暗沢山(静岡県南伊豆町)
2017年1月3日(月)
ルート:岩科〜指川峠〜大峠〜▲暗沢山〜小峠〜山口〜岩科
伊豆半島に3つある一等三角点を有する山のひとつ、暗沢山。
3つしかないのか、というのが正直な感想ですが、
あとの2つは、百名山でもある天城山(万三郎岳)と、達磨山です。
まぁ特に三角点に想いは無いのですが、
今年はできるだけ、登ったことのない山に登ろうと思っています。
暗沢山は山頂まで車で登ることもできるようですが、
それでは意味がありませんので(笑)歩いて登りますよ。
重要文化財でもある岩科学校から川向こうを少し入ったところに、登山口があります。
長者ケ原までは2,800mとあります。
暗沢山は、長者ケ原の手前の分岐からすぐなので、
距離的に長者ケ原に近いと思います。
しばらく、舗装された林道を進みます。
もう随分と使われていない風情です。
山道に入ります。
人が入っていない感満載です。
ここまで踏まれていない山を歩くのは久しぶりですね。
山神さま。
お供えがされていたので、定期的に人が入っているのかもしれません。
このあたりは、なかなか素敵な雑木林です。
足元も、歩きやすくなっています。
道標がありました。登山口からちょうど1,000mです。
ここまで車で登れそうな道がのびていて、
少し進んだ先には、別荘がありました。
なるほど、ちょいちょい、車が入れるルートがあるのですね。
竹林もあります。竹林って、雰囲気が好きです。
なつかしいファンタオレンジの缶。
二十歳くらいまでは、好きでした、こういう毒々しい味(笑
そういえば、炭酸飲料飲まなくなって、随分と経ちます。
たまには子ども心に立ち戻って、こういうのを飲んでみると、
忘れかけていた何かを思い出すかもしれません。
植林を抜けます。植林はつまらないですね(笑
雑木林はそれぞれが個性的で、それでいて調和していて、
今後の日本のあるべき姿を体現していると思います。
大峠の分岐です。
特に「暗沢山」への案内は無いのですが、長者ケ原ではないほうに進んで、
林道(車道)を登った先が、暗沢山の山頂のようです。
あとで気付いたのですが、獣道にように見えたところを登っていくと、
林道へショートカットすることができました。
こちらが林道です。
ここ、車で登れてしまうので、要するに山頂まで車で登れるんです。
三角点だけ制覇したい人は、車でアクセスすると、早いですね。
そんな一等三角点のある暗沢山山頂にて、敬礼っ!
こちらが伊豆半島に3つしかない貴重な一等三角点。
山頂からの眺めは、なかなか素晴しいですよ。
ただ、振り返るとNTTの中継アンテナがそびえ立っています。
こちらは長者ケ原。
なんとなく、長者っぽい雰囲気が漂います。
下りはもう一本のルートから下りてみたのですが、
こちらも負けじと人が入っていない雰囲気です。
まぁ、長者ケ原や暗沢山へ登るのであれば、
車を活用すれば話が早いわけですから、わざわざ登る人も少ないのかしれません。
里へと下りてきました。
ここから少し里歩きをして、車を駐車した地点に戻りたいと思います。
車、見えましたよ。
おつかれさまでございます!