八ヶ岳南麓在住。里山好きのおじさんのブログでありんす。

【登山メモ】二子山

二子山(埼玉県小鹿野町 1165.6m)
2013年6月23日(日)
ルート:民宿登人登山口~股峠~▲西岳山頂~魚尾道峠もどき~股峠~民宿登人登山口

以前から登ってみたいと思っていた埼玉県の二子山。

同じ埼玉県は奥武蔵エリアの二子山は10回くらい登ったのに、
こちらの二子山はまだ未踏。

ということで、登ってみることにしました。
ちなみにこの二子山はクライミングでも有名ですが、
筆者にはその気も身体能力もないので、普通に登山です。

ちなみに奥武蔵の二子山はクレヨンしんちゃんのお尻みたいな山容で、
地元の小中学生には「ケツ山」と呼ばれています。

登山口の少し上、民宿登人の手前に駐車スペースがあります。
図々しい人は登山口の目の前に駐車することもあるようです。

二子山登山口。公共の交通機関を使う場合、バスで坂本までやってきて、
坂本から約20分ほどでこの登山口に到達します。

登り始めは埼玉っぽい雰囲気の植林です。
地方ごとに、植林の雰囲気が違うのが面白いですね。

沢を渡ります。とてもきれいな水。おいしそう。
帰りに汲んで帰ってコーヒー煎れたらやわらかくて美味しかったです。

きれいな雑木林が現れてきましたよ。うふ。

そうはいっても植林のエリアも少なくありません。

雨降って地ドロドロ。とにかく足元が滑るので慎重に進みます。

そうこうしているうちに、股峠到着!
ここから西岳を目指します。

まだ生きていて山に登りたいので、
上級者コースではなく一般コースを進みます。

ただあとで調べたら、いわゆるクライミングではなくて
岩登りのコースなので、登れないこともなさそうな雰囲気でした。

おおきな岩が現れました。いいですね、おおきな岩。

岩場に緑が映えますね。岩と緑は相性がいいです。

鎖場もありますよ。

やほー!稜線に出ましたよ。いい景色だねぇ(中島誠之助先生風に)

今日は雲がいいですね。ゴツゴツした岩肌に通ずるものがあります。

目指すはあそこに見える西岳山頂です。

ジャン!二子山西岳山頂です!
狭い山頂にお客さんがボツボツいたので、サクッと先へ進みます。

ワクワクするような岩場の稜線です。
昨年足しげく通った西上州の山々に通ずるものがあります。
まぁ地理的にもすぐ近くですが。

岩石には詳しくないのでなんともいえませんが、
こんな感じの所々溶けたような特徴的な岩場が続きます。

西上州は岩が脆くて、ハラリと表面が崩れ落ちるかもしれない、
という緊張感がありますが、二子山のこの岩はしっかりとしている上、
この侵食された部分が足場になるので、登りやすいですね。

あ、トンボが見切れてますね。そういえばトンボがたくさんいました。

山頂が削られ白い内容物が露呈している叶山です。
内容物の正体はもちろん石灰石ですね。

鎖場、足掛けも完備されています。
岩が侵食されて天然の足場が多数あるので進みやすいです。

岩場を過ぎると、分岐がありました。魚尾道峠ですかね?
ただ、道標がないのはおかしいです。
ただ、リボンがあるのもおかしいですね。

方角的にはあっているようなので、東へ進むことにしました。

ガンガンにリボンついています。どう見ても正道でしょう。

あれ?ちょっと踏まれ方が少ない気もしてきました。

お、右からの正しい道と合流しましたよ!
結果的に少しショートカットできたようです。

おー、ここを上がると噂のローソク岩ですね!
今回はスルーします。

やや! おおきな岩が見えてきましたよ。

この岩壁の雰囲気、どこかで感じたことがあります。荒船山だったかしら。

登りのときに通った分岐に戻ってきました。

当初は東岳に行こうかとも思っていましたが、
西岳で充分に満喫できたので今日は下山することにしました。

沢沿いの植林道を下っていきます。
昨日の雨で増水しているのか、わりと水量がありますね。

おいしそうな水だったので、汲んでいくことにしましたよ。

ザザザザザザザ

お疲れさまでした!

■参考タイム
【登り】1時間41分
民宿登人登山口 →(53分)→ 股峠 →(48分)→ 西岳山頂
【下り】1時間55分
西岳山頂 →(52分)→ 魚尾道峠もどき →(17分)→ 股峠 →(46分)→ 民宿登人登山口
【トータル】3時間36分