鉄砲木の頭
2020年10月31日(土)
ルート:パノラマ台→▲鉄砲木ノ頭→▲三国山→▲楢木山→▲大洞山→▲畑尾山→▲立山→籠坂峠
実は信州のヤマ友Tさんと、キャンプに行く予定を立ていたのですが、
狙っていたキャンプ場がいっぱいでして。
じゃぁ日帰りで山でも登りましょうか、という話に。
Tさんより「鉄砲木ノ頭」登ってみたいんですがいかがでしょうかと。
たぶん、我々も10年くらい前に登ったっきりですし、
富士山周辺の山にはしばし登っていないので、これ幸いと。
しかも車が2台ありますから、せっかくですから1台を終点に置いて、
縦走する手もありですよね。
ということで、待ち合わせ場所の山中湖村公園墓地に向かいます。
私どもは山梨県民ではありますが、長野県との県境に近いところ在住なので、
小さな県内ではあるものの、待ち合わせ場所までは2時間かかります。
今日は秋晴れ。
富士山は毎日見えるものの、近距離で見る富士は久々ということで、
テンションが高まります。
待ち合わせ場所から1台に乗り合わせ、
スタート地点のパノラマ台に。
こちらがパノラマ台登山口。
背の高いススキに覆われています。
透けるような青空のもと、白くキラキラ輝くススキが実に美しいですね。
そして、振り返ると、
ドーーーン!
ススキと山中湖と富士山 ♪
お、もう山頂が見えてきましたよ。
およそ20分で山頂です。ハイキングにももってこいですね。
せっかくなので3人で集合写真。
敬礼っ!
地元の人でしたら、ここにお弁当食べにくるのもいいですね。
こんな景色ですから、何食ってもうまいでしょう。
さてお次は、三国山に向かいます。
富士山周辺の山は、富士の氣を受けて独特の地場を形勢してます。
普段は地元八ヶ岳周辺の山に登ることが多いので、
八ヶ岳とは違った、この氣を感じながら歩くのが楽しいです。
ナナカマドの実が、まるで花が咲いているよう。
三国峠で、いったん道路を横切りますよ。
この脇に大きな駐車場が完備されていました。
山と高原地図には掲載されていませんでしたが、
ここを起点にする手もありますね。
三国山に入ると、ガラリと氣が変わります。
道路を境に気の流れが変わるというのは、よくありますね。
鉄砲木ノ頭の賑やかな氣とちがい、とても静かです。
三国山山頂が見えました。
紅葉の全盛期は、さぞかし鮮やかに美しかったでしょう。
山頂は、山梨、静岡、神奈川の県境にあるため、三国山ですね。
山梨(甲州)、埼玉(武州)、長野(信州)の県境にある百名山、
その名も「甲武信岳」がありますが、
差し詰めここは「甲豆相山」といったところでしょうか。
さてさて、ここからはなだらかな道を縦走します。
まずは楢木山を抜けて、大洞山を目指します。
ほとんどアップダウンの無い、なだらかな道です。
ハイキング気分ですね。
お、気づいたら大洞山に到着しました。
別名、角取山というみたいです。
さらに縦走していきます。
富士を仰ぎ見ながら縦走できる贅沢なコースです。
途中の開けた場所で、駿河湾が見えました。
楽しい楽しい、ハイキング ♪
このまま籠坂峠に下ってしまうのはもったいないので、
立山に向かいましょう。
落葉がすすんでいて、森はすっかり冬支度。
帰りはここから、籠坂峠に下ります。
というより、ここが立山山頂だったのですが、
気づいたのは戻ってきてからでした。
せっかくなので、立山展望台に向かいましょう。
こちらが立山展望台。
確かに富士を眺めるには絶好の場所ですね。
カップルが食事の準備をしていました。
戻ってきて、あ、ここが立山山頂だった、と気づいた図。
いやぁ、楽しかった。
まだ終わってないけど。
標高を下げると、まだ紅葉が残っていました。
名残惜しいですが、落ち葉を踏みしめながら、
最後の紅葉を楽しみます。
車を駐車した、山中湖村公園墓地に到着。
それにしてもこの墓地、絶好のロケーションですね。
この後、Tさんは直帰するとのこと。
我々2人は山中湖温泉紅富士の湯に立ち寄りました。
このあたりだと、
東京からアクセスするのと同じくらいの距離感なので、
山梨に移住してからはあまり足が向きませんでしたが、
たまには足を運ぼうかと思いましたよ。
おつかれさまでした ♪