御荷鉾山(群馬県 神流町・藤岡市 1286m)
2013年6月22日(土)
ルート:西御荷鉾山南登山口~▲西御荷鉾山~投げ石峠~東御荷鉾山(の途中)~投げ石峠~西御荷鉾山南登山口
普段、日帰り登山の場合は早朝、たとえば4時とか5時に家を出ます。
もちろん、午前中の早い時間に現地に到着し、登り始めます。
しかし今回はよんどころない事情から、午後から登山開始と相成りました。
予定では13時半出発の3時間のコース。
それが、今回の西御荷鉾山~東御荷鉾山のコースです。
しかし、日ごろの行いの悪い人間が多く高速道路にのっていたのか、
事故で関越自動車道が本庄児玉で通行止め!
その本庄児玉で降りる予定だったのでまだよかったものの、
流出渋滞に巻き込まれて予定より70分オーバーで現地到着です。
西御荷鉾山南登山口駐車場。約50台ほど駐車可能な大駐車場です。
そこに停まっていたのはゼロ台!
筆者が好んで行く山では、よくあるケースです。
駐車場の前には、不動明王像と鉾のモニュメントがあります。
産品の三波石で作られた見事なベンチもあります。
ただ、よく考えたらもうこんな時間です。
普通なら下山して「ぉ疲れっした!」でもおかしくない時間です。
なので、さすがにぐぅたらしている時間はありません。
西御荷鉾山までは30分とあります。まずは西御荷鉾山を目指しましょう。
登り始めはこんな感じの道です。
道標はすごく小まめにあります。
たとえ渋谷駅で迷うことがあっても、御荷鉾山で迷う心配はないでしょう。
しばし、植林の道が続きます。
その後、木の階段が続きます。
ただ、それぞれそれほど長いわけではありませんよ。
振り返ると見えるのは奥武蔵の山々。たぶんほとんど登ってます。
山頂近くなると、雑木が増えてきます。うれしいですね。
道しるべは懇切丁寧。安心の英語表記まであります。
そんなこんなしているうちに西御荷鉾山山頂です!
30分弱という気軽な時間で登ることができます。
そしてこちらは西御荷鉾山山頂に鎮座する不動明王像。
いい御顔をされています。
思わず、不動明王の真言を唱えてしまいました。
西御荷鉾山山頂から南側の展望です。
ちょうど真ん中に写っているのは…
削られた山肌が痛々しくも雄雄しい奥武蔵の主峰「武甲山」の雄姿です。
北側にも展望が開けています。
不動明王の結界のお陰でしょうか。
山頂はとても気持ちのよい空気に包まれています。
山頂には他にも数体の不動明王像が安置されていました。
山頂を満喫した後は、東御荷鉾山へ向かいます。
一旦、西御荷鉾山から投げ石峠に下ります。
下り始めはすぐに植林地帯へ入ります。
そろそろキノコの美味しい季節になってきますね。
整備された木階段を下りてきました。
車道が見えてきました。一旦、車道に出ると投げ石峠のはずです。
投げ石峠到着! それにしても物騒な名前の峠ですね。
標高は1015mあります。
ということで、次は東御荷鉾山を目指します。
このあたりから空模様が怪しくなってきました。
熊出没注意です。確かに、熊が出てもおかしくない雰囲気です。
西御荷鉾山にくらべると、東はそれほど踏まれていない雰囲気です。
ところどころ雑木があるものの、基本は植林が多いです。
ようやく、2/3ほど進みました。
と思ったら雨がハラハラと降ってきました。
もう16時も過ぎてるし、この時点で雨が降ってきたら迷わず引き返します。
東御荷鉾山さん、また今度!
再び投げ石峠。ここから西御荷鉾山はもちろん登らず、
車道を使ってスタート地点へ戻ります。
戻ってきました! ぉ疲れっした!
■参考にするほどでもない参考タイム
【登り】1時間31分
西御荷鉾山登山口 →(28分)→ 西御荷鉾山山頂 →(30分)→ 投げ石峠 →(33分)→ 東御荷鉾山の途中まで
【下り】46分
東御荷鉾山の途中 →(28分)→ 投げ石峠 →(18分)→ 西御荷鉾山登山口