釈迦ヶ岳(山梨県笛吹市)
2015年11月28日(土)
ルート:すずらん群生地駐車場〜▲府駒山〜▲釈迦ヶ岳 ⇔ ピストン
※上記ルートは別日に登ったときのヤマレコ
すずらん群生地前駐車場。
アラッ、地図が破壊されてしまっています。経年によるものではありません。
何があったのでしょうか。
そんな駐車場に睨みをきかせる猛禽。カラスではありません。
準備をして出発するまで、終始睨みをきかせていました。
落葉樹の葉はすっかりと落ち、山は冬支度です。
葉の落ちた木樹の隙間から、普段は見えない景色が楽しめるのもまた、
この季節の醍醐味ですね。
釈迦ヶ岳の第一展望ポイント。
ここから八ヶ岳が見えるかどうかで、山頂の展望を占います。
今日は、よさそうですよ!
冬は空気が澄んで、透明感のある眺望が楽しめるのも、これもまた醍醐味です。
山頂到着です。
天気がいいと、夫婦地蔵の間から富士山が見えます。
釈迦ヶ岳を象徴する景色です。
お召し物が汚れているのが気になりますね。
山頂で敬礼するのも何度目でしょうか。
このような好天に恵まれるのは(筆者の場合は)4回に1度といったところなので、
嬉しい限りです。
ジャン!
お召し物を交換しましたよ。ちょっとハイカラすぎでしょうか。
でも、喜んでくれているみたいで嬉しいです。
実は数年前、
あまりにも汚れが酷く、身体に纏わりついて朽ちかけていたお召し物が気になり、
かといって勝手に代えるわけにもいかず。
そこで、ダメもとで笛吹市役所に連絡をしたのです。
あまりに忍びないので、お召し物を交換したいのです、と。
すると、わざわざ山頂を管理する檜峰神社に連絡を取ってくださり、
ぜひ交換してください、というお申し出をいただきました。
交換後、写真を撮って送ったところ大変に喜んでいただき、
「今後ともよろしくお願いします」とのご挨拶をいただきました。
この、「今後ともよろしく」というのが俗に言う今後ともよろしく、
の可能性ももちろん高いわけですが、しかしながらそう言われてしまうと、
途中でやめるわけにもいかず、22回目の釈迦ヶ岳というわけです(笑
もちろん、純粋に好きな山であることは言うまでもありません。
次の人が現れるまでは、できるかぎり続ける所存です。
そんな釈迦ヶ岳ですが、1時間(筆者は今日は登山口から山頂まで59分でした)から、
のんびり登っても1時間20分くらいで、大きな富士山を含む全方位の眺望を楽しむことができる、
隠れた名スポットなのですが、今日は隠れてないくらい山頂に人がいました。
表情豊かな雑木林と、岩場もある変化に富んだコースを短い中で楽しめます。
これで水場があれば、パーフェクトですね。
そんな水場の代わりにオススメなのが、蕎麦屋です。
筆者的には釈迦ヶ岳とセットになっている、「手打蕎麦処 右楽」。
11時半開店ですが、13時には蕎麦が無くなってしまい閉店という人気ぶりです。
地元の人にも愛されていながら、わりと観光というか遠方からのお客さんも多い、
山の中に佇む素敵なお蕎麦屋さんです。
今日はカウンターに通されました。
カウンターからの景色もまた、ご馳走です。
発注したのは、最近お気に入りの「花巻」。
たっぷりと海苔があしらわれている、温かいお蕎麦です。
柚子胡椒を溶いていただくとまた、薫りが鼻と喉をくすぐります。
あわせて、蕎麦がきもぜひ、お試しください。
ご馳走さまでした!