二十六夜山(秋山)
2015年5月17日(日)
ルート:アオゲラの森キャンプ場〜▲二十六夜山 ⇔ピストン
二十六夜山は、全国に3つあるようです。
ひとつは静岡県の南伊豆。あとの2つは、山梨県の上野原市と都留市。
山梨の両市は隣接しているので、上野原の二十六夜山を秋山、
都留市の二十六夜山を道志、として区別をしているようです。
あ、今回は秋山のほうに登ります。
このエリアを登るときによく利用していた駐車場はここ、
アオゲラの森キャンプ場の入口にある、元市民プールの前です。
昔は夏になると子どもたちの声が響き、賑わっていたのでしょう。
そんなノスタルジックなプール前に車を駐車、準備をします。
隣接する学校給食センターは、現在も利用されているようです。
そういえば給食のとき、いつもパンをくれる女の子がいました。
彼女はパンが嫌いで、筆者は育ち盛りで腹を空かせていたので、利害関係が一致したのです。
アオゲラの森キャンプ場。
ここで、車に財布とスマホを忘れてきたことに気づきました。
車内のよく目立つ場所に置いてあるので、念のため取りに戻ります。
で、せっかく戻ったので、結局車で
二十六夜山登山口まで登ることにしました。
二十六夜山案内図。
まったく参考にならない、ヤル気を感じさせない案内図です。
別荘地を抜けていきます。
別荘って結局、使わなくなって廃墟化しちゃうケースも、
結構ありますよね。
ところでこの二十六夜山、ずーっと棒のぼりが続きます。
写真では全然その棒感が写っていませんが、
ようするにアキレス腱が伸びっぱなしになるのです。
アキレス腱オブザイヤー受賞は間違いのない山なのです。
東屋に着きました。
日常生活で、ここまでアキレス腱を伸ばすことはないので、
よいストレッチになります。
とにかく、アキレス腱が伸びますよ。
ただ、キツイ感じは全然ないです。そもそも距離が短いですし。
上のほうはまだ、ヤマツツジが咲いていますね。
アキレス腱!
倒木の下をくぐります。
山椒がありましたよ。葉をつまんでみると、とてもいい香り。
赤鞍ヶ岳との分岐点です。
道志村側に抜けられるのですが、抜けちゃうと車に戻れません。
ピストンの弱点ですね。
美しい雑木林。山梨らしい、明るく軽やかな雑木林です。
右側は県有林。
見事に右が植林、左が雑木に分かれています。
山頂手前の分岐。ここから山頂まではすぐですね。
二十六夜山山頂到着!敬礼っ!
さっさと戻ります。
登りで寄りそびれていた、二十六夜塔。
梵字ではなさそうな印が刻まれています。
登ってきた道をくだります。
斜度があっても足場が傾いていなければ、アキレス腱は伸びません。
ようするにここは、登山道自体がすごく斜めなんですね。
東屋到着。夏場は少しは人が入るのでしょうか。
ほぼ丸型の原型を保ったたんぽぽは、久しぶりに見ました。
別荘地を抜けていきます。
登山口到着! おつかれさまでした!