八ヶ岳南麓在住。里山好きのおじさんのブログでありんす。

【登り納め】高登谷山

最近お氣にいりの高登谷山。以前は「陰」の氣を纏う山でしたが、ある時から一転「陽」の山になりました。

高登谷山
2022年12月31日(土)
ルート:高登谷山登山口→天狗岩→▲南峰→▲高登谷山山頂→高登谷山登山口

高登谷山
(C)ヤマプラ by 山と高原地図

地元でも登る人の少ない高登谷山(たかとやさん)。マイナーな山は好きです。

高登谷山

を、めずらしく先客の登山客の車が。と思ったら、

高登谷山

ソリ遊びに来ていたご家族でした。

どうでもいい情報ですが、田中さんだそうです。

野外音楽堂の客席部分が、ソリにはちょうどいい緩斜面になっていて、

あるいは、ショートスキーなんかも楽しめそうです。

まだ積雪は少ないですが、もうひとふりすればよい遊び場になるでしょう。

高登谷山

高登谷山はくるりと周遊できるルートになっています。

今日は南峰を先に登る、反時計回りコース。

というのも、積雪が多くなると、南峰と本峰をつなぐルートが不明瞭になり、

通行できない可能性があるのです。

つまり、ピストンになる可能性があり、そうなった場合に、

面白いルートを往復できたほうがいいじゃないですか。

南峰側のルートのほうが本峰側より変化に富んでいるので、

もし、冬季に登るのであれば、反時計回りをおすすめします。

ちなみに、本峰よりも南峰のほうが標高が高いです。

高登谷山

ところどころ雪があるものの、少ないですね。

この分ですと、本峰まで行けそうです。

高登谷山

今シーズンの八ヶ岳周辺の地域は、雪が少ないです。いまのところですが。

例年は凍結している車道がドライ路面であることが多く、

車の運転で怖い思いをする場面が少ないので、ありがたいです。

高登谷山

ちょっとした岩場もあって、変化を楽しめるいいルートです。

高登谷山

天狗岩に到着。今日はバッチリ富士山も見えていますよ。

高登谷山

南斜面ということもあって、雪がほとんどない場面が多く見られます。

高登谷山

無事、南峰に到着しました。今日は冬らしい全方位の眺望が楽しめます。

高登谷山

本峰への道ですが、多少の雪が残るものの、進むには問題なさそうです。

高登谷山

ということで、本峰へ参りましょう。

消えかかっているものの、先行者のトレースが残っているのが心強いです。

高登谷山

さらに雪深くなると、ルートを見失う上に、

道が狭いので雪庇を踏み外してしまう危険もあるので、通行不可となります。

高登谷山

無事、本峰に到着しました。左手に見えるのは八ヶ岳連峰です。

今日は南アルプス、富士山を始め前方すべての山々を見渡すことができます。

高登谷山

高登谷山山頂にて、敬礼っ!

高登谷山

今年2度目にして、最後のカップ麺です。

気圧・気温ともに低い山の山頂では湯温が低くなるため、

カップ麺を作る条件としてはあまりよくありません。

前回、どん兵衛のそばを食べたのですが、麺が戻りきらず、

ゴワゴワの食感だったので、うーん、もうカップ麺はいいかなと。

しかしながら、ベテランの登山者が持ち寄るカップ麺が、

日清のカップヌードル・シリーズだったことをふと思い出したのです。

もしかすると、カップヌードルは低温調理でもイケるのでは。

そんな推察から、今回カップヌードル・シリーズをチョイス。

結果的には正解で、どん兵衛よりはるかに食べられる代物でした。

これなら、アリですね。

高登谷山

長居をすると身体が冷えてしまうので、ランチをすませたら早目に下ります。

高登谷山

北斜面には雪が残り、南斜面は雪が溶けています。

高登谷山

眼下の畑を覆う雪もまばらで、今年の雪の少なさを物語っています。

高登谷山

別荘地内にある登山口まで戻ってきました。

ここから別荘地内をしばし歩いて駐車場まで戻ります。

高登谷山

駐車場に到着。ソリ遊びに来ていた田中さん一家の車はもうありませんでした。

高登谷山

駐車場のすぐ裏に沢があるので、靴などのギアの泥を落とせるものいいですね。

このあと温泉に行って、今年の垢を落としてきたいと思います。

みなさまも、ぜひよいお年をお迎えください♪ ( ꈍᴗꈍ)