蔵王山(熊野岳・刈田岳)(山形県)
2014年7月13日(日)
ルート:刈田岳山頂レストハウス~▲刈田岳~▲熊野岳~熊野岳避難小屋~刈田岳山頂レストハウス
蔵王といえばスキーで有名ですが、日本百名山の一でもあります。
昨日、月山に登ってきたので、筆者にしては珍しく、百名山が2つも増えました。
まずは刈田岳を目指します。
540円を払って蔵王ハイラインに入り、刈田岳山頂駐車場まで車を進めます。
ちなみに道路は有料ですが、駐車場は無料ですよ。
あいにくの天気。車はまばらです。
刈田岳山頂レストハウスからスタートです。
刈田岳「山頂」レストハウスというだけあって、
すでに山頂といっても過言ではありません。
あそこに見えている建物が、刈田岳山頂の刈田嶺神社です。
参道をすすみます。ほとんどが登山客ではなく、観光客です。
左手を見ると、見事な御釜が口をひろげています。
なんとなくこのあたりの雰囲気、立山は室堂に通ずるものがあります。
こちらが刈田嶺神社。
神社の境内に刈田岳山頂の標識があります。ここまでおよそ5分です。
また、レストハウスまで戻りますよ。
ここから馬の背を通り、熊野岳を目ざします。
今日は荷物を筆者のザックひとつにまとめ、相方は身軽な登山です。
刈田リフト乗り場。ここまでは観光客がいますね。
シトシトと雨が降っています。
あそこに見えるのが避難小屋でしょうか。
分岐点。まずは熊野岳を目指しましょう。
風が強まってきました。傘をさしていると煽られます。
そして雨も強まってきました。
お、あの鳥居は蔵王山神社のものでしょうか。
境内に避難小屋がありました。
みなさん、雨具の調整などをして、雨風をしのいでいます。
蔵王山神社を参拝します。
神社を出てすぐのところに、熊野岳の山頂標識がありました。
飽きずに敬礼っ!
天気がよければ、三宝荒神山、五郎岳あたりまで繰りだそうと思っていましたが、
完全な嵐。おとなしく撤退することにしました。
写真では分かりにくいですが、まさにコマクサの群生地。
これはぜひ、晴れた時に来たかったですね。
稜線は風速20mほどの強風です。撤退の判断は正解でした。
こちらが熊野岳避難小屋。なかなか洒落た作りですね。
積雪対策でしょうか。入口が高い位置に設けられています。
ドアを空けてみると、香ばしい肉料理の薫りが漂っていました。
おそらく、この嵐を避けて、避難小屋で昼食を楽しんでいるのでしょう。
稜線から下りに入ると、風も弱まってきました。
馬の背中盤、雨はまだ降っていますが、風は落ち着いてきました。
水も滴るいいコマクサ。
御鉢も五色岳真ん前から見るこの角度が一番ステキですね。
出発地点のレストハウスが見えてきましたよ。
短時間でしたが、おつかれさまでした!
■参考タイム
【トータル】1時間35分
刈田岳山頂レストハウス →(5分)→ ▲刈田岳 →(50分)→ ▲熊野岳 →(10分)→ 熊野岳避難小屋 →(30分)→ 刈田岳山頂レストハウス