【登山メモ】阿世潟峠

阿世潟峠（栃木県日光市）
2014年3月9日（日）
ルート：歌ヶ浜駐車場～阿世潟～阿世潟峠（実際には峠の少し先のピーク）⇔ピストン

日光社山に登ろうと思ったのですが、思ったよりも雪深く、
電車の時間もあるので途中の阿世潟峠まで行くことにしました。

歌ヶ浜駐車場。男体山が男らしい！

駐車場から先の道は除雪されていますが、カチカチに凍っています。

雪深いですね。気を抜くとツルッと滑るので怖いです。

左側の道路は、4月下旬頃まで通行止めとあります。
右側のイタリア大使館別荘記念公園への道は除雪されています。

お、イタリア大使館への案内が出ましたね。

ここで分かれ道。
左が記念公園となっています。でも右のほうが湖沿いに歩けるんじゃない？
ということで右のほうに進んでみます。

うーん。行き止まり。急がば廻れとはこのことかと天を仰ぎます。

それにしても道カッチカチ。ザブングル。

そしてイタリア大使館別荘記念公園到着！

湖畔に降りてみました。

イタリア大使館別荘前でスノーシュー装着！

そして湖畔を進みます。ここは正規ルートではないのでトレース無しです。
雪面は固いものの、シュー全体がズムリと沈むコンディション。
時おり足をすくわれるので歩きやすくはありません。

うひょー！ 寒そう！

ここで、正規ルートに合流しました。こちらは踏み跡がありますね。

お、いいところに別荘をお持ちですね。
でも別荘の購入費と維持費考えると、あちこち泊まり歩くほうが楽しいしお得ですね。
別荘買える身分じゃない筆者が言うとひがみっぽいのが悔しいです。

中禅寺湖畔に流れ着いた流氷です。
秋の紅葉の時期の色鮮やかさも素敵ですが、人気の少ない冬の中禅寺湖もいいものです。

うひょー！ ツリガネタケがびっしりです。

雪崩の跡ですね。春は雪が緩むので気をつけないといけません。

ようやく阿世潟が見えてきましたよ。それにしても起伏がない道は長く感じます。
駐車場から２時間近くかかっているので実際に長いです。

阿世潟到着！

もともと社山山頂は時間的に無理だと思っていましたが、
この様子だと阿世潟峠をゴール地点とするのがよさそうです。

ここから先は、先行者一人分の足あとのみとなります。

お、先を行くあの人の足あとですね。お勤めご苦労さまです！

先行するおじさんの後を追います。

なんと気温8.9℃。気温が上がったおかげで、雪がかなり緩んでいます。

お陰でぜんぜんグリップが利きません。ただ、雪が思ったよりも浅く下は笹ヤブ。
何度も蹴りこんで、笹にシューの爪を絡ませながら登ってゆきます。

先行者のおじさんが直登りすぎて滑り落ちてしまうので、
相方は別のルートを開拓しています。

筆者はおじさんに喰らいつきます。しかし、はたから見れば筆者もおじさんです。

途中、斜面で滑落しそうになり、片手でぶら下がっている相方を助けに戻ります。
ちょっとヒヤリな場面でした。

やっほーぃ！ 阿世潟峠到着！
でも後から地図見たら、峠から少し社山方面に向かう途中のピークでした。
阿世潟からここまで、１時間以上かかりましたよ。

左奥が社山。うーん、今日のコンディションだと２時間以上かかりそう。

ですから、阿世潟峠もどきで敬礼っ！

帰りは一直線に下りますよ！
雪山は登りも下りも楽しい！ あ、雪山に限らず山は楽しいですよ！

あっ、もう阿世潟が見えてきました。登りの1/3の時間で下りました。
せっかくなので、湖畔でランチにしましょう。

湖畔ごはん！

湖畔ごはんを済ませたら、中禅寺湖沿いを歩いて戻ります。
そういえば、ここまでが長かったことを思い出しました。

やっぱり男体山ですよね。そういえば女体山って筑波以外にあるんすかね？
ウィキってみたら、全国に５山あるうちの３山は香川県に集中していました。
香川県民はうどんと女体が好きなんですね。

気温が上がったせいか、行きには屋根に積もっていた雪がごっそり落ちていました。

日光白根山も白くていいですね！ そういえば前回山頂まで行けなかったんでした。

イタリア大使館別荘記念公園まで戻ってきましたよ。

ここから先は除雪されているので、スノーシューを外します。

うぉーい、身軽身軽。足元も朝より溶けています。

ゲートを超えれば駐車場はすぐですよ。

歌ヶ浜駐車場に戻ってきました！ おつかれさまでした！

■参考タイム（※食事休憩のぞく）
【登り】2時間56分
歌ヶ浜駐車場 →（1時間53分）→ 阿世潟 →（1時間3分）→ 阿世潟峠
【下り】2時間1分
阿世潟峠 →（21分）→ 阿世潟 →（1時間40分）→ 歌ヶ浜駐車場
【トータル】4時間57分