黒富士・枡形山・鬼頬山(山梨県甲府市)
2014年6月29日(日)
ルート:八丁峠登山口~▲枡形山~▲黒富士~▲鬼頬山~八丁峠登山口
地図を眺めて、まだ登っていない山に登ってみるように、最近しています。
そんななか白羽の矢が立ったのは、
日本百名山の深田久弥氏終焉の地としても知られる茅ヶ岳の東側にある、
「黒富士」とその周辺の山でした。

曲岳登山口の駐車場を横目にさらに林道(舗装路)を進むと、
「黒富士登山道入口」の道標が現れます。

登山口に駐車スペースがあります。5~6台は停められますが、
そんなに人気がありそうな雰囲気はありません。

さっそく、登り始めます。なかなか深い森です。

なんというか、畏怖の念を抱かざるを得ないような空気が漂っています。

そう、人をあまり歓迎しないような、そんな森の雰囲気です。
写真はとてもきれいですが、ちょっとこわい感じがしました。

15分ほどで稜線の分岐点、八丁峠に到着です。

まずは枡形山を目指しましょう。
目印のリボンは、かなりこま目につけられています。

分岐点。枡形山10分、黒富士25分とあります。近いですね。

今日は雲が多いので、抜けるような眺望は期待できないかもしれません。

枡形山は山頂付近で、急に登りがきつくなります。

そして枡形山山頂到着! とてもちいさな山頂です。

しかしながら、360度の展望がひらけています。
ご存知日本一の山、富士山。

雲にかくれてしまっていますが南アルプス。

八ヶ岳方面。こうして見ると、意外と雲もオツですね。

影の大きさを見ても分かる通り、山頂は猫の額ほどです。

景色が素敵で名残惜しいですが、枡形山をあとにします。

先ほどの分岐点まで戻ってきました。お次は黒富士を目指します。

森は豊かです。が、ちょっと不思議な感覚です。

カラマツ林。秋は真っ黄色に染まることでしょう。

黒富士も、山頂が近づくと急登になります。

この矢印が見えたら、黒富士の山頂はもうすぐです。

黒富士山頂にて敬礼っ!

「黒富士展望台」とあります。せっかくなので見に行きましょう。

黒富士展望台では、
アカマツ越しの風情ある富士の姿を見ることができますよ。

景色を堪能したので、お次は鬼頬山に向かいます。

ナツツバキの樹皮の内側は、こんなにも鮮やかな色をしているのですね。

鬼頬山への案内が出ました。さらに先には太刀岡山があります。
今日は、鬼頬山まで行ったら戻る予定です。

そういえばこうした里山は、小さな祠があったり石像があったり、
何かしら祀られていることが多いのですが、
今日はそうした類は一切目にしていません。

つやつやのキノコ。実にグロッシーで素敵ですね。

新緑の季節の緑は、エネルギーを感じられるので好きです。

意外と、アップダウンがあるんです。

山頂が近くなると、登りがきつくなりますよ。

鬼頬山山頂到着!
鬼のイラストが微妙にかわいいです。

ちょうどよい時間なので、ここらでランチタイムとまいりましょう!

気温も22度ほど、ちょうど気持ちのよい温度です。
ひと寝入りしたくなる誘惑に駆られます。

のんびりとランチをとり、鬼頬山をあとにしますよ。



左側から下りてきて、折り返すように曲岳方面に向かいます。

先ほど歩いた稜線を戻りますよ。

八丁峠に戻ってきました。ここから観音峠方面に下りていきます。

それにしてもこの、人をあまり歓迎してくれていない雰囲気の原因は、
山が人々に祀られていないからかもしれません。

立派な積乱雲が現れる季節になってきたわけです。

無事登山口到着! おつかれさまでした!

帰りはおかじま食品館に立ち寄って、晩ごはんの食材を仕入れて行きます。
地元のスーパーでの買い物は、山帰りの楽しみのひとつですね!
■参考タイム(※食事と山頂休憩のぞく)
【トータル】2時間50分
八丁峠登山口 →(30分)→ ▲枡形山 →(27分)→ ▲黒富士 →(53分)→ ▲鬼頬山 →(1時間)→ 八丁峠登山口