました。
金峰山の山頂到着時に、なんと1時間も差がついていたので、
譲ってもらってよかったです。
少し、陽射しが顔をのぞかせてきたでしょうか。
朝日峠だけに、今後の天候回復を願いましょう。
うーん、惜しいけどダメですね。
縞枯れ現象。自然の不思議を感じます。
朝日岳から金峰山を眺めます。五丈石が見えますね。
そういえば前回登った時にここで、故田部井淳子さんとすれ違いました。
この岩のトンネルの向こうが金峰山の山頂です。
金峰山山頂にて、敬礼っ!
続いて、五丈石にも向かいましょう。
3年前、最若手のY山君が五丈石のてっぺんまで登りました。
ここ、一歩手前までは誰でも登れますが、
ここから先がなかなか難儀するのです。
3年前よりは苦労したものの、見事五丈石のてっぺんに立つY山君。
ヒャッハーっ!
本日のカップ麺は中華三昧の麻婆麺。
寒いときには、花椒や山椒などの辛味が身体を温めてくれるのでありがたい。
のんびり1時間ちょい、休憩しました。
さて、あとは無事、大弛峠まで戻るのみです。
結局、最後まで晴れ間は顔を出しませんでしたが、それはそれ。
次回、M子さんにちゃんと参加してもらいましょう 笑
ひゃっほーい!
おつかれさまでした!
また、みんなで山に登りましょうね(・∀・)
【余談】
それなりの悪路として有名な川上牧丘林道の長野側ですが、
現在、大掛かりな伐採作業が行われています。
これらの作業車が通行するため、
中間地点あたりまでの道が、ずいぶんと走りやすく整備されていました。
こんな感じです。
流石に車高の低い2駆車では後半がキビシイですが、
4駆であれば余裕です。
噂を聴いて躊躇していた方は、ぜひ登ってみてください。