白谷丸(白谷ノ丸)(山梨県 大菩薩連嶺 1920m)
2013年9月1日(日)
ルート:湯ノ沢峠~▲白谷丸 ⇔ピストン
「空腹は最高の調味料である」という言葉がありますが、
「自然は最高の調味料である」というのが、
現代における正しい格言ではないかと、個人的には思います。
そんなこんなで前日、毛無山~節刀ヶ岳を歩いた翌日の今日、
東京に戻る前にちょっとひと歩きしよう、というよりも、
自然を調味料にお弁当でも食べよう。
そんな不純な動機から、久々に湯ノ沢峠を訪れてみました。
あれっ?
花の季節や紅葉の季節は駐車スペースの確保が難しいほどにぎわっていたのに、
先客は2台のみ。やはり記録的な暑さの続く日に出張る輩は少数派なんですね。
さて、さっそくまいりましょう。もちろん、のっけから暑いです。
段差の大きな階段を登ります。懐かしい階段です。
分岐点。大菩薩方面へ向かいます。
南北を貫く尾根道の中間地点で、北上すると大菩薩嶺です。
そして南下すると滝子山です。
このあたりの笹ヤブは背が高いです。まるで大きなノッポです。
笹の向こうに、白い砂地が見えました。美しい景色です。
ただ、暑いのが玉に瑕です。
砂地に出ると、隠れる場所がありません。逃げも隠れもできないのです。
草原の中をすすみます。今日は空が夏のようです。というか夏です今日。
あ、暦の上では秋です。
もうすぐ白谷丸です。
草原に続く道が見える景色というのはワクワクしますね。
あちらの指を差している方角には白い砂地の一帯があります。
あれです。あの白い砂地が、みなさまにお弁当スポットとして活用されています。
今日は空がいいですねぇ。暑さとトレードオフの空景色かもしれません。
白谷丸到着です! 標識には白谷ノ丸とありますね。
カエデが紅葉を始めています。青空に映えて美しいですね。
先へ進むと黒岳です。
樹林帯に入り展望も無くなるので、今日はここで折り返します。
目指すはルートから横道にそれた、白い砂浜のお弁当スポットです。
つきました!
砂地に岩がゴロゴロしていて、デザインされた庭園のようです。
雲が晴れていると、目の前富士山ドーンという景色が広がる場所です。
ここで、お弁当をいただきます。ミルクティーもいただきます。
まるで至福の時間(とき)が流れているようです。
どうやら、イヌワシさんもご飯の時間のようです。
さて、心もお腹もふくれたので、湯ノ沢峠に戻ります。
おつかれさまでした!
■あんまり意味のない参考タイム(食事休憩込み)
【トータル】2時間8分
湯ノ沢峠 →(48分)→ 白谷丸 →(5分)→ 白い砂地(ランチ45分) →(30分)→湯ノ沢峠