小泉山
2024年5月6日(月祝)
ルート:小泉山粟沢口~▲小泉山 ⇔ ほぼピストン
小泉山。「こずみやま」と読みます。
茅野のツルヤでの買い物とか、茅野に諸用がある時に、いつも前を通っていました。
ただ、町中の小さな里山という感じで触手が動かなかったのですが、
今年は初登の山を増やすという心がけがありますし、
諸用前にサクッと登るにはちょうどいいでしょうと、やってまいりましたよ。
今日は一番メジャーっぽい「粟沢口」から登ります。
ヤマレコのマップでは登山口は2箇所ですが、
現地の案内図を見ると、駐車場のある登山口だけで7箇所も。
どんだけ間口が広いのですか。
先行者の車は4台ありました。地元に愛される山なのですね。
ともあれ、さっそくまいりましょうか。
歩き始めはコンクリの舗装路です。
標高が低いせいか、一昨日登った守屋山とくらべて、新緑が濃いですね。
新緑と暑さはバーターというのが里山あるあるなんですが、
今日は気温14度と、それほど暑くなく登れるのはありがたいお話です。
さっそく二合目に到着。観音様との案内標があります。
それにしても新緑がもっともおいしいタイミングでした。
本気(マジ)で緑がきれいですって。
街から近く、暑くなく、手軽に新緑が楽しめるなんて、最高です。
こちらは、どなた様であらせられましょうか。
道標に「南無妙法蓮華経」とあるとは、はじめての体験です。
赤松の群生地のある雑木林。なんとも味わいがあります。
それにしてもけっこう急ですね。「◯合目」の標識も出てきません。
「権現神社」「秋葉神社」の道標が。せっかくなので行ってみましょうか。
左から、権現神社、権現岩、秋葉神社です。
五合目。富士浅間神社参道、ではない登りの道を進みます。
どうやら、富士浅間神社方面がメインの道だったようなので、
下りはこちらのルートを選択しましょう。
こちらは金剛界大日碑。こうした碑や祠が盛り沢山。
古くから信仰の山だったのでしょうね。
ウリハダカエデ。文字通り、瓜の肌感がありますね。
こと細かに植物の名前が出ているので、学びながら登るのもよいかと思います。
富士浅間神社に到着。アレ?どこに祠があるのかしら。
穴の底に祠が祀られていました。珍しいですね。
群馬県は富岡に鎮座する、一之宮貫前神社を思い出しました。
もうすぐ、山頂の香りがしてきましたよ。
小泉山(こずみやま)山頂に到着しました。八ヶ岳がよく見えます。
小泉山山頂にて、敬礼っ!
山頂の全容はこんな感じです。地元の小学校の遠足などで賑わいそう。
この先に「粘土山」という山があるようですが、地図がないのと、
諸用もあるので、今日はここで折り返します。
ハイキング気分で登れる小さな里山、地元にあると嬉しいですよね。
登りでは通らなかったルートを使います。
九合目からすべての標があったので、こちらがメインロードだったようです。
美しい緑の中をすすみます。
陽光に煌めく緑も美しいですが、薄曇りに映える緑もまた美しいですね。
五合目。ここで登りに使ったルートと合流しました。
陽が出てきて、気温も上がり始めています。まだ涼しい、いいタイミングで登りました。
駐車場到着。おつかれさまでした!
いやそれにしても、町中の小さな里山で大した山じゃない(失礼)と思いきや、
とてもいい山でしたよホント。
また、茅野の諸用前に、別の登山口からサクッと登りたいですね。
厳冬期でも気軽に登れそうですし。
それではまた!(๑•̀ㅂ•́)و✧